2023年10月25日

【エンコード日記】くし形処理にはバイキュービックの方が相性良いんじゃね?(逆に迷走した‥)

記稿.2023/10/25

> ‥L-SMASH Worksでは、画像処理を選択できる仕組みになっている
> そこで、くし形処理には[Bicubic]の方が相性良いんじゃね?
> と思い立ったのだが‥‥


 ‥まぁぱっと見で、[B-Spline]よりは多少相性が良さげだったので
 シャープフィルタとぼかしフィルタを、双方で使えるように調整してみた

 シャープフィルタ ; ぼかしフィルタ
  強さ:252 ; 224
  範囲:3 ; 1
  下限値:112 ; 112
  上限値:1008 ; 896


 ‥で、問題が発覚した
 [Bicubic]をそのままに使い回すと、とくに拡大時にすっきりしないムラになる
 それは、好逸スタンダードでのみで、まともそうに見えるという残念なおまけ付きだ

 (好逸ダイナミックや好逸リビングだと、どうにも違和感ありまくり)
 (発色を派手にして違和感あるなんて‥そそらない)


 ‥[B-Spline]の方が、とくに拡大時にスッキリしているのと
 どの画面モードでも、ムラによる違和感とした意味での印象を見受けない


 ‥でも、くし形処理に関しては、まだまだ気になる箇所が未解決にあったので
 (例えば、激しい動きのアニメ映像で、眉毛がエッジで切れて千切れ模様に陥る‥)

 ソース映像のNTSC方式再生では、元々の繋がっているコマが表示されるので違和感が少ない

 だが、奇数解除と偶数解除のそもそもの状態を確認したら、その場面のそこは連続で千切れ模様だ
 ブレ駒に引っ張られちまっていて、元々のちゃんとしたベース画像がどこえやら??


> つまり、NTSC方式では、そうならないように何かしているらしい
> 単に、奇数と偶数を並べて揃えるだけでは、細かいところでグテグテを抱え込む‥orz


 ‥まぁ目的とする「原画マン先生」状態を得るのに‥些細な話なんですけど
 歴代の技術者たちの知恵に圧されている感は否めない(まぁ良いけど)

 今回改めて思ったのは
 2-3プルダウンまでの説明はされてるけど
 実際は、それをさらに60枚に再構成するわけですよ
 それの実際についての話を聞いた例しがない(門外不出みたいな)


 ‥単純に解除して、30枚にしてしまうと、消える駒が存在してきます
 なので二重化してそれらしく残して違和感を削ぐのですが
 すると、どうしたって秒間60駒分の映像を抱え持つのがインターレース映像になります

 ブレ駒に無きまともな映像がポツポツと有ったはずが、秒間60枚に再構成する段階で
 突然とその場面だけ、くし形ノイズの続く‥眉毛の千切れ模様が続くのです
 それはそれでどういうカラクリなのか、ちっとも見聞無し


> 奇数と偶数を組み合わせたら、そこだけ眉毛の千切れ模様にしか成らないともなると
> まぁ拍子抜けって事ですからね
>(それって、1080i映像の分解の際にも起こり得る話になってきますからね)


 ‥2-3プルダウンに限って語るなら
 ブレ駒の前後だけ奇数と偶数を用いて、そうでない箇所は元々の画を2枚に増分しているだけとか

 ‥理屈としてはそうなると思いますが、すると
 通常映像をまず出して、ブレ駒を排除して、倍増して
 奇数と偶数からブレ駒の前後を抽出して、番号付け直してから‥並べ揃えるとバッチリのはず

 (計算を外すと、名前付けを間違えると、場面が噛み合わないミスありまくり‥orz)
 (とくにアニメの場合‥そこまでやらないと、シン・インターレース解除に成らない)
 (フィルム実写もそう言う話になってきます‥ンゴ!)


> これはもうオリジナルにプログラムを組んで
> ファイル名から位置を部類わけして、入れ替え&置き換えするのが手っ取り早く確実です
> (繰り返しますが、Windowsの窓から超BMP群フォルダーを開けては敗北です)


 ‥で、一番に気になるのが
 奇数・偶数画像が、ノーマルに出した画像と、その画質同士が画質として噛み合うかどうかです
 (予想として問題なさげに思うも、エンコード状態によっては分かりませんからね‥)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 19:17 | Comment(0) | AVC-優恋里小扉 | 更新情報をチェックする
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