2022年06月20日

【エンコード日記】流れついでにわさb抜きを試したら爆Qるンしちゃった件

↓4)記稿.2022/06/20

> 惑星直列などと勢い余って宣ってしまったのだが
> 480i→全部盛り(Bob)→720pは、別(完成形)として
> 1080→720pについては、改善すべき余地を見つけたので、わさb抜きを試してみた


 ‥そしたら、アニメなのに実写のようにIフレームが容赦なく注入されるのに驚いた
 ‥だが、色々と調べていくと、やはりというか癖ありありだった

 まず、refとGOPの関係だが
 これは{4:8:12}を踏襲するのが一番に安定していると判明した
 つまり{8:12}

 ‥で、ここからさらに、わさb抜きをしようとすると、どうしたって
 bフレームの効果がどのくらいだったのかを想定しないと
 ビットレートの過不足の判断を誤ることになる



1-4)1

> まず、{4:8:12}という構成上でのbフレームの貢献度は
> どうにも、1.125〜1.2倍比の辺りで、余程に見積もっても1.25倍比を越えないと候


 ‥ぶっちゃけ、bフレーム(4)でしかないので
 ≒24フレームレートでGOP(12)なら、IPフレームが必ず合わせて8枚注入される構成だ

 するとbフレームの秒間最大は、16枚で
 動きが激しいとpフレームに置き換えられるにしても、その最大を6枚とすれば
 bフレームの動き幅を10〜16枚程度に予想できる

 bフレームはpフレームに対して1.3倍の逆数比(0.769230769230‥)を基準に可変するので
 まぁ単純に固定で推定しても‥2.3076923077〜3.69230769232枚分の間を変動するぐらいだ
 なので、bピラミッドの効用を考えても、最大でpフレーム4枚分ぐらいに候

 (それ以上を想定しても、Iフレーム化によるさらなる増量分を相殺できかねるかと‥)


 つまり、28÷24=1.1666‥
 つまり、1.125〜1.2程度の比率

 そこでまず、1.125倍のビットレート(20250)で試してみたのだが
 どうにも色斑ができるので没



1-4)2

 ‥次に、1.2倍のビットレート(21600)を試したのだが
 どうにも、25分そのまんま4GBギリギリだと判明した
 これだと‥悪くないにしても‥5.1ch音声の時に、盛り込めない


> さらに、キュルキュルの度合いがそれぞれで違っていて
> 割り当て容量が十分にあると、Iフレームを基準にきっちり添えて長々やからそうとするらしく
> 逆にキュルキュルが減ったりする
> それが反って、キーフレームが不適当だったりする事で、見た目のアンバランスを誘発し
> 諸々の色斑とした不満を誘発させる(GOPの変更なんて無理、有り得ない)


 ‥なのでどうにも、不足気味のギリギリを狙うというか
 何らかの段階みたいな端境があるらしい‥(21600)はとくにそれくさい‥

 そんなこんなで、それなりに(21600)の方がマシなので、それを1.125で割って
 ビットレート(19200)にすると、安定的に候‥(調査続行中)

 (ビットレートを減らした方が、動きでのバランスが良いという謎)
 (bフレーム有りと較べると、どうにも‥4×4符合用途増での毛が生えた増分だ)
 (bピラミッドを持ち出した決意みたいなあれは何だったのだろうか?)


> いやぁつまりこれは、先読み延長による「限界突破」効果の方が絶大だったという事に成るのだろう
> ありがとうございます‥m(_ _)m



1-4)3

> だがしかし、イレギュラーは発生するもので


 ‥キーフレームは倍増されて確かに整ってあるのに
 ‥キーフレームは倍増されて確かに整ってあるのに

 いざテレビUSB指ししてみると、参照枚数が集中する箇所に対しては「無理」を決め込むくさい
 (まぁそこは、4kテレビでなら、イケるかも知れない)


 ‥例えば、ウマ娘の一期OPで
 カラオケルームで、トオウカイテイオーが、自慢のダンスターンを披露する場面があるのだが
 そこだけキュルキュルどころかひと回りもせずに無視される‥orz
 (ここで回ってくれなきゃ、爆Q冥利を語れないじゃないか‥)

 ‥(19200)にて、どうにか一回は回ったかも‥程度‥(謎)
 (20250)と(21600)では、一回も回りませんz


 ‥これはもう参照枚数の構成が絡んでいるとしか言いようがないのだ
 (ターンなだけに、同じ絵面の持ち越し回転だからな‥きっと怒ハマりに違いない‥)


> つまりこれは、ビットレートの過不足によっても参照枚数が変わってくると言う事だろう
> (参照枚数を多くしても、使用頻度についてはアバウトなのだろう)
> (CRF品質試しだと、それなりに圧縮率は上がるのだから、ガチにしか見えないんだけど‥)


 ‥(19200)では、それこそギリギリにあるのか
 ところどころでイントラ地帯とした発生を見せる

 つまり、Iフレームのqp値を上げて、pフレームに毛が生えた程度の画質を
 ずるずるずると並べたりとしているように見える

 (可変ビットレート(10000)が、確かに効いているからだろう)
 (そこは、qp平均とは違うと言うことなのだろう)
 (見た目は、同質に見えるので問題なし)


 ‥まぁそうなると、符合の量でビットレート持って行かれちまう方を気にするべきで
 でも、イントラ地帯の場合は、割り振る参照用途不用なら、16x16だけで構成されていそう‥


> ちなみに、ビットレート(21600)は、CRF(11.25)に近しいビットレート加減らしい
> だが、CRF値をビットレートと同じ容量で割り算しても、幅と比率がまったく合わない
> ある特定のところで‥qp値の1の差が、とんでもなくビットレート多量換算にもなる驚きだ


 (まぁqp値の平均ということだから、品質の悪いところが多かったりすると)
 (要らない程のビットレートの投入だったりしちゃうんだろうなあ)
 (その点、ビットレート指定だと自分の目で判断と言うことだからなあ)



1-4)4

> 限界突破によるわさb抜きエンコード画質は
> なにはともあれ、ふわっとしてる


 bフレーム多用向きにも
 高周波を多めに残すようなコンクリで固めるが如しの印象とはまるで違う

 でも勘違いにも、480iにまで其を求めるのはお門違いで
 480i自体がすでに、コンクリの塊みたいな高周波ブロックなんだから
 bフレーム有りで攻めるのが正解だった(すでにキュルキュルでもあるわけだし)


 だがしかし、1080からの720pダウンコンには、ふわっとを織り込む上での余地がある
 以前にはよく判らなかったのだが、4x4効きまくりにて、ようやくにしてのみ込めた


> これもすべては、先読みの延長可能による限界突破のお陰です
> ありがとうございます‥m(_ _)m



posted by 木田舎滝ゆる里 at 03:03 | Comment(0) | AVC-Q | 更新情報をチェックする
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