2022年01月14日

【テレビ設定】好逸シネマ(黒みと艶の発掘)

↓2)記稿.2022/01/14

> 以前にやらかしたシネマモードの設定はダメダメでした‥ずびばぜん‥(TдT)
> 恥ずかしすぎるので、すでに取り下げてポイしました(あしからず)


 ‥今回の好逸シネマは
 好逸ダイナミックの色合いをそのままに、シネマモードに移すことに成功しました
 ダイナミックモードの特徴でも有ると同時に、課題点だった白く飛んでしまう趣を
 黒みを保った趣に置き換えます


 ‥それがどのような映像になるのかを、より身近な例を挙げるなら相撲観戦です
 相撲観戦でのライトアップの中心は、言わずともながら力士です(土俵の上に光源があるから)
 その力士のコントラストは、体格上、肩周辺が一番に明るくなり(土俵の横アングル時)
 当然として、観客席は暗くなって見えにくい映像に仕上がります(行司もやや印象が薄くなる)

 (つまり、420とした明度の強調モードというわけですね)

 ‥ところが、これを放送(報道)でやるには、周囲の状況が不鮮明ということで好まれません
 なので、一般には、暗い部分をわざわざ明るくして見やすい形で提供します
 というかそういう画面モードで視ているのが日常なのです


> 明度強調に意味はあるのか?‥それはソース映像の品質次第と申し上げておきましょう
> 潜在能力を解放しようと、中身がクズならゴミ扱いになるのと同じです



◇◆テレビ項目設定◆◇
映像メニュー:シネマ(限定)

※ すべて±30からの差分になります
±の幅が違うテレビモニターの場合は、比率を割り出して試してみましょう

バックライト:  7(  6)
ピクチャー : 28( 24)
黒レベル  :−28(−24)
色の濃さ  : 14( 12)
色合い   :  0
シャープネス:  0

液晶AI  :オフ
色温度   :中
ビビッド  :オン
超解度   :―
NR    :オフ
HDオプティマイザー:オフ
明るさオート:オン
テクニカル :切



1-2)1

> では、うんちくを述べておきましょう


 ‥まずピクチャーです
 シネマモードでは、とにかく明暗を正確にしないと動きが違ってきてしまいます
 例えばフェードです、画面設定での値が違うと動きのタイミングが違ってしまうのです

 (そんなことが起こっていては、どんなにエンコードをしても表現は不十分に見えるでしょう)

 ‥但しこのバランスには、固定値がありました
 発見に至ったのは、タツノコプロ作品「鴉 -KARAS-」の冒頭です
 冒頭で、スタッフ名がフェードで登場し、フェードで消えます
 このタイミングが実に不思議で分かりやすかったので
 固定値としてまず(24)を得られたのが、もっけの幸いでした


 ‥次に、黒レベルと色の濃さ比率です
 シネマモードでは、黒レベルのマイナス絶対値が色の濃さのプラス絶対値より小さくなると
 色が潰れてしまう場面内容が続出します

 なので、色の濃さのプラス絶対値より黒レベルのマイナス絶対値を大きくする必要があります
 これの発見に至った一番にわかりやすいのは、獣の奏者エリンのEDの太陽図でした
 (太陽図の模様の中だけ潰れてしまうと云うのは、わかりやすい)


 ‥さらに、色の濃さだけを強くしても
 淡い色彩が潰れてしまったり、一番に強く出るべき色が、周りと潰れてのっぺらとしたりします
 これは、この素晴らしい世界に祝福を!2のOPが分かりやすかったです
 そんなこんなで段々と、色の濃さの比率分だけバックライトを高くすべき要素に気が付きました


> シネマモードは、マゼンダに片寄るので、色合いゼロ値固定でした


 ‥これが兎にも角にも目くらましでした(通常の色合わせ感覚とは別物です)
 秒速5センチメートルOPの桜の色合いが、妙実に動かさざるべしと指摘していました
 (好逸ダイナミックの調子で黄色に寄せてると、桜に見えない色使いだった‥オッタマゲ)
 (でもねぇ脳内はそんなにすんなりとは納得せんのですよ)



1-2)2

 ‥ちなみに
 6の倍数値では、好逸ダイナミックと同じレベルに成るだけで物足りません
 当然、好逸シネマとしての持ち味を得ないと無駄です

 そこで、デジタル作品の作り込みに合うように7の倍数値です(値幅が±30までしかねぇし)
 これで濃い色付け仕様に変更できました


> で、すべて万事安泰かと云うとそうでもありません


 ‥BT.601→BT.709の際に、潰れてしまう色があるのと同じく同様の現象が起きます
 (DVDスレイヤーズNEXTのOPにて、タイトル上部でリングのクロスする動きの消失が痛い)
 (始めから無かったことにしてしまえば良いというのだろうか?‥有り得ない‥)
 (エンコードを頑張れば、ダイナミックモードでなんとか及第点をだせるにはだせるのですが)
 (それにしたって、昼間になると視認不能に陥るという微妙さです‥BDでのそこが気になる‥)


 ‥というところで、濃いめの色になるだけで
 色幅の拡張に繋がらず、単に暗い感じに陥るだけのソースも見られます
 ‥昭和の実写なんか、ほとんどそれの口なんですな
 BD北の国からして、グデグデ画質だってのが丸わかりで残念でしょう
 (どうにも6の倍数値で整っちまうところを見ると、DVDのアプコンくせぇっす)
 その点、ガンダムシリーズHDリマスターの作り込みは素晴らしすぎ(拍手デース)
 (やはりというか予算の差なんだろうなあ)


 ‥ちなみに、「鴉 -KARAS-」を好逸シネマで視聴すると唸るっす(別物と化します)
 何をどうアレンジしていくと、あんな風に造り込めるのだろうか?(謎)


> というところで、好逸ダイナミックでの視聴の方が適正の場合も残ります
> まぁそれはそれで、好逸シネマでも見返さなければ‥なんて手間いらずで好いのかも‥


 ‥ちなみに、7の倍数で色が出ない低画質の場合には、6の倍数で試してみるとした手もあります
 (でもそれって、好逸ダイナミックで視ればいいんじゃね?)
 (というところで気がついちゃいました、好逸ダイナミックも倍数比上げればええやん)

 ‥よくよく見ると、好逸シネマは、好逸スタンダードと型が同じです
 (なら、好逸スタンダードも又同じく、倍数比上げられる余地があるん♪)


> 早速に試してみるに(それぞれでの色合い値は動かさない)


 ‥結論として、倍数比を上げた方が色幅が広がり、大画面向きだったくさっ
 ‥結論として、倍数比を上げた方が色幅が広がり、大画面向きだったくさっ(24型ほしぃすわ)
 ‥色味が出きっていなかった場面らきしがチラホラと(ンゴ!!!)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:35 | Comment(0) | テレビ設定 | 更新情報をチェックする
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