2022年04月11日

【ネタ文学】並行異世界「青春リターン」‥という新ジャンル提案

↓1)記稿.2022/04/11

> 異世界モノを創作する上での悩ましさに挙がるのが名付けである
> 次に、ぼっちパターン&ゲーマーパターン&ニートパターンと来たもんだ
> いやいやいや、そういうのは自分たちの首を絞めているようなものだから
> (ついでに付け足すなら、料理云々の似て非なる事情という奴が涙ぐましくて‥)


 ‥もっと広い層に受け入れて貰うには、そう、「青春リターン」込みが必要だ

 青春をもう一度やり直したい
 ブラックな会社に入ってしまったばかりに
 自然消滅してしまった彼・彼女との関係をやり直したい‥とかなんとか

 そして、青春リターンとしては
 向こうも同じ転移者なのでは?とした流れと
 並行世界の同じだけど別の人かもしれないとした流れと
 自分がちょっと先の未来から舞い戻ってきたとした内容を受け入れて貰えるか否かという流れが

 交錯した‥ちょっと見たことのない展開でのラブコメを描くことが可能になる
 (どちらともに、積極的にカマを掛けないと確信を得られないのだ)

 さらに、どちらともに同じ転移者として描くとしても、舞い戻ってきた年代が同じとは限らない
 ならば、そこにそれだけの差があって
 ようやくにしてお互いのすれ違いを解消できたのだ‥とかなんとかという流れでの演出も可になる


 (さらに、この場合のやり直したい青春絡みのお約束とした下ネタありあり空気は)
 (そのまんま二次創作要素としても見逃せないのである)


 ‥だが、異世界とした要素も当然外せない
 なぜなら、異なる様相を加えないと
 時代の復習型とした優位点の洗いざらい妄想に陥るだけで、ちっともつまらなくなりそう‥

 (誰だって公務員でお金を貯めて、ライブドアで儲けて、勝ち馬に乗ろうとしか考えない)
 (ホリエモンは、そういう意味でも歴史のキーワードたる存在観ありありだ‥おったまげ)
 (そういう偏りばかりでは、面白くないのだ)


> そうだ、だからこそ、異世界をフェードさせる意味で再利用すべきは
> 1999年七の月、空からアンゴルモアの大王が降ってくる‥というあれになろう


 土地バブルが弾けて、勝ち組負け組がきっちりしだした端境期
 携帯端末にしても、2Gから3Gに切り替わったとか何とかで‥
 生活感の差としても、ギリで、携帯電話の無かった時代との差を考慮せずに済むみたいな‥
 (さすがにまだ高校生には普及していない時期だろうから、その差はでると思うけど)



1-1)1

> では問題だ‥アンゴルモアの大王として、何が降りてくるとスリリングたるだろうか?


 ‥考えまくって得たのは
 上空からゆっくりとダンジョンのコアとなる得体の知れないビルディングほどの大きな物体が
 地表や海面に次次に降り立って、根付き、さらに大きくなって
 雨後の竹の子の程では無いけれど、ゆっくりと、地下茎を伸ばしたり、胞子を飛ばしたり
 を想定したうんちくで、拡散してしまうと言う設定で

 とにもかくにも、やっつけないと現代文明を保持できないとかなんとか
 というところに落ち着くかと思う


 例を挙げるなら、海ほたるの先あたりに着水し
 海水を吸い上げつつ次第に大きくなっていく案はどうだろうか

 万有引力通りに、急速落下してくると、折角根付き始めた携帯文化が、早々に頓挫しかねない
 これをやってしまうと、ネット文化への移行が消失するどころか
 テレビ放送すら破壊されることになる(それは表現上とても困ることになる)
 なので、ゆっくりと降下してくる案になる


 ‥海ほたるの手前に降りるともなれば、問答無用で、木更津基地を拠点とした調査が開始される
 この事案は何も日本だけになく、世界各国で巻き起こる惨事とした設定だ

 当然、機銃を手にダンジョンに入るわけだが、手榴弾と迫撃弾の出る幕はほとんど無い
 階層ボスの部屋ともなると尚更だ
 (火炎放射器にしたって、密室での使用は有り得ない、酸欠しちまったら終わりである)

