2023年08月21日

【フラグ理解】ノイマン型演算器は算盤の延長から始まった

記稿.2023/08/21

> ノイマン型演算器=マシン語の中身は、算盤の延長なわけですが
> フラグ桁上がり要素をそのように表現する人はなぜか居ません


 ‥2進数の算盤を思い浮かべてみましょう
 1ビット分のライトの点灯に、1ビット分のライトの電力を加えると
 そのビットが消灯して
 隣のビットが点灯する仕組みになります

 つまり、一珠だけ一列に並んだ奇怪な算盤になります

 そのままだと、人間の側が扱いづらいので
 一珠の列を8個、16個、32個、64個、128個、256個、512個にします
 その一列をレジスタと呼びます

 レジスタが一つでは、足し引きする際に、役に立たないので
 実際的には、算盤とは異なり、最低でも桁の揃ったレジスタが二つ必要です

 その時、足して桁上がりした場合、保存する必要が伴います
 その保存先は1ビットあれば十分です(要するに五珠か次の桁珠と同じ役割です)


 ‥その桁上がり1ビット分の保存を加えて、次の計算に足してやると
 延々とした10進数での膨大な桁計算も可能になるわけです
 その時、算盤の五珠やら次の桁の珠の羅刹代わりに、メモリー域を代用します

 但し、計算結果を記憶させるにしても
 メモリー域の一つ一つを含め、すべてに番号を割り当てて用意しないと何もできません

 結果、レジスタにはメモリーを呼び出す為の番号を指定して
 その指定したメモリーの中身同士で、計算できるようになっています


> この足して桁上がりする他にも
> 引いて0に成った場合やら、レジスタビットを一つずらして桁が溢れた場合やら(2倍化)にも
> 様々にフラグの立てようがあるとして工夫されている点は、算盤と異なります
> そこは電気回路としての都合になってます


 電気回路として工夫された演算の仕方には
 AND演算、OR演算、XOR演算、NOT演算があります(自分で調べてみてください)

 ‥ANDしてORすると、キャラクターを動かすことができる
 そういった諸々の工夫をして、2Dタイプのゲームが作られていました
 (なので、算盤とはまるで違っていると言えばそうでもあります)



> では、並列した計算をしている様に見える絵や音はどんな仕組み?


 それぞれの処理チップには、コマンドが仕込まれています
 それをトランシーバーのやり取りと同じようにして同調を図ります


 ‥例えば、ドライブにデータを送りたければ
 まずは、送りたい先のドライブに番号が付されていないとどうにもなりません

 それは、列車に乗る際の駅のホームの番号と同じです
 東京駅から乗った一番線が、その先でもずっと一番線という訳では無いので
 常に行き先のホーム番号の確認が必要になるのと同じです

 その番号の先に、させたい仕事に該当するコマンド番号を送り込むわけです
 処理チップには、その手の必要とされたプログラミングがコマンドで処理できるような
 仕組みを採用してあります
 (裏返せば、それ以外は何もできません)

 (書換え可能なメモリー域が処理チップ側に有れば、そこに新たなプログラムを置くのは可能です)
 (但し、専用としたプログラムをCPU側にも用意が求められます)
 (但し、ウイルス等に乗っ取られない為にも、OS側に厳重な手続きが必要です)


 ‥なので、処理チップに、コマンドを送り込む際には、トランシーバーと同じく

 こちら○○、××応答どうぞ
 こちら××、○○からの応答を確認しました要件をどうぞ
 こちら○○、××に指令を送りますどうぞ
 こちら××、○○からの指令待機を了解しました、只今○○からのコマンド待ちですどうぞ
 こちら○○、××に▲のコマンドを送ったどうぞ
 こちら××、▲のコマンドを受け取りました次をどうぞ

 そんなやり取りが瞬時にされるのです
 途中でトラブルが発生すると、途端にその処理チップ周りが、音信不通のポンコツに陥ります


> すべての処理チップ間で同様の手続きが発生しまくります


 ‥すべての基本は、デジタルと言えど、アナログ手続きの組み合わせです
 それをもの凄いスピードで処理をやらせる事で、同時進行を得るわけですが
 実際的には、タイミングは微妙にずれているのです

 それらのズレを相殺するには、コンマ秒以下を扱うタイマー機能が欠かせません
 (まぁそういう風にプログラムを組むどえむ)


 ‥その時、送られてきたコマンド値を、用意したコマンド値と引いて0に成るとフラグが立つ
 なんて感じにして、やり取りするのです
 (0フラグが立たないと次に行けない‥みたいな)


> それはもう、人との間を取り持つ以上に神経を張る作業のお仕事です
> 人付き合いが苦手なぼっちタイプに向いた仕事であるわけがないん!
> それこそ正確無比でなければならず、嘘つき上等な政痴屋に電脳理解なんてあるわけねぇ!
> という次第を知らずにある国民の多くは、期待外れフラグ上等なんでしょうな(鏡似性)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 03:03 | Comment(0) | 日記/2023 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。