2023年06月27日

【ネタ文学】異世界に神道‥つまり異世界神道はありだろうか?

↓5)記稿.2023/06/27

> 異世界に神道‥つまり異世界神道はありだろうか?
> その場合、何がどう違ってくるのだろうか?


 ‥信教の自由とは言っても
 神道の鳥居が、世界の隅々にまで進出する姿は未だ無い

 つまり、異世界に神道が進出するには
 まずは、こちら世界において、神道が進出するというフラクタルが必要になる
 (まぁ表現上の後から色々と辻褄を盛って、言いくるめる為のらしさ演出の類だけどな)


 ‥その昔、大日本帝国の頃
 軍部は世界の目を気にすること無く、拡大した領地にホイホイと鳥居を築いていた
 (まぁ所謂それこそが、信教の自由としてのあるべき姿でしょうと言わんばかりに)


> でもまぁ違うんですよ
> そこにある本質というのが実は、「信教の自由」=「侵略の自由」なんですよ


 ‥民族的な‥もとい、ご先祖的な配慮で考えるとそうと言わざるを得ない
 (とくに、一神教と多神教の壁はとてつもなくまどろっこしい)

 神出鬼没に布教活動をするのが当たり前のキリスト教にイスラム教やらは
 一神教なので、合祀とした考え方が全くない

 それこそ、布教活動の拠点として、教会やら礼拝場を建てさせて貰えれば
 それだけで、てめえ都合に丸く収まるスタンスだ、だが、多神教の場合はそうは行かない

 (一神教は人間をお布施中毒に洗脳したいだけだが、多神教は神と組むことが前提だ)

 とくに神道の場合、その土地にはその土地の神が居り、鳥居を建てることは
 その土地の神を合祀する意味合いになってくる
 (ここがとても重要で)
 (遡って主張しだそうなら、朝鮮半島も台湾もすっかり神道の傘下だった‥)
 (中華の一部もそんな解釈になるし、曽ての大東亜共栄圏とした範囲にまで拡大してしまう‥)


> 分祀などあり得ないと主張した時点でそういう空気になっている(靖国事情)


 (だがしかし、靖国=ヴァルハラとした扱いなので、日本文化とは言い難いのである)
 (北欧神話(多神教)というところが、まぁ‥戦意高揚に馴染みが良かったのでしょう)

 (北欧ゲルマンは、複雑に入り組んでいるので完全には一神教に染まりきらなかった)
 (そして不思議なことに)
 (ゲルマン流れのドイツから陸軍は学び、ガチで一神教のイギリスから海軍は学んだ)
 (陸軍と海軍の仲違いは、神に由来すると云っても満更でもなさそうであーる)


 ‥この主張はとても独特で、どうしたって根本的に理屈がヤバイ、地雷を踏みかねない
 というより、すでに世界の方から踏み込んで来て居り、炸裂しかねない物々しさを醸している
 それこそが、「外国人難民の受け入れは無理だから‥」を突っぱねている根っことも言える

 それはそれで、一神教側にしたって「じゃ、しょうがないよね」と
 自分ところの神の有り様を尊重して頂こうじゃないかとやり返すばかりだろう

 そんなこんなで、多神教と一神教の間には、お互いに暗黙の端境がある模様に思われる

 それこそそれは
 多神教側が、一神教の下に付いて、眷属扱いに落ちるか‥
 一神教側が、多神教の一柱に組み込まれるべきか‥のどちらかだ


> だからだろう、バラモン教にしたって、インドからは出て来ないし
> ギリシャの神々にしたって、声を大にして欧米に再台頭するブームも無し
> (ちょぴっとだけ試掘やらかしみせたのが幸福の科学なんだろうけど‥反響は聞こえてこない‥)




1-5)1

> その点、異世界では多神教が通例だ(その点はとくに問題なし)
> だがしかし、神道の神々とて一枚岩には無かった(こちらが問題、もといネタになる)


 ‥天上界と言っても、全部が神道とした下りになし
 なので、創作だろうと「地球神道」などと用いては、まだまだ語弊が付きまとう
 せいぜいが当たり障りせずに「神道」と述べる範囲だろう

 (地上にて、神道が世界に進出して広がりを見せたなら、地球神道とてありだろうけど)
 (宗教の全てを駆逐した感もつきまとうのだから物々しい)
 (そこまでの願望があるとは言い難いし‥そもそもが崇められたいとは思っていないというし‥)


