2021年12月03日

【勝手句帳】r095(21’1130)静岡新聞掲載分から

↓(16)向宜詠吟.2021/12/03


|踏み入ればはしゃぎ駆け出す秋の声 食材拾い無我夢中


> 「色気より食い気」‥秋の山や森は、春よりも斯様な気配に満ちており
> 冬備えとした本能にも駆られて、食材となる何かを目にしては、いてもたってもいられない
> という事なのだろうなあ

 (だがそれも食材の見分けが付いてこそだったりする)

 (景色の鑑賞しかできない脳では、キリギリスのままって事で、秋の半分も楽しめていない‥)
 (その程度の表現しかできねえのに芸術とか‥永遠の半人前‥みたいな)
 (いやぁ申し訳ないっすね、てへ♪)

1

令和3'11'30
富士宮市・俳句
|牛売りし暗き牛小舎秋日差

※牛小舎(うしごや)


|牛売りし暗き牛小舎秋日差す 忘るるぐらい一杯ならば


> 牛を売りに出した後の牛小舎には、ぽっかりと空いた日差しが差している
> そこは明るいようでも、抜け落ちた影でいつも一杯だ
> 暮らしの仕組みだから慣れるべきだが、こればかりはどうにもわびしい限りだなあ

> これがずっと忙しくて、小舎に溢れんばかりに並んでいたら、逐一思い悩む暇も無いだろう
> それが望み描いた経営だったとはしても、一頭送り出す度にこのザマだ
> 整然と並んで予定通りに出荷されるばかりだったら
> それはそれで、こちらがどうにかなってしまうに違いない

 (そもそもが、デスクワーク勤めが苦手でこういう仕事してる身だからな)
 (そんな画に描いた餅のような出荷暮らしなんか、却ってこっちが泣きたくなるばかりだろうな‥)

> 秋の日ざしを浴びているその暗がりは、「忘れないでね」と言わんばかりだよ

 (海外の大規模経営なんて、ほんと謎だよなあ)

2

令和3'11'30
静岡市清水区・俳句
椅子の向き変へてひとりの秋夕焼


|椅子の向き変へてわたしに秋の影 伸びれど消ゆる回るがゆえに


> 椅子の向きが変わるように努力して漸くに秋の日が差す
> だがそれも、私なる存在が影として伸びだした頃にはお払い箱だ‥

> 会社の方針にしろ、社会の空気にしろ、時代の風などが変わるせいだと思っていたが
> 実はそうじゃない、地球が回っているからだ

 ‥椅子の向きが変わるように努力しているのは私ばかりでは無い
 運命が公平で在るというのなら、売上ばかりで優秀さを選んではいないのだろう
 (そうで無なかったら、私たちはどうして頑張ろうって気持ちを保持できるだろうか?)

(だが不思議なことに、ワルが椅子に就いた途端に次に回らなくなる‥意味があるのか?‥)

3

令和3'11'30
静岡市駿河区・俳句
|ひつこみのつかぬことある月氷る

※月氷る(つきこおる)‥冴えきった大気の中で鏡のように澄んだ月のようす。


|月氷る息を忘るる大ピンチ 不敵な笑みがこちらを嗤う


> まずい、こちらの切り札がまったく効いていない
> 敵は不敵な笑みを浮かべたまま、こちらの形勢をうかがっている
> まるで、こちらが恐怖するまでを楽しんでいるかのようだ

 (そうに思うと何だか癪に思えてきて、逃げ出しそびれてるって感じ、まじヤバイ)

4

令和3'11'30
藤枝市・俳句
|秋探し旅の仕方の忘れけり

※コロナ禍なのでまぁなんとなくもありますが
商いの基本は旅なのだから、忘れたなんて炎上っすから
(日々の感謝を忘れたような着目は、ズボラすぎて宜しくありません)


|秋深しそろそろ旅と国発てば 新株登場 冬の告げ


> ‥オミクロン株登場
> やばい、即行帰国しないと帰れなくなっちゃうやん
> 今度は三回打たないと旅行できないとか‥帰国しなければほぼ強制くさ‥(医療権益まじパネー)
> 海外で打ってもしもの時は、遺体はどうなるんだ?

