2023年11月08日

【DVDアプコン日記】キュルキュル専と発色専に方向が割れてしまった件

↓4)記稿.2023/11/08

> 結論から云うと
> pフレーム群はキュルキュル向きで(演出・原画学習用途)
> bピラミッド群は「真空管捻り込み」とした再現に不可欠となった(ガーン!!)


 (二つとも出さないとフルMAXで味わえないとか、なんじゃそりゃwww)


 ‥先に述べると、60枚構成1080p且つ
 43264(208^2)‥2pass平均ビットレート
 173056(416^2)‥VBVバッファサイズ
 389376(624^2)‥VBV最大ビットレート

 それ以外は、欠損を抱え込むだけの失敗エンコードにしかならないと判明(とくにbピラミッド群)


> 昭和のテレビは食堂に入って2m先からも小さな箱画面がよく見えたどえす
> そのぐらいの焦点に揃えてやらないと駄目でしたん‥orz


 (それはもう、DVDとも‥昭和テレビとも‥別次元の輝きにて返り咲かん)
 (早う、エンコードまだぁ‥みたいな)



1-4)1

> まず、「ブロッキング」についてです
> BDとDVDとではその反応がまったく異なります


 ‥予想するに
 BDにはマクロブロックの端境を調整するだけのデータ量があるので
 ブロッキング調整の際に支障をきたさずに綺麗に仕上がる流れを得る模様‥

 一方の

 DVDのアプコンの際には(只でさえアプコン分の情報量に乏しいのだから)
 劣化していると覚しき各マクロブロックから妄想めいて、端境を調整しようとするので
 マクロブロックの端境に膜めいたエグさを纏う仕上がりになっちまう傾向と為す

 つまりは、発色がさえなくなる一番の要因と化します

 なので、DVDに対しては「off」、BDにたいしては「on」が基本どえす


> ‥尚、これの解釈は、FHDを4kにアプコンする際にも言えそうで
> さらには、4kを16kにアプコンしようなんて際にも通ずる要因と化する様に思われます
> その対策にあるかのように、HEVCにはブロッキングの項目が追加されてあるようです
> (だども、何の説明もねえんだから‥使いこなしようもねぇ)



1-4)2

> 次に「マクロブロック区分」についてです


 {I8×8、p8×8、b8×8}とする予定のところを
 {I8×8、p8×8、b16×16}に誤って設定していた際に、発色が落ちました
 しかもアニメの方でも確認すると、実写では判りづらい色のムラムラがでまくりました

 つまり

 {I4×4、p4×4}
 {I8×8、p8×8、b8×8}とした二択でないと、AVC-9801では色むらを抑制&解消できません


> この二つの違いがまた顕著に判明しました


 {I4×4、p4×4}は、当然ながら動きの追随に強みがありますが
 bピラミッドの発色に比べると、それこそパソコン上での作業の想定を超えません

 ※(208^2)ビットレートだろうと、pフレーム群は、bピラミッド群の発色には程遠いどえむ


 {I8×8、p8×8、b8×8}になると
 DVDアプコンの拡大の中身を10ビット任せなので、不得手な動きになると違和感を発生させます

 アニメのパンは、必ず計算してから動かすので、方向角度はありきたりの想定内ですが
 実写のパンともなると、現在でこそクレーンにカメラを積んで動かしますが
 当時は、手ぶれありきな上に、カメラマンの無尽蔵な手の動きありきに晒されてました


 ‥なので、AVCでは、HEVC程には動きを判断できかねるので
 DVDのアプコンとした都合からも、動きの追随に誤差を来す傾向にあるらしく

 ならばどちらも同じなので

 {I4×4、p4×4}でも{I8×8、p8×8、b8×8}でも

 そこの誤差を補正する為に「重み付け」を最高MAXでバリバリに効かせます
 (間に合わせ感は拭えませんが、無いよりはずっと良いです)
 (意外にも、pフレーム群の場合、キーフレーム数がさらに増し増しします‥どんだけ〜‥)


> つまり、DVDの解除アプコンでは、特定の動きの改善要素に要有りで「重み付け」必須です



1-4)3

> 次に「B-フレーム」です


 ↓‥bピラミッドこそ真空管捻り込み輝度発色の源なり詰め込むべし設定

B-フレーム数:2
B-フレームモード:なし
適応型B-フレーム:最適
B-Pyramid:厳密
B-予測ウェイト:オン
B-フレームバイアス:0


 ※ 当方のbフレームモードに対する考え方は(量子化済みソース対象なのだから)

 まず、時間軸に関しては、副作用懸念とした度合いが不明で怪しすぎ

 空間軸に関しては、同じ一枚の中に似通ったマクロブロックを同じに扱うとなると
 どうしたって歪んだブロック含みをbフレーム間で取り扱うところとなり
 それを参照フレームMixやらbピラミッドに掛けようとしたら
 二度手間‥三度手間‥の間に変容しかねない怪しすぎ

 (どう考えたって空間軸×時間軸の諸々とした近似値を同一に扱う範囲が手広くなる嫌いになる)
 (なので潔く使用しません)

 (そりゃまぁ量子化前のマスターデータなら、そこまで懸念する意味なんてありませんニャ)
 (ある程度は近似を容認しないとキビシイ場合もあるでニャンニャ)


> だが、DVDアプコンの場合は、只でさえデータ不良なんだから
> 再度bフレームモードに確かさなんか1ミリもねぇ(そこを懸念しない時点で頭おかしいz)


 (フィルターの二度掛けは慎重にやらないと駄目なのは、なんだって同じじゃらほいホイ)
 (bフレームモードは、フィルターと同じですニャンニャン)



1-4)4

> で、「解像度」についてですが


 ずばり、解像度を上げた方が、輝度都合が必然的によろしくなります
 でもそれはそれで‥解像度に適ったビットレート増に踏み込まざるを得ず‥orz

 (結局は、発色の欠落をさけるには限界まで盛らざるを得ないどえむ)


 ‥多くはそこまで盛らずとも、そこそこ‥色を奏でているように見えるモノですが
 どうしたって、「こいつなんで?」という場面に出くわします


> はい、それ、ビットレート不足の可能性が50%です


 ‥例えば、イナズマンのOPの冒頭のビル谷俯瞰の手前のビルパーツ

 通常、ビルを描くのにコンクリートなんだからそんなに光ってねぇだろうと思い込んでいる
 でも、どんなに調整してやったって
 リアルな輪郭を描かずに、絵の具を塗りつけたような発色にしかならねぇ
 諸々微妙にそんな感じで、どうにもクッキリ感に弱くて、謎だったのに

 最後の仕上げとばかりに、(208^2)で盛り付けてやったら、らしく見えるようになりましたん

 (まるで、ここまでしないとサナギマンのままだからと、釘をさされた‥みたいな)


> フィルムタイプの場合、DVDのくせにと侮ってはいけないのです
> それこそ、お宝として取り扱うべきなのです(しみじみとそう思い直すことでしょう)


 されど、完全にデジタルソースの場合は、DVDとした劣化を期待してちゃってるみたいな
 それこそ、妄想気味にBD想定よりは縮んでくれないと困るバイアスどえす(調査あとまわし)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 18:44 | Comment(0) | AVC-優恋里小扉 | 更新情報をチェックする
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