> 逆を言うと、崇められたいなんて言っているのは
> 派閥都合からのノリだったり、支配目的だったりの威勢ありきになる


 ‥なので、異世界で言う「魔王」とは、そもそもがその類なのだから
 多神教に殴り込んできた一神教さんとした見方で、万事一致した見解だった

 というか‥それ以外に何があるというのだろうか?‥

 ところが、21世紀からの桃太郎の鬼たちが可哀相とした騒動の流れから
 魔王の扱いでも、本質を随分とすり替えられつつある

 (もはや、才覚さえあれば、誰もが自由に選択可能な職業上の立場か何かになっている)
 (「ヱ★?」‥神の扱いは、不明というか畏怖扱いのままなのに、なぜに魔王だけそうなるの?)
 (まぁ所詮、その本質は、自由気ままな偏見ありきのなれの果て扱いだからだろう)


> 異世界に表現される神の個性にしても、随分と砕けてはいるけどさ
> 方向感無さすぎのどれも砕けすぎでは‥後世的に糞扱いされかねないz‥(所詮ギャグだから)



1-5)2

> そもそもは伝説の扱いなんだから、それの枠組に留めるべきに思うのだが
> そこん所の基本型からして、からっきしのままなので‥そもそもの関所だよ


 ‥まずは、「そそのかされて裏切った神」たる演出を想像してみよう
 ‥それはそれで動機が必要で、そんなにも仲が悪いんだったら、出ていけば良いような話で
 ‥その出ていった先で、自分と似た奴が居たので誘ってみた下りにもなるだろう

 (是が所謂、腹黒神に見られる堕ちる流れでの「裏切り劇」パターンに思われる)


 ‥でもそんなにホイホイ移動先が見つかるなら、誰も困らないので、ガツガツする意味が不明だ
 (ここがツボというか‥思考の端境で)

 むしろ、誰彼とホイホイと、限りなき移動先で組まれてしまっては、実験側としては不都合だ
 なので何らかの対策が必要だった(対策というかトリックだな)

 だからこそ、生命に富んだ星の数は制限されるだろうし(魔力不足に見せかけるのもあり)


 容易に探し出せないなら、行く当てが少ないからこそ不満を募らせる事にもなり
 仲が悪いともなると、そりゃまぁ、計画的予想の範囲に収まってくるだろう
 それはそれで、マークすべき焦点を絞りやすい
 (結果的に、特定の星に集中することにもなるし、二大・三大‥派閥とした様相にもなる)

 実験的にも、出来レースとしたどハマりを描きやすくなるわけです
 (いやいやいや、世知辛いですなあ)


> 斯くして「魔王災害」は、望まれて登場しちゃいました‥だったとも言えよう
> (神話要望的には、あるあるでクソ当たり前だったくさいと‥)


 だがそれとて、天上界の黒歴史みたいなもので、人間からしてみれば伝説上の語りだ
 尾ひれが付いたり、隠蔽改ざんが隠れていたり
 どこまでが本当で嘘かは、人間には判らない

 (ときには、ただただ無性に‥語り伝えたくなる衝動に駆り立てられるぐらいだろう)
 (どうしたって、地上文化の方向性に、実験側がバイアスを設けるための措置雑ざりだろうさ)



1-5)3

 でも、異世界模様だと、魔王復活やっちまぇと言わんばかりに
 そのまんまの魔王が登場する一方で、善とした側の神は復活しないで勇者がやって来るという
 ちょっと「?」なんだよね

 (まぁRPG発想の延長だから、そんなもんだとして、気にしなければそれまでなんだけど)


> ‥まぁそれでも、どことなく、死を恐れているのは善とした神の側だけに見えてくるのは解せん
> (まぁ死というよりは、暗黒面に堕ちたくないとした向きだろう)
> ‥だから、勇者=人間とした意味合いは、試錬とした実験扱いそのものだ
> (それはそのままに、人間がどうなろうと知ったこっちゃないみたいな本性丸出しにも見えると)
> (最後の要、救うべき側から堕ちてたら意味ないだろう‥とやり返されかねない節は有る)


 ‥桃太郎の鬼同様に
 魔王を人間感情に寄せて近しく描きたい割りには
 勇者は意外にも真面目ムッツリだったり、空気読めない馬鹿正直だったりと
 魔王を倒してから危険視されて、後から暴走するという扱いなのは
 どう考えたって、描き手こそ、勇者側を実は人間扱いしていないトリックだ