 (無縁仏でポイされるって流れだろうか?)
 (建前上、祖国に帰されても、国内に入ってからポイされるのだろうか?)
 (犠牲者への扱いからして胡散臭いんだから、同じなんだろうなあ‥別の意味でヤベー‥)

5

令和3'11'30
静岡市葵区・俳句
土光るぬた場の蛭の首振れり


|土光るぬた場の猪の秋うらら 腹一杯やごろんと手入れ


※ ぬた場の猪(ぬたばのぬし)
※ ぬた場とは、野性動物がどろ浴びをして寄生虫を駆除したりする用途で活用する場所
 主に猪が掘ることで開発され、掘り返されることで存続する
 猪こそが、ぬた場の主となっている
 (ぬた場を掘れば井戸が湧きそうなんだが、そういう知見は聞かねぇなあ)


> 腹一杯そうな猪の親子がぬた場でごろんとなっている
> 秋さながらに陽光も適度に当たっており、秋うらら三昧で羨ましい


 ‥だからだろう誰かが考えた(ぬた場に罠を仕掛けよう)
 (ならば発展系だ、畑の周囲あちこちにぬた場を用意して、罠を仕込んでおこう)
 (面倒くさいから、畑もそれ用のダミーだな)
 (送り狼で、ぬた場に浸かろうなら思うつぼだ)

 (だがしかし、それだと何が掛かるか分からない)
 (だがしかし、今やなんだろうとほとんど害獣だ、それが老いたる農家の実情だ)

 (まずは、音反応か重量反応あたりで罠を作動させてだな‥)
 (あとはどんな罠を仕掛けるべきかだな‥ああ、面倒くせえ‥スタンダードは未だ無し)

 ‥一番のハイテクは、あの四つ足ロボを出撃させて銃撃するってのが、わかりやすいが
 日本で銃は使えないので、猪が好むんで体当たりしてくるサイズにして油断を誘って刺す
 刺すって言っても刃物である必要は無い、突き出してりゃ勝手に刺さる程度で十分だろう
 学習しようと闘争本能を焚きつけちまえば同じで、何が起きたか分からない程度の相打ち感が狙い
 (赤い布を垂らせば牛が突進してくるような何かが猪にも有るかも知れないz)

6

令和3'11'30
牧之原市・短歌
|取っても取ってもあとから草が追ってくる夏の合戦吾の負け戦

※‥にしても草抜きネタ多すぎ、思考がそこで止まってる証拠だな(まさに草)


|草抜けどゾンビ相手の負け戦 江戸の稲作謎に思いつ


> ‥現代の農家と江戸の百姓の違いとは?
> それは、自分ところの食い扶持重視に謀できた点に尽きるでせう
> 草を抜くにも自分ところの食い扶持になるところだけ抜いときゃ十分だった
> 年貢で出す方は、手を抜いて、その分の手間を籠を編んだり草履を編んだりして銭を稼ぐのだ

 ‥そういう風にうまくいったかどうかは知らねぇけど、手を抜こうと思ったらそんな感じだろう
 (誰が全部の田んぼに手を加えられるってんだよ)
 (そもそもの年貢なんか、古米ざれなんだからな‥)
 (害虫駆除とも成れば、一家総出の騒ぎだったんだしよ‥いざって時に疲れ切っててどうする‥)

 (現代の農家は品質を均一にしないと駄目だからやらざるを得ないしんどさを抱え込んでいる)
 (田植えと稲刈りは自動でも、草抜きばかりはそうになっていないという不思議だ)


 ‥草抜きが自動化できたら、世界中の隠れ農家志望が旗揚げするかも知れないな
 (一番の早道が、ヒト型ロボットで超軽量タイプってな感じ‥)
 (まずは、人が手の数を増やせる背負型を作って、作業をAI学習させてそれのフィードバック)


> 農家が自ら提案しないのがそもそもの問題点
>(お互いに、継いで貰えないとした負い目もあるのだろうけれど)

 ‥農協がそれのパイプたらないのなら、無能という事だよな
 高齢化問題スルーなら、それこそ穀潰し機関って事だよな
 (農家がその手のツッコミをすべきだが、なぜかやらないんだから、穀潰し世代って事だよな)
 (中央だって、のほほんとしたままなら、国潰し世代って事だよな)
 (立場や権限を有していて、見ざる言わざる聞かざるってんなら、そういうツッコミだよな)
 (中央から声が掛かると‥ホイホイ動く、それがこの国の特色なんだからさ‥)


