記稿.2022/10/20
> 人類には二大娯楽がある
> それは、繁殖と食事だ
‥繁殖は主にうれしいと感じ、食事は主にたのしいと感じる
同じであるから繁殖する気になるのであり(あれは守るべき同種である)
違いがあるからくびきを敷いて、殺生の対象にし合うのである(あれは殺っちまっても構わない)
‥人口が過剰となり、交流が過剰となり、民族毎に培ってきたくびきの敷き方に異変が起きている
多くのくびきを取り払うべきだという見方と
従来通りでも構わないとする優劣感情優先とした見方だ
家畜がなぜ家畜であるかは、そこにくびきが敷かれてきたからだ
一度くびきが敷かれてしまうと、人々の多くは思考を停止したまま考えようとしない
それの思考停止を悪だというのなら、繁殖とて控え目にせざるを得ない流れになる
(それは、二大娯楽を棄てるべしと言い渡しているようなものだ)
(死ぬるが善かれと申し付けているようなものだ)
‥実際、極端なことを言いだしても誰もついてこない
だがしかし、くびきの敷かれ方は時代と共に変動している
それは食事の仕方や中身が変動しているに等しい
‥そして今や、楽しいとした形は複雑に至り
誰が何処に異質と見下した許容外たるくびきを敷いているかなど皆目見当のつかない時代に及んだ
結果的に、人々の繁殖力は低下している(不信感の増大)
‥平均的なくびきの敷き方に賛同できている内が楽しいという事でもある
‥そこから外れると鬱連鎖とした状態に突入するとも言えるらしい
> これを物語創作に当てはめるなら
> キャラクターやらコンテンツが多くなりすぎたことで(価値観の肥大化)
> 楽しそうだけど、うれしくないとした本能的回避を見せることになる(価値観の枝切り)
‥恋愛感情に置き換えれば、其はてきめんに好みの二分するところだ
残酷にも、くびきは、お約束程度に備わっている方が楽しめそうと言うだけのことだ
(嫉妬とした感情ほど、其に敏感に反応するのだからな)
‥楽しそうだからと、そこからエスカレートしてみせようと
うれしくない気持ちの増幅にしかなっていない
(ここの整理を付けずにノリだけでやらかしている作家や作風は、悩ましいばかりだろう)
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