2022年08月01日

【ツッコミ隊】その昔の日本式談合とは何を目的としていたのか?

記稿.2022/08/01

> 大手ゼネコンは同時にいくつもの現場を抱え持てるっす
> なので、どこかで損が出ても、差し引きして乗り越えられるので
> 絶対的に赤字にしかならない現場を根回しして分け合っていた(?)


 ‥米国式資本競争にももちろん談合はあるっす
 むしろ、株主が同じなら、それこそカルテルだらけの有り有りなわけです
 なのに、日本式談合だけがダメ押しされて潰された(それはなぜか?)


> 現場を同時に太く抱え持てるから、赤字現場も混ぜて請け負うのは大手の責務だった‥と仮定しよう
> これを日本式談合の本意だったとすると


 ‥赤字現場を引き受ける担当は、まぁ新人でも良いって事っすね(新人現場監督の経験値稼ぎ)
 想定内の赤字に留まっていれば及第点とした基準となり
 想定外の黒字をやらかしていたとしたら、逆に追求扱いです(新人の手抜き工事など言語道断)


> ところがこれを資本競争、売上第一とした場合
> 大手なんだから、赤字現場を引き受けるなど有り得ない(上から目線)と様変わりします


 (どこの業界でもそうですが、新人にありがちな思いこみっすね)

 (この手の思い上がりを野放しにしてしまうと、まともな人材育成など無理)
 (やらかしているのが、行き過ぎた能力主義(現場)×資本主義(株主))


 ‥結果、赤字現場を引き受けるのは、常に資金力に乏しいところとなり
 途端に、業界は、格差路線の縛りに染まるっす(典型的なやればやるほど赤字の無間地獄)

 ‥大手ゼネコンが「常勝上等」などとやらかし始めると、土木現場は格差地獄って事っす
 その上、余裕綽々とした常態的に、中抜き・丸投げをやらかそうなら、格差は止まりません
 それどころか、死亡現場が続出することに繋がります(安全第一も糞も無い)


> なぜこのようになったのかというと、株式による吸い上げ効果を最大限にする為ですね
> 基本的に、このような業界体質を野放しにしていると
> 「業界ごと沈んで良し」とした真っ黒黒な思惑に染まるっす


 ‥下請けの技能レベル劣化は、述べるまでも無く、国力の衰退に直結します
 田中角栄の列島改造イケイケとした空気は
 バブルが弾け、道路公団等民営化の果てに、撃破されたって事っすね

 つまり現状、今の日本の土木事業には、田名角栄の田の字も無きが如しでしょう
 (まぁ田名角栄の列島改造とした勢いには、やり過ぎだったくささも有り有りでした)
 (猛烈な地上げやらかしに、まともな都市計画なんてありませんからね)

 (そこまで行ってしまったなら、撃破も付きまとわざるを得ず‥命運化すると‥)
 (出る杭は打てとした殿様経営でもあったのだから、目には目をだったくさっ)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:20 | Comment(0) | 日記/2022 | 更新情報をチェックする
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