 ‥カネで声を掛けるんじゃなくて、苦情や困窮からの改善ネタで声を掛けるべきである
 課題を丸投げするだけだと、おバカに見えても、改善ネタありきだと格好は付く
 (掛け声に、現場を知らねぇアホらしさを感じても、三度も来られればその気にもなるわけで‥)
 (役人てぇのが‥それだけの肩書きなんだって、ほぼ誰しもに自覚があるようでいて無いのだ)

 ‥国家の事務処理だけしてるのが公務員とか思い込んでいやがるのは、穀潰しと変わらない
 その点での課題が、「縦割り」っていう制度だが、それにしたって段取り次第だろう
 そして予算確保だ

 ‥江戸期までは、主君に進言してOKが取れると、予算の細かきまでを考えずとも良かった
 だから江戸時代の優秀は、そのままに優秀を発揮できてきた
 (だが、法案から作成しないと駄目なのが民主化だから、その手の優秀はもみ消されている)
 (誰もがごく平凡なテンポでしか進められない状況だから、素早さの比較などされようもない)
 (ポチとして機能するかどうかでしか価値が無いとした構造の推奨になっている)


> 農家もこのような中身をしらんと民主化を担いでいる
> 同様に、国民も同じく知らんばかりだろう

 ‥勘定の責任こそを主君がやって来た、それを今や民主化と呼んでいる(不可解だろうがッ)
 ところが国家は、民主国家と名乗っているわりには、すべての勘定に詳しくない議員も居る
 (上には上に責任者が居るからと、それで良いと思っている‥党閥制である事で根深くある)

 ‥本物の国主たる器なら、それこそ、すべての勘定を知り尽くさんとばかりに勤勉だ
 (だから、帳簿理解に疎いような責任者などクズの扱いだ)
 (そして、嘘の報告を絶対に許さないプライドを有する‥てめえの恥に繋がりかねんからな‥)


 ‥だがしかし、そもそものこの世界での大元が、嘘ハッタリの元凶だ
 自ら矛盾を持ち込んでいては、機能不全が生ずるのは当たり前なことだ
 それすらも策のように見せかけることはあっても、稚拙な落ち度は目に余る
 (落ち度をどうにかやっつけることができると、下っ端には策の流れの内にしか見えてこない)
 (だが所詮、それらを優秀とは呼べても天才では無い)
 (インテリを自称しようとも、斯様なストレスを抱えていたりする‥それが現代社会だ)


> 予算で縛れば、予算は創造されない(椅子取り競争への出来レースだ)
> そのままにあろうとしている発想は、すべてにおいて穀潰し上等であり、屑である
>(予算を公平に造り出そうとしない民主化など、紛い物であり、クソッタレのままだ)

 ‥誰だろうとゴミまみれの中で暮らしたいとは思っちゃいないのだ
 ‥誰だろうと安定した予算が供給されるなら、夢中になって生活図面を描くだろう
 ‥だがしかし、予算が右肩上がりで上昇するともなると、そちらに意識が飛んで本業を失する
 (だから、儲かることを是としだすと、全体での暮らしは、いずれ沈んでしまう)
(供給される予算が公平なら、其を奪い合うことの愚かさに気がつかないなら不合格という事だ)


> 儲かった中身の配分が無ければ動機に欠くか?
> 始めから安定的に予算供給されればモチベーションに繋がるか?

 前者は儲からないからとゴミの山を造り出し、後者は安定的にクリーンにされるだろう
 なぜなら、それが公平に供給された事への折り返しだからだ(謝意とも言う)

 供給されただけの配分を消費するだけでは、面白くない空気は蔓延するだろう(比較心理)
 だがまずは、綺麗であるものを穢して平然としていられるようでは、整然とまで辿り着くまい
 (残念ながら、それが世界の今の風潮だ、バイアスと言っても良い)

> インドの修行僧を見てみい、ガンジス川の変貌にすら無頓着だ(あれらはどうみても亡者だ)
> 経済活動をしていても亡者を膿みだす、それが公害だ(プラスチックのゴミを何だというのかッ)
> 亡者になってまで頑張ることを‥努力とも修行とも呼ばない、ただのゾンビ化だよ

 (生真面目な草抜きはどっちだろうな)

7

令和3'11'30
三島市・短歌
一株で一年分の唐辛子たわわに実り凛と輝く

> ‥へぇ、そうなんだ
> だがしかし、一家庭分の一年分が採れても、キムチを漬けるわけでもねぇし悩ましい
> だがしかし、機会があったらやってみたいかも‥ぐらいにはそそられたz

