↓4)記稿.2022/12/17
> 皆さんは、王政についてかなりの勘違いを持ち込んでいます
> 私たちの知ってる王政は‥絶対王政‥逆らうと首をはねられちゃうみたいな
> でも、それは帝国制度の帝政角度です
> 王政角度は、会社経営と同じなので、もっとユニークありきです
‥そもそも王政とは、王の理性が、知性が、ご機嫌こそが法律なので
なるべくに、公正公平になどと隅々にまで約束しているわけではございません
ぶっちゃけ、王様の人格こそが国法になっちゃうっつう流れです(喜怒哀楽のどんぶり勘定)
‥まぁ群雄割拠なんて時代ともなると
討ち取られるわけにはいかないので、運営様相が似通ってくるわけですが
仮初めにも、魔法を駆使することで平和を享受できるなら
共和国制としたスタイルにて、組むところは組んで、あとは自由ありきでも言いわけですよね
魔法で賑わっていて、大統領制度の如く統帥権を束ねる程の用向きが無いなら
贈り物をしたりお返しをしても、貢ぎ物扱いとせぬ関係を保つことも可能でしょう
自領地で、自分ちなりの主義やら制度やら宗教(民族観)で統治して行くにおいて
友好関係への差し支え程のあれこれとしたツッコミをする必要も無いわけです
> 注意すべきは、我々が参考にせざるを得ない貴族の形のそもそもが
> 大英帝国、フランス帝国、ローマ帝国、歴代中華などなどの有史から習っている点です
‥正確に述べれば、それらは王政に非ず帝政なわけですよ
言葉としても、絶対王政に非ず「絶対帝政」なんですよ
帝政ともなると、帝への贈り物は問答無用で貢ぎ物扱いです(是の差は大きい)
そして、各諸侯を効率的に束ねて行くにおいて、派閥化は当たり前で避けられません
なぜなら、人選の幅が広がってくるので
政自体が、領主のお眼鏡(人格適合)に適う云々どうでも良い空気になるからです
帝ともなると、部下の部下の多くが部下任せなので、派閥化が進むわけですね
其を帝から見ると、部下の部下の功績にしても、直下の部下の功績に略して見えるわけです
帝が、仕える者らのすべて顔と名前を覚えられないのなら、そうなっていくしか無いので
そのような組織は、段々と腐っていくのが流れでしょう
‥まぁ組織が腐りだそうとも
上に立つ側は、意外にも名前と顔を広く覚えている所ですが、其もまた上司たる才覚なわけですが
偉そうな空気ぷんぷんでもあるので、絶対帝政として固まっていくわけです
1-4)1
> でも、普通に対等である宗を重んじる王様・王室であれば
> その国の貴族全般からして、偉そうな空気に蔓延するなんてあるわけがない
> (自慢癖はどこにでもあると思いますけど、そこから拗れる案件も有り有りでしょうけど)
‥だがしかし、対等姿勢にあるそれを簡単に崩壊せしめる三大要素があるわけです
それが、聖人、商人、美人です
世の聖人の印象は、戦争を止めるように押しかけてくるとかなんとか
いやいやいや、いくら聖人でも、帝国相手に押しかけてきた話を聞き及びません
せいぜいが成り上がり商人の王様気取りに、頭角を現した程度の向きに諭しに赴く程度でしょう
(無茶をしても、謀反人の扱いで磔刑が目に見えています)
‥本質的には、聖人の評判が良ければ良い程、王様の方から会いに行くのが流れです
自分の領地に住んで貰えれば、民度が上がって治安が良くなるからです
(ここが解らない領主は糞としか云いようがありません)
‥まぁしかし、その教えが自分と反りが合わないならお帰り頂いて結構になるわけですが
‥聖人の人気が良すぎるのも厄介なわけですが
‥領民の識字率を上げるには持って来いなので、多少は目を瞑るのもありなわけですが
‥聖人が聖人にあればあるほど、いつまでも同じ土地に留まっているわけも無いので
こちらから依存しがちにならない限り害が無いわけです(引く手あまたっスからね)
(でもまぁ向こうから何を勘違いしたのか、腰を下ろして寺院を設ける事にも成るわけです)
(始めからそれが目的だと、向こうから領主を選んでいたりと気難しかったりするわけですが)
(是が意外と曲者だったりするわけです)
(領主より防衛概念やら経営概念が達者だったりと)
(気がつきゃ領地と領民を乗っ取られかねない勢いにも成るわけです)
(つき合いのあった商人らが、向こうに加担したとなれば、あっという間っす)
(仲良くやるつもりが、領主の方が只の飾りになっちゃったみたいな)
(そうなると相談できる上があるなら相談もできますが)
(王様なら苦肉の策として功績を賞して、国教に認定してしまうのもありなわけですが)
1-4)2
> だがしかし、そういうネタを見た例しがない
