↓2)記稿.2023/04/20
> まず、勇者チームの生い立ちが謎で、どの話をめくっても経歴不明
‥この手のテンプレでは、なぜか‥勇者と言うだけで、絶対的な差別主義者に描かれる(謎)
さらに、この手のDQN勇者は必ずしも貴族というわけでは無い
(勇者チームにのし上がるまでに、挫折の一つや二つあったに違いない)
(そういう読み方をしたいのが通な読者側なのに、痛な展開しか描かれない)
通常、勇者称号を持っているとそれだけで仕事には困らない
だが、勇者称号を持っていなくても、のし上がってS級パーティー入りという描かれ方もあり
始めからお金に苦慮してそうに無きパターンと、苦慮しましたパターンに分かれる
(そこんところを童話風に例えて整理しよう)
1-2)1
勇者を目指して頑張っていたパーティーがありました(ありきたりやん)
でもなぜか、散財に酷くて、お金の工面にいつも困っていました(ありきたりだな)
そこに、なんだか使えるサポートくんと巡り会い、チームに引き込みました(まさに救いの神)
それからは、今まで通りにお金を使っても困ることが減り
ギルド評価も上がってランクが上がっていきました
でもチームは、その新人サポートくんの成長を裏切られ(物語の肝、ど本命)
使えるくんだった評価は、使えない子ちゃんに只下がっていきました
そして終に、高ランク入りと同時にサポートくんを解雇したのでした(ちゃんちゃん)
> これを鉄板として見てしまうと、まぁ確かに、挫折うんぬんどうでもよさそうである
> だがしかし、後からサポートくんの成長ぶりを見て、怨み節とする要因にはパンチ不足だ
‥だって、そいつ、追放ぼっちのソロでやらかしてそうに見えないところで再会するわけで
‥どう見たって、昔の自分たちとサポートくんとの出会いを思い起こすだろうし
‥冒険者に、出会いありきその後に変化ありきは当然だし
(早い話が、追加の人員を必要としない程度にサポートくんが優秀だったというオチである)
(成果主義なら普通、どんどん追加してみたり、外したり繰り返すだろう)
(追放ぼっちに無い姿を見てうまくやってそうに見えたなら、そういう事情が思い浮かんで当然だ)
(そういやぁこいつの駆け出しの頃もそうだったっけ‥とかなんとか)
(だからその評価としてもコバンザメにしか映らないわけだろうけど)
> だがしかし、その後にメンバーチェンジの一切をしてこなかったので
> サポートくんの真価を推し量らずのままの時を過ごし、挙げ句の果てに手放したのだった
‥其の流れをDQN構造で解釈すると
(サポートくんこそが、その増員しない事情に対応した案件しか取り扱わなかったとも言える)
(仕事の確保を丸投げされて一任だったなら、そういう事情が思い浮かぶ)
‥其をDQN勇者からしてみると
自分のリーダとしての成長機会を奪われたとかなんとか‥そういう風に見えてくる
それでサポートくんが直接戦闘での戦力に育たないなら釣り合わない(まぁそれはそうだよね)
サポートくんこそが、自分の仕事量を独り占めしたので、増員を提案されぬまま
気がつきゃ、お前が逸材過ぎたというオチだったので超悔しい(という事らしい)
> どう考えたってDQN解釈なんだけど、一理有るわけでーす
> でもなぜそれで良かったかと言ったら、全一致で、分け前の目減りが嫌だったからでーす
‥それの極端さを思えば、それ相当に差別主義ってのは鉄板なんだろう
(持ってる奴が偉くて、持ってない奴はクズ‥みたいな空気)
だがその手の手合いは、世界背景からすると普通だろうから、諦めの悪さこそが謎めく
‥あるあるで、その後に
サポートくんのウハウハぶりに嫉妬して貶めるアイテムを利用するにしても
そもそも金欠オチなんだから、そんな余裕からしてあるわけが無い
‥金欠オチしている元勇者候補チームを見て
使えそうだと見る悪辣が居たとしても、どこにお得があるのか表面的に全く見えてこない
(商売にしたって、落ち目に投資なんざしねぇし、古い付き合いでもねぇなら尚更)
1-2)2
> そもそもサポートくんが、依頼に応じてその都度、増員の提案を繰り返していれば
> もっと早い段階でクビだったろうから、まだまだ中ランク程度のチームだったなら
> 出戻り劇場パターンで済む率は残される
> (認識の誤を正して、いざS級へみたいな展開の方が物語としては◎)
‥その手のチャンスを黙りで潰してきたのだから
サポートくんの増員提案無しこそが最悪だったと解釈すべき空気として見るべき余地もある
(改めて、増員せずにリーダーが見送っていたなら、逆恨みを買うことも無かったわけだった)
‥そこで、お金に苦慮して無さそうなリーダーだったなら
一度はやってみた、たまにはやってみた
でも、その度に俺がリーダーなのに、どこか釈然としない
サポートくんは生意気だとばかりにクビにしてみた‥という流れを得やすいかもしれない
(でもそうなると、リーダーもしくは誰かが、貴族とのパイプを持っていそうな気配濃厚だ)
それはそれで貴族からの依頼ありきになるわけで
サポートくんの意見に聞く耳を持つぐらいなら、始めからてめえで仕切ってる話になってくる
(そこはもうキャラ立て次第で、まったく違うお話になりそうでーす)
(でもスポンサー側のやりたいのは、差別主義の恐怖と植え付けくせぇしするからなぁ)
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