記稿.2022/11/11
> まだまだ検討途中ですが、方向性が固まってきたので垂れてみようかなと
> ご用意して貰うツールは、「Krita(クリータ)」になります(フリー)
‥Kritaを起動したら、まず手のひらアイコンをクリックしちまいましょう
(画像面の上でのクリックで誤った描き込みを避ける為です)
> 手順1:画像>画像の色空間を変換‥をクリック
(Kritaには、32ビット浮動小数点計算機能が備わるので使わないという手はありません)
Model:RGB/アルファ
深度:32ビット浮動小数点/チャンネル
プロファイル:sRGB-elle-v2-g10.icc(デフォルト)→Rec2020-elle-V4-g10.icc
(色空間ブラウザをクリックすると各プロファイルの色域等の説明が表示されますが)
(32ビット処理で、無難にあるのが、Rec2020にあるようです)
(ちなみに、最終的には8ビットに戻します)
色空間変換の方法
□知覚(デフォルト)
□相対的な色彩を保持
□彩度
■絶対的な色彩を保持
(拡大前の下準備としては、「絶対的な色彩を保持」をクリックします)
(ついでに、下のオプションを外します)
※「黒点補正を使う」の対象が何かは知らんのでここでは無視っす‥デフォルトはオフ‥
※「Little CMS 最適化を許可」‥デフォルトはオン‥
(マクロブロック最適化有り無し用途?の仕上げ向けみたいな‥オフにします‥)
(チェックを外さないと、ビット単位での計算向けに正して置き換えません)
> 手順2:画像>画像を新しいサイズにスケールをクリック
ピクセル寸法を縦横二倍にします(100.00→200.00)%‥(デフォルトで縦横リンク)
フィルタ:自動(デフォルト)→B-スプライン
(デフォルトには、「最近傍」と「バイキュービック」のどちらかが選択されます)
※ソースがバイキュービックで処理されているものにさらにバイキュービックを用いると
JPEGノイズ部分が異様に強調されやすい傾向にあるようです
というところで、B-スプラインを用います
B-スプラインの場合、二倍化した直後ではボケた感じに弱めに出力されます
とまぁそういう違いが見られます
> 手順3:フィルタ>強調>シャープ化
‥これを2回繰り返します。
Kritaを用いた32ビット化×Bスプラインでの二倍化×シャープ二回
というのが適当に整っています
> 手順4
‥手頃には整うのですが、拡大すると、まだまだ不満が付きまとうので
色々とした試行錯誤の結果、手順2と手順3を繰り返して、4倍化させます
(4倍化もするとさすがに無理をしている箇所がちらほらしだします)
(このままでは怪しいので)
> 手順5
‥折角に4倍化したものを、半分サイズに折り返します
ピクセル寸法を半分にします(100.00→50.00)%
‥是に何の意味があるのかというと、細部の強調の仕方が多少違って残るらしい
(とくに、二倍化止まりだと、エッジが綺麗に処理され切らないケースが見られるわけですが)
(それらギザギザを見せるエッジ周りを緩和する為の処理と思って頂くのが適当かなと)
※一気に4倍化して、シャープ化を4回やっても同じでしょ?
(いいえ、待機待ちの処理速度感がまったく違います)
(しかも、4回連続だと、何回やったかを寝惚けていたりすると確実にミスります)
‥という対策を兼ねています
(プログラムして、お約束処理登録できる機能があれば楽なんですけどね)
>手順6:レイヤー>新しいレイヤー>表示レイヤーから新しいレイヤー
作成した方の表示レイヤーだけにして(背景に回った方を隠す)
シャープ化を1回
シャープ化した表面の不透明度を14%にする(背景に回った方をここで表示化)
(ソース状態やお好みで不透明度の%には、可変の余地は残りますが‥目一杯がこのぐらいかと‥)
(※掛け合わせオプションを色々と弄っても、ソース毎に差が見られるので、お決まり指定は無茶)
‥で、レイヤーを統合します
レイヤー>画像を統合
>手順7:画像>画像の色空間を変換をクリック
(32ビット化していたそれを8ビットに戻します)
Model:YCbCr/アルファ
深度:8-ビット整数/チャンネル
プロファイル:ITU-R BT.601-7 + BT.1886 YCbCr ICC V2 prqfile(切り替え初期値を)
ITU-RBT.709-6 + BT.1886 YCbCr ICC V4 prqfile(に切り替えます‥正しいかどうかは不明‥)
(「YCbCr」にせずとも良いのですが、この段階は、最後の仕上げなので)
(敢えて、jpeg画像時の状態を確認してみましょう)
(自動でセーブしても同じにはならないというより、オプション有りまくるので調整せざるを得ない)
(「グレースケール/アルファ」‥なんてのもあります‥プロファイル多すぎてさっぱり‥)
(※今回はカラー扱い前提なのでスルーします)
色空間変換の方法
■知覚(デフォルト)
□相対的な色彩を保持
□彩度
□絶対的な色彩を保持
(仕上げ段階なので、知覚を選びます)
※「黒点補正を使う」の対象が何かは知らんのでここでは無視っす‥デフォルトはオフ‥
※「Little CMS 最適化を許可」‥デフォルトはオン‥
(ここでは、jpeg圧縮時の状態に近くする為に、デフォルトのままオンにします)
(最適化を行わないと、微妙に歪むように思います)
(知覚とここの許可は、鎖動しているように思われます)
(ソースとさして変わり映えして見えないならOKです)
> BMPセーブした完成画像を、さらに拡大してもボケずに、上手に倍化されると思います
> よく見比べると、若干、輝度が増しているように見える箇所も見られることでしょう
> 二倍化したんで、そのぐらいのスケールアップはあって然るべきですが
> それの効果をクッキリさせているのは、手順6かと‥
‥漫画画像拡大時のイヤンなモアレ改善にお役立てできるかなぁと‥
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