8

令和3'11'30
三島市・炎環三島富士句会
粧ふ立枯れ病の樹々抱き

※山粧う(やまよそおう)‥秋。秋山の様子。赤や黄色に紅葉で色づく様子。


粧う立枯れ病の旗々抱き トップに揚がる大本営


> 山には、立ち枯れた病の木々が沢山あっても秋は秋
> 私たちの暮らし向きもそれと同じで
> 国内に立ち枯れ病の旗々が沢山あっても、上向き景気は上向き報道だもんなあ

 (まぁどうにも、立ち枯れ病たる一番のヤリ玉に揚がるのが、大本営なんだけどねェ)

 ‥財務省が枯れそう枯れそうって吠えるのは、それでも俺等が回してるんだという自演自慢くさ
 ‥本当なら「枯れませんから」と改善しちゃうのが本物だ

> でも、やってる感の常習だからなあ
> 財務省官僚って、本当に善意の実力ってあるの?
> (悪徳ポチのスペシャルだってのは、よく聞くよ)

9

令和3'11'30
三島市・炎環三島富士句会
|駅前の空き地のむぐら月清し

※むぐら‥○○ムグラなどを含めたつる性の雑草の総称。


|しばらくは土管とむぐら月清し 家出の男児しみじみと問う


※昭和の国土開発期には、置き場(空き地)に大きな土管が置かれていた(参照:ウルトラマン#15)
 昭和アニメには稀に、それの空き地に家出少年がやってきて、夜露を凌ぐのに寝転がる
 絵空事のネタでは無く、実際にやらかしていたらしい

 まぁ「月夜が綺麗だなあ」と思えるぐらいだったら帰宅しただろう

 ‥昭和の国土開発期辺りには、まだまだ立ち入り禁止云々の看板設置は徹底されていなかった
 なぜなら、そこまで国内産業が意識化して回っていなかったからと考えて良い
 そんな対応が商売になるなんて誰も考えてなかったので、交通戦争なんて時代を経たとも言える
 (今やクレーム対応は、商売のネタというより出世のチャンス漂う常識だ)

10

令和3'11'30
三島市・炎環三島富士句会
凍蝶のごとく娼婦や歌舞伎町

※はいはいはい、言葉遣いには注意しませう(為政者の発信なら即炎上)


|アーケード‥遊園地‥と凍蝶に 次や風俗、コロナにもがれ


> 仲見世アーケード街が、シャッター街になり
> 全国の遊園地が次次と姿を消し
> とうとう、風俗界隈にチェックメイトがコロナ禍で起きている

 ‥現役AV女優を高級風俗店にスカウトするご時世だからな、減益してるって事だろう
 というか、対象にしている財布が二極化しているのに

 未だに界隈店舗スタイル保持ってのが不思議でしょうがねぇ(縄張り&プライド)

 今の時代に看板保てるのは、女子そのもの単位であって、店では無い
 (界隈店のメリットは安全担保なのだから、稼げなかったら無いも同然だ)
 (ベーシックインカムが始まると、真っ先に消えるかも知れない産業だろう)

> ベーシックインカムで景気回復なら‥野郎共が再びやって来るとした見方もあるわけだが
> それはそれで、女子の側でどう構えるかは別の話(BIの金額次第で右にも左にも転ぶだろう)

11

令和3'11'30
焼津市・豊田句会
|枝張りて水面に燃える紅葉かな

※なにやら逆さ紅葉を詠んでいるらしい

‥だがそれにしても、「どこの水面」だというのだろうか?
詠みのスケール的に「池」ぐらいに思われる
川の流れともなれば、クッキリとするわけが無い(相当に澄んでないと無理)

‥だがしかし、着目としては珍しく思うのはなぜだろう?
考えてみるに「ちはやぶる‥龍田川‥」の和歌のせいらしい
それと比べてしまえば、たかが池に映っただけの「逆さ紅葉」に魅力なんかねぇ
せめて、湖全体での逆さ紅葉か、川の流れにガチに乗った楓群なのだろう

‥だがしかし、「紅葉筏」に「楓筏」としたツッコミはされていない
多分それは、桜の花びらほどにまとまっていないからだろう
(時期的に雨と重なるし、その点では、花びらより沈みやすそうだ)


|楓来るからくれなゐに溢れむと川上からの秋の言付け


> 来た来た今年も群れなす楓が流れてきたぞ
> という事はドングリ拾いの時節到来だ

 ※どんなドングリが対象で、何処の土地が対象かなど知らん(どっかの地場感覚ぽさ)
 (拾えるところでは拾いに出る合図かも知れないが、熊も出やすくなるタイミングだろう)