 殉死者の数が増えるほどに装備の変化は著しくなるわけだが
 その辺は、外野の話としてニュースの話題程度でスルーしてしまっても構わない


> 戦場での活躍を描くか、日常のエンジョイを描くかの二択を選べると言う事である


 そんなこんなで、ダンジョンの制圧が難しいことに
 ダンジョン利権を目論んでいた側も慌てふためきだし
 各地の議会でも軍からの報告が降りてこないことに由る突き上げが頻繁となり
 そうこうしているうちに、世界中の軍隊が壊滅状態に追い込まれたとか何とか
 という方向は、物語の狙いやらニュアンス次第で多少変わるだろうにせよ

 冒険者組織に属する者なら出入り可能とした世界規模でのギルド制度の立ち上げに相成りました
 という方向は、同じになるはずだ‥


> それの起死回生として、突然にやってくるのが「魔法使い現る!」とした見出しだろう


 魔法が発動するようになった理由を挙げるなら、ダンジョンモンスターの肉を食った‥
 あたりになるが、どのあたりからそれが発生するべきかというのがポイントにもなる

 普通に考えても、魔法使いの登場に至らないのでは
 こぞってダンジョンを目指す動機としてはそそらない


 だがしかし


 民間に門戸を開く前だったとしたら
 それはそれで、兵士の中から魔法使いが登場したことになる
 でもそれはそれで、糧食代わりにダンジョン内で調理する流れなのだから課題が多く
 むしろ、生食した話にもなってきて、どこか怪しい

 どちらかというと、自分たちの家畜文化に近しい姿の魔物を確保して持ち帰り
 試した結果というのが妥当だろう‥

 だが、それはそのままに、人間以外が食しても魔力に目覚めるオチでもあるのだから
 捕まえた獲物が逃げ出せば、ダンジョンの外にも魔物が現れる事態にも陥る
 という怪しさを秘めている

 そんな事態ともなれば、世界中の街は、ロックダウン空気に満ち
 瞬く間の内に、城壁文化に巻き戻るに違いない

 (現代社会における高層ビルに回していたコンクリが、そっくりそのまま城壁業に回るのだ)


> 他の案としては、魔石の利用を早々に発見した天才現る!とかなんとかだろう


 こちらの案の課題になるのが、魔石を利用した兵器の登場によるバランスだ
 魔物を倒すことで魔石を拾い集めて、それを即拾して速射という流れは、どこか腑に落ちない

 なので、上位の魔物に対しては、下位の魔物が落とした魔石を込めて使用するにせよ
 ある程度の量を込めないと効かないとした理屈が求められる
 つまり上位の階層の魔物を倒すには下位の階層の魔物何匹分とした条件となり
 それはそのままに、レベル上げとした概念をスルーせしめる代替だ

 だが、そのような設定になると、戦略的に現場から買い集めることで
 より強力な魔法銃を造り出すことに繋がるのだから利権要素としては、きな臭さが増す

 造り出して、外からダンジョンごと吹き飛ばす何て作戦の発動ともなると
 そっくりそのまま「ダンジョンのボス現る!」なんて展開も出てきそうだ
 (それに抗えるヒーロー像が欠かせなくなる‥)


> だが一方で、世界中のダンジョンを全滅せしめると同時に魔力文化が衰退するオチなのだから
> 利権側の願望として、それはどうなのか?という問いにもなってくる
> まぁ斯様な兵器の登場をやらかすよりは、より強力な魔法使いの登場による魔王禍突入だろう


 魔石の研究が進むというのなら、魔法の研究が進まないという理由もないわけである
 さらに、空から降ってくる追加が無いというオチも有り得ない
 その辺の展開の差は、お好みで(ネタ文学ですから)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:38 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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