> どちらかというと、豪商が台頭して、領主に成り代わる実力を得る話ぐらいでしょう
その手の豪商の大抵は、隊商を組む所から傭兵ありきで頭角を見せるわけですが
聖人のスキルに、そちらもお得意とかあるんでしょうかね?(異世界なら可でしょう)
‥そんなこんなの壁もあり
商人のすべてが王様になりたいとまでの願望を抱いているわけでも無く
領主らとの程良い距離に標準を定めているわけですが(治安&保護の保障)
‥でも中には
世界を商い歩く上で、各地でのうま味を吸い上げて
諸処の王侯貴族らも出汁にしたいなんて思惑もあるわけです(女が絡まないわけが無い)
とくに表立って領地経営したいわけでも無く
一番に欲しいのは、自分の手掛ける品々での価格決定権というだけの話なのに
なぜか、死の商人へと変貌していくのだから不思議なモノです
(靡かない王侯貴族を消せるのは、他領にて靡く王侯貴族だけ)
(こちらの仕込みに勝手にハマってくれれば助かるとかなんとか)
> その手の商人に靡いて集まると、なぜだかおいしい思いができるのでそちらに派閥が形成され
> 結果的に戦争沙汰になり、気がつきゃ、多くの王侯貴族が吸い上げ機構に変貌を遂げていた
> 帝国制度なんていうのは、そういう裏ありきで出来上がるもの
1-4)3
> なので、共和国制度が成立しているというのは
> 斯様なる忌まわしき覇権型への対抗図でもあるわけです
気がついている王国同士で組むのだから、早々に崩れるなんてあるわけがない
あるとしたら、スタンピード騒ぎによる摩耗とそこからの拗れとかなんとか
(乗り切る為には、一時的に司令やら遊撃を任せられる存在が必要だとかなんとか)
> というところの勇者召喚パターンを未だ見た例しがない
> 勇者召喚の本来的な正当色としては、共和国連合の都合で呼び出されるべき空気かと
‥まぁ諸々パターンとして見られなくもないのですが
戦争の指揮を采らせるに、歴史人物に倣うのがしっくり来ると思えば
ぶっちゃけの人物の多くが、帝国制度出身だったりとすると
描き手がそこで違和感を覚えれば、国政そのものを帝国で描いてしまいがちになると
> そんなこんなで、帝国色しか知らなさそうな作家群と言うことになってます
> (いやまぁ共和色の中身なんて、読者も知らんすけどね)
> (私たちの異世界観なんざその程度でやんすから)
共産圏では怠ける人でも同じ給料が貰えて狡いと云われて、信じ込み
資本圏において中抜きやらかす人のそれには、何も言わないお花畑なんすもん
せいぜいが「格差は良くないよね」だもん
(そもそもの共産圏の出発点にただ戻ってるって論を知らん)
(お前らの本音は共産主義もとい「共和主義」‥言葉の綾にて見事にすり替えられている)
> 厳密に言うと、「価格決定権は、天使か?悪魔か?」に尽きるのだ
> そこに制度云々関係ない、王様だろうと商人に押されることもある
‥価格決定を我が儘に押し続ける常勝が優秀でスゴいなどと思っていると、敵しか作らない
(個々に持ち帰る‥日々のセールスをグラフ化しても見えない中身が裏にある)
その手の残念な常勝好きらがやらかすことと云えば、インチキありきの必勝法になるわけです
それのインチキありき自慢を真に受ける人々が甘やかせるから、世界が歪むわけですね
(派閥で仕切らないと成功しないわけですから尚更です)
‥そげなおつむの集まりを、もて囃すしかできぬ世界に、共和国制度の語られるわけも無し
1-4)4
> 良いですか、もう一度言いますよ
> 「価格決定権は、天使か?悪魔か?」に尽きるのだと
王様の側が、商人に免状と共に価格交渉を程程に負けてやっても
様々な面での協力沙汰を要求して翻弄できるぐらいになければ、共和制なんて無理ッ
王様の抱える国民の暮らし安全第一こそ
価格決定権よりも優るのだとした信念がないと無理ッ
(まぁそれの自信の前提が、魔法にあるべきが異世界ファンタジーのはずなんすけどね‥)
> 異世界のまともな王族に、鑑定能力系は必須です
> 未来を見通せるとか、まさに鑑定能力の上位版に思われます
でもまぁ保守的な構えでしか描かれないだけだと
游がせてみて、窮地を味わいつつも、何でも無かったかのようにケロッとしている貫禄を
読者が体験することも無いわけです
(その手の自信に乏しい器のやらかすのが、ダメダメ主義って事に成ってます)
(無論、見通しも無いのに無理を無茶しでかす用も、意味も無いわけです)
(只の読み物にあれば、其は当然)
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