2023年07月15日

【テレビ設定】それは、[お茶の間JPテレビ]対[リビングUSシアター]とした対極バトルだった

↓2)記稿.2023/07/15

◇◆テレビ項目設定◆◇
映像メニュー: リビング、ユーザー(限定)
※この二つのモードには、味付けが無く、ゼロリセット時にまったく同じです


※ すべて±30からの差分になります
±の幅が違うテレビモニターの場合は、比率を割り出して試してみましょう
※ 調整には、RX550とHDテレビ(IPSパネル)を用いています


       日本の色彩感      USの色彩感
バックライト: (  4)      (  6)
ピクチャー : ( 28)      ( 30)
黒レベル  : (−20)      (−18)
色の濃さ  : (  1)      (  3)

色合い   :              
シャープネス:    0          0

液晶AI  :   オン         オン
色温度   : (  )      (  
ビビッド  :   オン         オン

超解度   :   オフ         オフ
NR    :   オフ         オフ
HDオプティ:   オフ         オフ

明るさオート:   オン(昼照専)    オフ(夜照専)
テクニカル :    切          切


※ エコナビ(オン)必須



1-2)1

 ‥昔にレーザーディスクで購入したタイトルの二つがありまして
 それのUS版BDで調整を試みた所

 「ここかよっ!?」‥(その後、先にシネマ調整にて見つけていた(−2)差の意味を思い知ったz)

 と言うことになり、それはもう屈辱的な印象だったどえむ


> どのぐらいに屈辱的な色彩の違いになるのかというと
> 例えば、京アニの「AIR」の夕焼けが、日高郡美浜町 → ハワイ(?)‥カルフォルニア(?)‥
> (夜に昏いほどその差が分かります‥そこが日本とは思えないほどに赤&黄色い‥orz)


 ‥で、どのタイトルでもパターン様式でも「USじゃねぇか‥」とした違和感だけが付き纏い
 つまり、それこそが、BT.709とした規格に要求されて来た色調だった??

 なので、BD化とは‥日本の色彩感覚を取り上げる為の規格でもあったくせぇ
 「そこを基点に編集しろ」と言わんばかりだった‥みたいな(妄想爆)


 ‥とくに、北の国からの第一話、あれは北海道の秋の風景だったのですが
 どこか脳内で、北海道→開放的→夏最高!‥とした思いこみにあったようで
 漸くに気がつかされたどえむ

 (あ、そうか‥より秋の風景に見えてなんぼだったよ‥)

 (俺の今までの設定では、どうしたってどこか夏っぽさありきだった‥orz)
 (でもなんというか‥北海道の秋すら知らんけど、そこに映し出された秋とした味付けにしても)
 (どうにも‥カナダ?かどっかのそれなんじゃねぇくさく見えなくもない‥いや失礼‥)


> さらに気がついたのは、フィルム撮影の光彩は四季によって大分違う
> なので、フィルムの撮影日と緯度経度をセットでAIに学習させるべきだよなぁと思った


 ‥でもまぁ、今や異世界ブーム、しかも制作からして国際環境
 「日本の四季らしさを‥」なんて、こだわらずとも
 タイトルによっては
 USの色彩感‥もとい「ナイトリビングシアター」にして視聴すると
 そのタイトルを見る目が、まったくの別次元になってしまったりとするでしょう

 (灰と幻想のグリムガル(アニメ),ソマリと森の神様(アニメ)はとくに‥)
 (こちら二つは、ナイトリビングシアターでの視聴をオススメ致します)


> ということで、ハリウッド映像を観るなら当然のポジショニングに思われます
> (サンプル対象になるそれをほぼ持ち合わせていないので知らんけど)


 ‥ぶっちゃけた云い方をすると、BT.709の本懐はどんな映像にしても
 映画特有の浅黒い艶というか赤黒いボケを追加して映画ナイズしてしまうんですな

 テレビは日本で誕生しましたが、映画はUSで誕生したわけです
 でも、日本のお茶の間風景を目の当たりにすりゃ、ホームシアターが欲しかった下りでしょう

 (そして映画フィルムはそもそもが米国利権、つまり昭和の映像は利権規格に添うオチに‥)
 (「ほぼこちらの規格で間に合うはずだ」と圧されてしまったくさいどえむ)


 ‥でも、そこには
 昼間からテレビ付けっぱ環境に合った側と
 絶対的真っ暗を前提としての再生とした違いがありましたとさ

 そこに形成されてきた色彩感の差こそ(−2)だった‥みたいな

 (より強い闇の中ではより強い光が求められ、USは其の状況で視聴したい願望だったみたいな)
 ((−2)違うだけで、それに沿った環境に変わっちゃうんだから摩訶不思議!?)



1-2)2

> 参考までに<BT.601感←→BT.709感>として並べてみましょう
> (どれに何をぶち込んでも器用貧乏に映し出すでしょう‥好きなのを選ぶが良し‥)



       スタンダード    ダイナミック    リビング/JP     ユーザー/US

バックライト: (  1)    (  2)     (  4)     (  6)
ピクチャー : ( 18)    ( 23)     ( 28)     ( 30)
黒レベル  : (−10)    (−15)     (−20)     (−18)
色の濃さ  : (  1)    (  1)     (  1)     (  3)

色合い   :            7                  
シャープネス:    0        0         0         0

液晶AI  :→に全オン
色温度   : (  )    (中ー高)     (  )     (  
ビビッド  :→に全オン

超解度   :→に全オフ
NR    :→に全オフ
HDオプティ:→に全オフ

明るさオート:   オン    昼オン夜オフ    昼オン夜オフ      夜オフ
テクニカル :→にALL切


※ エコナビ(オン)必須


※ ダイナミックモードは(中ー高)と言うことで、(−1)調整を用いています
※ BT.601感←→BT.709感とした見立てから、バックライト(3−1)になってます
※ スタンダード:ダイナミック:ユーザーのバックライトだけ(1:1.5:2)としています
 結果、日本の色彩感覚とは、無意識のうちに[色の濃さ]感を重視してきた様相に‥

※ 調整には、とくに、戦場ヶ原ひたぎのお祓いのロウソク群の炎の揺れ具合を参考にしています
 (アニメと実写のいいとこ取りを目指した結果のもどかしい色彩群がそこに在った‥みたいな)


 ‥聖地巡礼作品の多くに見られる??
 現地写真をまんま取り込んで経費節約できないか?としたオチくささ有る有るでしょう

 (それでなくてもDVDBT.601←→BDBT.709の間をどうするべきかに頭が痛かった様相です)
 (でもこれからは、ここのモードを右に左に振るだけで一発確認できちゃうみたいな‥フフフ)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:14 | Comment(0) | テレビ設定 | 更新情報をチェックする
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