 (昔の水量なら有り得たかも知れないが、現代はどうかなど知る由もなし)
 (ダム建設やらボルトリングやらが、川の水量を変えてしまっている)
 (小川たる流れなんかてんでん無いしな)

12

令和3'11'30
島田市・さんしょ口語自由句会
|テキパキと動けないみかん色づく


|負いづけば蜜柑も黄色く皮厚く 届かぬ収穫見切るのみ


※負いづけば‥追いと老いを掛けた、老いて時間に追われてしまう仕事の切迫感

> ああ、もう歳だで‥体がしんどって無理っ‥
> 手が回らなかった蜜柑が、もうどんどん黄色くなってっちゃうよ
> あれじゃ、皮も厚くて食べにくいから値段も落ちるし、あきらめるか‥

 (やだなぁまったく‥味は良いのに、老いの肌と同じになっちまっちゃ、歳は取りたくないなあ)

13

令和3'11'30
藤枝市・藤枝川柳番茶会
風吹けば基礎研究も生き返る

※下五「生き返る」‥そこは「吹き返す」かなと思います
上五の「吹けば」と被るから嫌ったのかも知れないが、川柳だったら伝わりやすい方を取るべし
それでも納得できないなら、ニュアンスを変えるべし


|風吹けば基礎研究にのし付けど 国産ワクチン頃に終焉


※熨斗(のし)

> コロナ禍という風が吹いて、国産ワクチン開発に予算が付いたものの
> どうにも流れからすると、開発完了に至った頃に終焉になりそうだなあ
> まるで一昔前の、日本人が大量買いした後の海外市場の暴落模様くさいなあ

14

令和3'11'30
藤枝市・藤枝川柳番茶会
|見せてくれ民を引っぱるその欲望


|見せてくれ家を引っぱるその欲望 やはりやらかす重税苦
|見せてくれ民を引っぱるその欲望 手本の的や後北条


> どうにも国民の中には、権威の放つ欲望に首ったけ組が居るようだ
> だが所詮、それへの期待の多くはお家の牽引役としての空気に流れるのが世の常で
> とどのつまりが、国全体の重税苦オチを望んでいることになる

 (それのおこぼれを頂戴しようとか‥まったく以てしょうもない景気期待だよ)

> その点で言えば、民を引っ張る欲望として思いつくのは、北条早雲だろう
> だまし討ちの策略で、城を乗っ取り、ちゃっかりと民衆を取り込んで台頭している
> しかもその国政の伝説として、一族の伝統として、税が軽かったと今に伝わる
> まさにお手本としたい存在なわけだが、そんな存在は希有で、期待するだけ高望みらしい

 (ぶっちゃけた見方をすると、土肥の金山あたりが相当だったに違いない)
 (それでも、それを自分の国造りの種として有効利用しようとした志に夢があったのだろう)

15

令和3'11'30
三島市・炎環三島富士句会
|まだ二人いつかひとりの冬灯

※ 本来なら11に並ぶのだが、載せるかどうか迷ったが
 釈の絡みとして有った方が良いかなあと思い直した‥


|なにゆえに競争推しき人権や八分に劣る国家の愚劣


> 昔の庶民だって、どんなに呆れた相手に対しても村八分だった
> 寺社にしても、領地が認められていたから面倒を見る余裕があった
> ところが今やそうではない、村八分どころに無い劣化を見せている

> 経済競争を推しておきながら、負けて朽ちる者に対する仕打ちは相当だ
> 挙げ句に、このままに貧困が酷くなっていけば
> 誰も葬式の面倒を見ない時代に突入するのだろう
> 大量ぼっち時代だというのに、そういうことへの対応を用意している気配はまるで無さげだ
> これでは村九分の世界観では無いか!

 (まったく以て、何が科学だ、有能だ‥だよ、暴利たる無能を突っ走ってる様だよなあ)

> 「葬式局」でも用意してやらんと、遺体遺棄(事故物件)だらけになりかねないかも知れないぞ
> 戸籍管理と都合付けて、セットにすべきに思うのだが‥(手続きの仕方が謎だらけだよ)

 (義務教育で習った覚えもねえし、葬式をいつまでも信教の自由に振ってんじゃねぇぞ)

16



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 19:47 | Comment(0) | 名句にポン/2021中途から不定期分 | 更新情報をチェックする
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