2023年09月20日

【CD音源】原盤からハイレゾ化の間に潜む落とし穴

↓1)記稿.2023/09/20

 ‥その昔、テレビ音声よりCDの方が圧倒的に高音質だった頃
 アニメのサントラでも、番組放送時の収録音を使わずに、再収録してあったりして
 こちらのイメージと違ったりしてガッカリした記憶がある

 今時は、高品質に収録したマスターデータを元にCD規格に落とし込んでいそうだが

 それはそれで、アニメイメージと微に異なるのは当たり前として理解せざるを得ない


> ところが、CD規格の場合
> 商品とした形に為すまでの過程で、エラーを抱える可能性を有している
> それは、CDとした型枠を造る際に生ずる致命的な欠損だ


 まず銀盤の型枠を造り(保存用?)
 その型枠から樹脂の型枠を出して、それを大量生産用として、生産版プレスに回すのだ
 只でさえ小さいピットの凸凹だらけなので、欠損ありきなのに
 生産ラインに乗せるまでに、2回も繰り返すんだから度胸満点だ

 (だが、エラー率の発生は避けられず、品質管理の保持は、プレス工場に依存する)


> その上、さらに
> データ収録方式と、音楽収録方式とでは、データ収録の形式が違うのだという


 ここがどうにも謎で理解できないままなのだが
 パソコンから音楽CD情報を吸い出すとしたすべてにおいて、クセのあるズレが発生するらしい
 なので、結局の所
 どうにか手にした初期WAVのイメージとて、原音に忠実とは言い難い‥とかなんとか


> だがしかし、何の為に抽出したかというと
> 曲事にバラして確認しやすくしたり、好きな曲だけの束なりにしたいからだ
> さらに、flacに圧縮して保管したい‥となる


 ‥その際の管理は、それこそ個人の趣向によるので意見の分かれる所だが
 知っておかないと、原盤のイメージを崩してしまっている事に気が付かないままになる

 それは、ここまでの説明で
 「CD再生機にどんなメリットが有るのか?」について知らないのでは話が進まないのだ

 「CD再生機の音の吸い出しは、正確なのか?」(不正確なら何の価値も無い)

 その疑問を払拭するぐらいCD再生機は、再生機ながらに良い音を出すわけだが
 それはまぁ、クセのあるズレを織り込んで補正しつつ、味付けし直すからだろう

 その味付けを元に、さらに、各々がアンプを介して音への味付けに夢中になる
 そのアナログの感覚で得られたそれをデジタルにして
 さらに、人気の高まった補正処理が残るとした過程があって


> 原音に忠実にリサンプリングするアプリと
> そこから掛け離れて、加工上等にリサンプリングするアプリとに分かれている点である



1-1)1

> ここからは、XRECODE3の話になるのだが
> その中に、出力設定項目が、各圧縮形式への変換の際に組み込まれている


 それの
 最大サンプルレート:使用しない
 リサンプラ:SOX or SWR
 品質:高 or 最高

 の品質の「高」と「最高」の違いの意味が分からなかったのだが

 一度「最高」にしてしまうと、音が尖って高音が抜きん出るように補正が入る
 素材によっては、音が良く聞こえる代わりに、再リップの際にそのままを繰り返すと
 初期のイメージからどんどん遠ざかるというオチだった

 だからといって、「高」で満足かというとそうでもなく

 初期イメージと「最高」の両方を保管なんざ、容量無駄な話なのだから、「最高」に絞るにせよ
 圧縮形式や圧縮設定によっては、なぜか上手く行かなかったりする(一番に無難なのはWAVだ)


> この圧縮形式によっては上手く行かないケースも有るというそもそもが謎で
> 聞き比べてみるまで‥なんとも言えない細かさが付きまとうどえむ


 ‥或る意味で、MP3で割り切れる人らが多勢で居るからこそ
 未だにCD規格でもまかり通れるのだろう
 (いやいやいや、そんなこと言ったらレコード派に失礼だな)

 だがしかし

 割り切れない耳をしたマニア群こそ、CD時代の牽引役だったのに
 無視してるから、業界全体でCDの売上が落ちるのは当然だよね(ここ重要)

 ハイレゾやらかすと、それこそBDでもすぐに一杯に成る勢いだってのに
 規格に成らないんだから不思議なもんだ
 (円盤規格の限界と不都合が見えてしまっているかのようでもある)


> やはり、音楽収録方式は独特で、BD‥でなんかでやらかせない‥とかなんとか
> なので、総合的音響システムとした映像込みで売るくさいと‥


 だがしかし、CDで止まっているマニア群にそげな理解なんてあるわけねぇ
 レコード派の再登場が、其を解説している様なもんさね



posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:17 | Comment(0) | AVC-Q | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。