記稿.2022/10/10
> 異世界モノにおいて、ヒト族の割合は多いに違いないなんて誰もが思い込んでいるはずだ
> だがしかし、作家のノリで考えると、主人公の周りだけ無駄に偏っていたりする
‥普通に日常をすごすだけの話作りにしたって
好き嫌いの差は丸わかりなわけで、モフモフが好きだから獣人をはべらかすように配置するのは
目的でもあり、需要でもあるわけだから、その世界観での比率なんか関係なくなる‥
‥だが役人はどうだ?
とくに衛兵なんか無駄にヒトで描いてしまっていたりする
貴族ともなれば、尚更で、獣人族の貴族ともなれば、奴隷の扱いはさらに悩ましい
(もとい、貴族のメイドが、奴隷か否かからして、まるで区別付かん)
‥そんな調子で、剣王と名乗るような称号持ちまで奴隷として従えていたりしていたら
それこそ、称号持ちの立場が無い‥というか滅茶苦茶だ
特定の称号持ちなら、どんな種族だろうと隷属できない・しない
などの作家モラルはあるべきだが、何が起こるかわからないのも人生だったりするわけで
結局は構成として面白いか否かだろう
> それにしたって、ちょい役の衛兵を二人登場させます
> お約束にも、片方は獣人で片方はヒト族です(なんてのは、むずがゆさが伴うz)
その手の獣人にしたって、イヌとネコが圧倒的に人気なんだし
それの影響を受けて、やらかしてしまうも同然なわけで、まったく以て悩ましい
(土地土地の事情が有ればそれに沿えるわけだが‥)
王様以下王族がヒト族だったら、ヒト族の割合が多くて当然なわけで
イヌだったらイヌだし、ネコだったらネコである
村なら単一色でもおかしくないが、都会ともなると単一色とも行かない
獣人の方が戦力として使えるからって、獣人隊長ばかりの部隊構成というのももどかしい
> 何をどう考えたって、帝国制より共和制の方が、幸福度高度化の難度の高めに変わりなし
そこをどう考えるかの結局のところは
その国の王様の好み次第だ(作家が偏るなら、王様だって偏るのだ)
上から順に偏ってるわけだから、どこもかしこもヒトだとしても何でも無い
(現代社会なら尚のこと党閥で偏っているわけだからな)
商業的に売れ行き正義があったとしても、政治的なそういうのはほとんど無い
(何はともあれ、政治活動なんて半分は胡散臭いだけだからな)
そんなところを気にするよりは、まずは物語としての骨子や大局観だろう
> 骨子や大局観として問題ないならそれで十分だろう
> 何はともあれ、小説なら、断り入れなきゃ衛兵=人間・♂だって思い込むわけで
> 逐一断り書きを入れなきゃならないのももどかしい
‥断り書きを入れるってのは、物語進行上の意味があるって事だからな
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