 (鬼も魔王も陽キャだから云い奴、勇者は命令に従うだけの陰キャだから妖しいみたいな)

 (魔王は暴走になれている暴走のプロなので、そこは大丈夫と言わんばかりの偏見だ)
 (まぁそこにある本質を問えば、民衆バイアスこそが魔王を生み出す元凶だったりと‥)
 (魔王こそが神格されているという謎ばかり‥さすが一神教中毒でしょう‥)


 ‥魔王を人間に近しく描きたい割りには
 民衆の扱いは、モブだったり、カモだったり、とにかく脆弱な馬鹿扱いなのは
 どこに正義を置きたいのか、丸でさっぱり謎ですやん

 (そもそもの桃太郎からして、何のために戦っているのか?、なにを信じて戦うのか?)
 (今度は逆に勇者の側にテーマ性(人間性)が無くなっているというオチなのでーす)

 (鬼が可哀相とやり込めるぐらいなら、桃太郎は何を考えていたのだろうか?を問うべし)
 (だからといって鬼が可哀相派閥からしてみると、桃太郎こそ悪なのだ)
 (桃太郎の事情など知ったこっちゃないと言わんばかりだろう)


> やはりそこは、同じ人間なんだから、依頼正義上等なんですよ‥
> (でも、桃太郎のニュアンスは多少違うわけで、自分正義感スタートどえす)
> (でも、道中で、猿・犬・雉から裏付け依頼を受け取ります‥ぼっち独断とは違います)


 でも、その点で語ると
 異世界の魔王は、派閥正義のワンマン主義で動くわけで
 そこは、指導者でありながら、民の意見を尊重して侵略を目指します‥なんて様では
 誰がどう見たって糞野郎に見えるわけですね

 (てめえの悪辣動機を、てめえの所の民の推しやらイケイケにすり替えてんなやッ‥みたいな)
 (それはそれで、今どき世界の自国ファーストとした経済政策と変わらんがなぁ‥でしょう)
 (これが経済ブロックとして組むと、不思議と緩和されて、所謂‥多神教な空気なわけでーす)


> まぁそもそもが、宇宙の上から下まで派閥だし、そもそもが競争だから
> 読者に判りやすいように、どちらか一方を担いで持ち上げないと始まらないわけだけど
> 多神教で仲良くやってる所に一神教で殴り込んできたら明らかに悪ッ(これは鉄則だ)


 ‥そこを無理やりに、異世界モノではとくに
 殴り込み側を正義に描きたい向きのネタに仕上げたい口なわけで
 だったら尚更に‥依頼元やら依頼内容が、ネタとしての説得力にも欠かせまい

 なのになぜか、思いこみにも各々の自由や愛とした善悪観だけで押し通せると思い込んだままだ
 (如何にも悟ってあるかのような‥おなざりな善悪観上等って奴ですね)
 (それはつまり、一神教に一神教で以て、殴り込みに征くみたいな)


> ‥いい加減に、その辺の自由上等とした脆弱性に気がつけよ‥


 (脆弱性であって、悪辣とは限らないというのが判りにくいわけですな)
 (あ、いじめられてる‥無理だから見て見ぬ振り‥)
 (いじめられてる方からすると、全部が怨めしく見えるわけですが、お互いに脆弱だったのです)

 (なぜなら、それこそが、お互いが自由勝手上等に教育を受けたあらましだったからでーす)

 (当然のこととして、そうなってるのに、自由勝手上等の旗を誰も降ろす気が無いどえす)
 (解決なんかありゃしねぇ、いじめられた方だって許さない類なんだからな)
 (それはそれで、どうにも求められてあるべきは、「力こそ正義」だったみたいな)

 (皆で待ちやらかした「力こそ正義オーダー」でやって来た世界が、まさにそれだったのだy)



1-5)4

> 殴り込んできた誰か心理の前提やら建前なんて、100%依頼正義・命令上等とした流れだよ


 でも、現場を確認したら、事情が違うんですけど、どうしたらいい?
 という所に気がついた主人公のその後の選択観にこそ、テーマが宿るのだ

 ‥なのに「魔王を演じきってみました、てへっ♪」
 類の「覚悟」が共に妄想作動しないもんだから

 (魔王なんて、負けたら成敗されるの覚悟でやらかしてんだz)
 (つまりは、敗れても誰かのせいになんてやらかさない‥とした違いでせう)

