2022年01月24日

【エンコード日記】4kのHDR技術は、インターレースの代替と考えられるという事で‥

記稿.2022/01/24

> インターレース映像の特色は、より多くの高周波を残すことだ


 ‥ゆえに、1080i映像をインターレース解除して
 プログレッシブ化の際に、GOPを少しばかり伸ばしても
 それほどに色の高輝度発色とした面での劣化を感じないが

 1080pに対しても同じようにやらかすと、途端に色の発色の劣化を感じる

 ‥単純に、HEVCの場合
 GOPを伸ばして圧縮を稼いでるところがあるので
 HDRとした技術対応が求められた‥という事に思われる


> ‥これを逆算して語ると
> 4k≒24フレームをFHDにダウンコンバートする場合には
> インターレースにしてしまった方が、発色とした面では有利という事だろう


 なので、bフレーム(4)、ref(8)、GOP(12)とした形も
 Bob処理した≒60フレームには有効だが

 ‥其を真似て
 bフレーム(3)、ref(6)、GOP(9)とした構成で
 ≒24フレームソースを再エンコードしても
 bフレーム(3)、ref(4)、GOP(5)とした型ハメより、発色の劣化を見るのがオチだった


> と言うところで、上の二つを比べると


 ‥bフレーム(3)、ref(4)、GOP(5)にしても
 すべてのpフレームが、Iフレームを参照しやすいようにしてあるという点には有利でも
 bフレームへの橋渡しとした面では、多少なりとも調整の余地があったように思えた

 ‥で、アイデアとしてぶち込んだ
 576p→qcomp(0.32)
 720p→qcomp(0.4)とした内容が、その際に役不足になる事が分かった

 そこで導き出した計算が
 qcomp値を、1080解像度から444拡大した比率から
 直に、1080→576比,1080→720比で割ってしまう案である

 0.6×1.6÷1.875=0.512
 0.6×1.333‥÷1.5=0.5333333


> まず、プログレッシブソースを、3072×1728→1024×576で試してみたところ
> ちなみに、{CRF:qpmin}は、容量的に{6:9}である


 ‥それの静止画を取り出して拡大すると
 長方形のマクロブロックパターンが、ぱっと見で見られなくなり
 変わって、正方形としたマクロブロックパターンだらけが目に付くようになった
 (この変化には驚きだ)
 ‥それは、まるでBDのプログレッシブ映像を止めて、シークバー移動した際に生じる
 正方形とした格子乱れのアレのような有り様になっていた
 (まさに求めていた格子の有り様じゃなイカ)

 ‥して、どうにもこのような正方形だらけの格子の形状を得るようになって
 ようやくに、完全なるシネマ対応になるらしい(なんだか別物に見えるんスよね)

 (そういう事なのかよ、おいッ)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:11 | Comment(0) | AVC-Q | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。