2022年11月30日

【ネタ文学】石造建築の壁の造りがとても厚い

記稿.2022/11/30

> ‥自作小説の中に出てくる建物が肝で、言葉の不自然を消す為に
> 石造建築を魔法で解くとどこまで可能なんだ‥とか、考え伏せてるわけですが


 ‥まず石造建築の基本原理は、「控え壁」と言われるものになります
 簡単に言うと、ブロック塀の積みが倒れないように
 縦筋積みのブロック塀の途中途中に、横筋を支え足して補強するあれですね
 まぁ日本の城郭で言うと、枡形門みたいな形状がありますが
 あれは、門に近づけさせない為の工夫と同時に、石垣の補強にもなってるわけですね


 ‥西洋の教会の形状は、上から見ると十字架構造なんですが
 石造建築における基本的な強度とデザインを加味しているわけですね

 ‥さらに丸十字構造ともなると最強に固くなる感じです
 但し、上に延ばすと荷重が大きくなるので、先細りさせるわけですが(台形)
 まぁこれが職人技で、ミリ単位で調節しまくるわけです

 (コスパが最悪にしか見えないのですが、西洋らしくない細やかさ感がスゲー)
 (いろんなアーチ型が昔にはあったようですが、黒死病を境に伝授が途絶えてるっぽ)

 (そんなこんなで、コスパを下げる為のアップデートが鉄筋コンクリートだったくさっ)



 ‥基本的には、立方体構造にすることで
 先細りの難しさを回避させて計算するように思われます

 特殊な長方形は使わずとも、壁の厚さを織り込んで計算していくと
 無駄に、廊下枠の足し算引き算が発生するので、長方形風にも見えると、まぁそんな感じっぽい


 ‥そもそも柱の太さが半畳幅サイズなんて小さすぎて、屋根を気にしない部位ぐらい
 屋根有りを想定すると、一畳幅サイズが最小くさく、なんだかんだ四畳半サイズはざらとなり

 (だから、お城等の壁に「抜け道」を造れちゃうというオチらしい)

 ‥なので、現代建築に通ずる「出窓」形状のそもそもは
 石造建築のぶ厚い壁に、窓サッシを付けた感じを想像すると解りますが
 無駄に余っちまうわけですね、場合によっては寝転がったりもできると‥

 (そういう光景を参考にして、現代のデザインとして成立させたという流れっぽい)


 ‥とくに暖炉は、風導管を工夫せざるを得ないので、四畳半サイズが当然のようになっとります
 (例えば、壁の補強に控え壁として組み込むと、レンガの数のコスパに繋がると‥)
 (述べるまでも無く、上の方は先細るので、煙突を組むのは「職人技」なんですな)
 (予想するに、各部屋のダクトを繋げてあるかは知らんけど、壁が厚い分利用できるだろうと‥)
 (壁に空気穴があったりすると煙漏れに繋がるので、金属又は管での補強なども有ったかも‥)



> で、ふと思ってきたのですが(家庭住宅規模前提)
> セルロースナノファイバーを組み合わせれば(ゲル材組み併せ)
> 鉄筋要らねぇんじゃねぇという疑問符が点灯しとります(素人発想なのであしからず)


 昔の石は、つまりレンガサイズが基本形だったわけですが
 結局の所、一調子とした形で使われているわけでは無いので、とても複雑です

 でも、今どきのコンクリート打ちは、現場での手間を省く為に
 すでに工場で仕上げてあるサイズのモノを運んできて、現場で組み立てるなんてやります


 ‥だったら、石造建築のデザイン性を応用して
 鉄筋を使わずに済む形状を合理的に組み合わせて、現場で組み立てりゃ良いわけです
 (レンガや石より強度が有れば、ゴシック建築よりは壁を薄くできるはず)
 (アーチ型天井なら、LED照明と共に鏡張り反射と組めば、効率的な電気節約になるかも)


 ‥とはいえ、クレーンで吊るの前提なわけで(車両もほぼ一台)
 どんな足場を組む事になるんだか、とても謎

 (アーチ部分を丸まる運ぶにしても、地震での強度が謎)
 (なら、アーチ部分の内部に鉄筋に換わる補強を加えるのもありだろうけど謎)
 (でもまぁ、工場で組み立てるなら、木組みのような複雑構成も有りなわけですね)
 (叩いて打ち込まずとも、アーチ状になりゃ強度出るんで、パズル風に差し込み方の工夫かと)
 (間に、なんらかのゲルなんぞ挟みたいところでありますなぁ‥モルタルだろうけど‥)



> 日本で流行らずとも、土地が広くて安い海外なら引っ張りだこになると思う
> アニメオタクなら、痛車ならぬ痛アーチ天井にせざるを得まい(是はそそるぜ)


 ‥シール貼りならいくらでも張り替えられる
 ‥サイズを建築デザインセットで規格化してしまえば、著作権も発生できてお得になると
 ‥ちまちまとしたアニメグッズなんかより、ずっと稼ぎの柱になりそうッスよね

 (さらには、異世界アニメの中にモデルハウスを登場させて‥コソッと売り込む‥)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 03:39 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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