2022年08月27日

【ネタ文学】王様の矜持と鏡似性

記稿.2022/08/27

> 貴方は異世界に召喚された勇者です
> で、なんだかんだと王様代行になりました


 (参考:現実主義勇者の王国再建記


 ‥貴方は、現代社会より遅れた感のある中世風な統治ぶりに、多少の自信を思ったかも知れません
 ですが、その召喚先の国家の窮状を、詳細まで知るにもまずは

 それだけの知識量を詰め込んで理解する用が伴います

 そこで、貴方はその資料の山を前に、こう思うばかりのやや鬱気味です
 (政策をある程度軌道に乗せて目処が付いたら、さっさと退位も有りだろう‥とかなんとか)


> 「何言ってんだよ」お前の代わりなんか居ねぇから呼ばれちまったんだろうがさ


 ‥突然に、トップに立たされて、俺の代わりなんかいくらでも居るとか思っているのって
 人民を使い捨ての駒にしかしてこなかった社会の汚点だろう(洗脳脳丸だしだz)

 (願わくば、ゴールデンパラシュート気分て奴で糞っ)
 (優秀な奴らの脳みそ概要が、その辺りってのは、文学としてもどうなんだ?)


 ‥しかも、その汚点を改善できていねぇのが、以前世界の現状だったのに
 同じやり方を持ち込めば何とかなると思っている時点で、スゲー怪しいz


 ‥だがしかし、君主制なら、名君目指してやれないことも無い
 そういう意味では、願ったり叶ったりの王様としての自由さは得られている
 確かに、トップ次第だ、もとい人材次第だ
 もとい党閥次第だ、もとい討伐ありきだ(腐った国家には当然の外科治療ありきだ


> さて問題です、このように君主制なら
> いきなりの王様採用もあり‥なわけ無ぇけど‥まさかの鶴の一声ありきなら妄想的に有りですが
> 選挙制度社会では、絶対的に有り得ません(国民選挙なら有りかもだけど

> 覆すにもまず、才を発揮してからの御輿担がれになってます
> いやいや、それこそ貴族社会の汚点そのものなんっすけどね

> その点、抜擢されちゃったからには、後から才を発揮するのも有りなのが君主制だったりします
> どっちの方が民主社会寄りなんだよ?(明らかに解釈の平均が怪しい


 ‥例えば新人採用、実績なんか誰にもねぇ、あるのは学歴やら何らかの経験値参考だけ
 つまりは、後から発揮ありきに置かれています
 (採用する側としては、博打も同然です)

 ‥ところが幹部採用ともなると、空気が違います
 述べるまでも無く、貴族構造と同じです
 領地の代わりに席なのが現代ですが、権勢からの牽制ありきです
 (やり甲斐なくなったなら話は別でも、誰だろうと譲る気なんか1ミリもねぇ)


 ‥ならば、自由な発想の輩ほど、実は、付いてくる奴が少ない(意見がコロコロ変わるから)
 ‥利に適ったつき合い型の輩ほど、内に取り巻きが多くて、吸い上げ前提だったりする
 ‥筋を通そうとすれば、外交づきあいに取り憑かれて、内を固めていなかったりする(世継ぎ問題)

 (なれど、至って自由方便を好み、なぜか格差に対してはアバウトだったりする)

 ‥つまりは、其も大衆臭だ
 隣の芝が青いと思えば羨ましがり、新しい何かが有れば自分もとあやかりたがり
 自分さえありつければ好しとの‥貴族以上にお得主義・お調子者ぶりを発揮したりする


> つまり、是の鏡似性だ


 ‥王様が、国民が、自由な発想重視しすぎれば、実は、まとまりを欠くばかりとなり
 ‥身内贔屓に陥り出せば、変化に乏しくなり、踏襲にハマりがち
 ‥だからとばかりに、外の世界にロマンを抱きすぎれば、なぜか気苦労ばかり大きく見える

 (基本的に、てめえの許容を大きく超えやすいのに手広くやると家庭に回せる余力が減る)
 (皆で、その道を渡ろうとしてりゃ、にべもなし)


 つまり、どんな世界だろうと、これらの平均沙汰が身の回りに転がるって流れだ
 (戦争の多い少ないの差ってのは、その世界の忍耐強さや矜持の差ってもんさね)


> 外へのロマンなんざ、阻んでくれた方がロマンに見えたりするものさ
> まさに他人ごと、第三者的俯瞰、いやまて、フェアトレードなんてそんなもんだz
> (其が気苦労に見えたなら、まずに、貴方は何を奪おうとしていたかであろう‥)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:34 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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