2022年06月06日

【ツッコミ隊】騎士爵と侍大将の差から診る西洋と日本の政治感覚の違い

記稿.2022/06/06

> 有史に見る西洋の騎士爵とは、名ばかり爵位褒美(王以外からも授与可)
> 有史に見る侍大将とは、その都度の戦の際の小部隊ごとの責任者


 ‥ラノベでは、勘違い‥もとい異世界らしく
 騎士爵にも土地が拝領されてあったりするわけだが(底辺貴族ネタ)
 感覚的には、未開拓地を自由にして良いと許された村長さん立場と言える

 その様に解釈するぐらいが適当で
 有史の騎士爵は、今で言う感謝状代わりの褒美扱いだったくさっ

 まぁ、そこはともかく
 村長さん立場として騎士爵が戦場に出向くとなると(異世界感覚)
 上司にあたる上の貴族からの指示だろうと
 自分ところの村民兵を貸し借りするような部隊編成をされても困るという話になる

 (なので、挟撃しろと言われたら、そんな騎士爵の村部隊単位という話になる)
 (裏を返せば、挟撃させるにあたっての指揮単位が重要になってくる)
 (味方の練度と士気を知り尽くしていないと、単に万歳突撃パターンになる)
 (なので‥通常は使い捨てありきで、失敗を押し付けられるのも流れ)
 (騎士爵になれたという経緯自体が、それの覆しでの武功としか言いようが無い)


 ‥その点、侍大将は
 寝返った武将を自分の手駒としても使用するという事でもあったのだから
 俸禄で召し抱えるという方向が、土地を与えている家臣との差として演出された
 (つまり、実力があれば、現場にて部隊長に即採用制度)
 (家臣としても、忠義を見せて貰いましょうとの高みの見物&勝てりゃ良し)


> これの二つの違いは、チェスと将棋の駒の扱いの差に妙実だ


 ‥つまり、西洋で生まれた議会制でも同じことが起きている
 派閥を移動する自由は認められているにせよ

 結局の所、支持を得られなければ長く付き合って貰えない
 お互いがウィンウィンの関係を築くにしても、立場重視の関係に変わりなく
 うまい汁を吸えるかどうかも序列次第とした垣根はそのまんま

 (結果、それの影響下にあるグローバル環境も同じ流れに成った)

 だから、日本でも、派閥内はお友達だけど、それ以外は敵と見なされる

 (そういうチェス文化方向に変貌を遂げたのが自民党‥排他的世界基準)


> だが庶民はどこか違う(それは将棋文化の継承ゆえだろう)
> 人臣を広く求めて採用すべきだと思い込んでいる


 ‥派閥競争にそんなの関係ねぇのに、糞真面目にもそう思い込んでいる
 ‥法律にだってそんな将棋の駒みたいに扱うべしなんて書いてないのに
 ‥人臣を広く求めて政をするべきだと思い込んでいる
 ‥その割には、政治のことなんか解らないから丸投げのくせに、そんな感じ

 ところが、其をやりこなせるものと思われるような野党が存在しない

 「民主党」を略称記したい連中にしたって、当確数序列みたいな空気に満ちている
 (どこに民主主義としての理想があるねん、年功序列くささは封建色やん)


> だから、小沢一郎の提唱する西洋のような二大政党制の定着など100%ねぇ
> なので、彼のそれは、頭から用無しの願望だったくさっ


 ‥翻せば、自民党に期待されているのは将棋回帰ということらしいz
 「民主党」を略称記したい連中が、排他的世界基準の後追いを目指しても誰も付いてこない
 (二大政党くさくやろうとするだけ無駄ッ)
 (まぁ所謂、それが小沢一郎たる運気を戻せない敗着だったっぽ‥残念‥)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:20 | Comment(0) | 日記/2022 | 更新情報をチェックする
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