 (そうじゃ無いんだったら、雑魚と同じっしょ)


 ‥そこが分かっていないと
 やっぱり、お前らの方が悪いと言わんばかりの台詞等でお決まり処理に傾れ込む
 「ボスやら依頼主さんの方が正しかったです」と言わんばかりに


> 結局は、「騙された方が悪い」との‥描き手がその手の哲学を胸に抱いてりゃ
> 主役が、騙されていたなんて描かないどえす(もとい魔王が‥である)


 ‥魔王こそ己の信念で戦っているのだ
 小賢しい貴族の腹黒とは格が違うのだ‥とでも言いたげに‥


 ‥だがしかし、依頼・命令と現場との間に、解離を見た者は
 一般的には、歯痒いので、徹底的な破壊等になりかねないような偏重を避けるものだし
 だからこそ、てめえの命を代償に許しを乞うような衝動を見せもするだろう
 (それも結局は、やっつけなんだけどさ)

 (始めから自分正義の主張でやらかしたんだったら、謝ってから退くわけだけど)

 (退くに退けない事情とやらがあると、退かぬどえす‥所謂プライドどえす)
 (競争的事業体制なんてまさにドツボでそれ、現地調査の汚点を隠して自分ら正義で企画を通して)
 (実は頭から不人気流れの企画倒れでした‥今更退くに退けないみたいな‥)
 (行政共々、謝罪もせずにやり通すのがエリートの鑑と言わんばかりに)


 (例えばリニア問題、裏では残土に放射性物質ありきでの議論があるという)
 (そのままに押し通った後のことなんか知ったこっちゃねぇと言わんばかりだz)
 (残土なんか地下に埋め戻せば良いとでもやらかすつもりだろうか?)
 (すると、フクシマ残土も一緒に埋めちまえとか狙っていたりしてな)
 (その箇所を通過すると放射能高くなるけど、リニア自体の磁場影響も健康上の謎ですからね)
 (全てを謎にして覆い隠してしまえば、丸く収まるとでも考えていそうz)


 ‥人間として、もといエリートとして
 諸々保ちたいばかりに、頑張っている振りをしまくるわけですよ
 素直に白紙撤回するのが筋でも、そんな前例は無いとして突っぱねるわけですよ
 (謝罪をして白紙撤回したら、次が無いとばかりに)

 ‥だったらてめえこそが前例に成ってみろや
 (でもまぁ、組織絡みだし、勝手に其をやると、始末されちゃうわけだけど)
 それはそれで、其を当然として身に付けていては、何遍と転生しようとも
 そんなだと、頑張っている振りしかできなくなるに違いない
 (どうにも格下上等を願っている様ですな‥大したプライドどえむ‥)


> まぁそうなると、自分の迷いに踏ん切りを付けてる魔王とした見立ての方が立派にも見えると
> 格下の金魚の糞エリートどもに手本を見せつけてやるかのような暴走劇ありきにもなると
> (自作自演の世紀末模様とかまさにそれ‥お手本とした向きがまさに魔王様万歳!っスよね‥)



1-5)5

> では、多神教に多神教が、流れ込んできたらどうだろうか?
> まぁ単純に新参者らに対する警戒心は想定内でしょう


 ‥でも大抵は、新参者同士で組むのも良しと思う派閥と、そう思わない派閥に分かれます
 それこそ、お互いの誇りを掛けた凌ぎ合いをやらかしたい願望丸出しに‥

 (そうやって新しい何かを掴み取りたいみたいな)
 (いやまぁ野生の本能に近いモノを感じられるでしょうけど、神の世界とてそういうものらしい)


> それにしたって、伝説とした語り草とした範囲要素でしょう
> 私たちは其を、所詮は、人間くさく置き換えてでしか見聞できないわけです


 ‥そして決着とした空気の通常は
 土地を頼みにして移ってきたのだから、そもそもの土地の神に名を連ねておさまるみたいな

 (まぁそう考えていくと、地球神道とした表現自体有り得そうに無いのでーす)
 (異世界にしたって、「神界」「天上界」「○○柱界」と表現するのが妥当でしょう)


 ‥でもまぁ神道の神が移ってきて、鳥居様式を地上に降ろすのは許容内でしょう
 ‥他人の趣味にまで突っ込めないのは、一神教やら魔王に対してだって同じでしょう
 (勇者が魔王化したって、それはそれと言うことですからね)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:16 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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