2023年11月24日

【ボケて痛っ】オタク市場の形成にはちょっとした盲点がある

記稿.2023/11/24

> 今やオタク市場と言えば老若男女までピンキリだ
> とはいえ牽引役が若者に届くぐらいでないと、時代の話題にまでは及ばない


 ‥昭和の市場形成期とは異なり、今やオタクになるタイミングは様々だ
 それにしてもそこには一つの壁がある
 今や、どのぐらいの年齢にて、ネット環境に慣れ親しんだかという差を見せる
 (なぜなら、本屋の減った時代にあるからだ、テレビゲームに圧される時代の特徴とも言える)


> まず、お金を落としてくれるのは都会のオタクである
> 次に地方の都市部と言われる地域群のオタクが続く
> そういう諸々とした比較的裕福なお宅育ちが集中的にお金を落とすのだ


 ‥それ以外の市場形成などまともには機能しない
 それこそ、たまたまな街形成として、TSUTAYAが集中してましたとか
 ちょっと品揃えの好い地元志向な本屋がありましたとか
 オタクとした傾向の兄ちゃん姉ちゃん、今やおじさんおばさんが居りました影響ですとか

 そういうケースバイケースでの縁が有った場合にのみ
 地方のど田舎にあろうと、早熟にも‥どハマりするぐらいなのである

  ‥但し、その様な場合は、周りに語り合う同年代が居ないことがほとんどなので
  振り返ってみたらオタクだったぐらいなので、自覚成形を為すまでに多少のタイムラグが伴う


 ‥あとは、その手のネット活用に、いつ目覚めたか?‥でしかないのだ
 (だがそれとて通信料を払ったらそれまでなので、立ち読みよろしく‥無料読み探しに彷徨うのだ)


> ところが制作側は、都会のオタク出か、地方の都市部出だ
> つまりは、比較的裕福なお宅育ちに偏る(満足度経過がとても早いやつら草)


 ‥なので、その手のオタクらの興味関心と
 ‥まともに市場形成できず終いの持たざる‥にわかオタク群とでは
 体験感覚も集中感覚も濃さが異なるので、求める方向性がかなり違ってくる

 (クソゲーを掴んでしまった時点で、そこから先の好奇心が止まるか止まらないかの差は大きいz)
 (そこからの欲求不満のくすぶるままに創作意欲を募らせようと、過去形扱いだったりする草)


 ‥そんなこんなで
 都会のオタクらの新しいもの好きにも‥ホイホイと飛び移れる金力上等にはとても追いつけない

 さらにスポンサーともなると
 なんだかんだと‥新しいモノをてんこ盛りにしなければならねぇ‥アクセル脳と化している
 (スポンサーどころか産業構造自体が、そげな空気に満ちている)
 (競争競争と、そのテンポこそ王道と思い込んでいそう‥まぁメシのタネだしな)


> 早い話が、創る側の新しい想定で楽しみたいとした欲求と
> オタク層を獲得する上で求められる‥楽しめる想定のステップアップに大幅なズレがあるのだ
> (そこはもう、タイトル数の数攻めや難易度変更でカバーできるような想定では無いのだ)


 ‥今や歴史の順番通りにタイトルを知るわけでも無いし
 タイトルに対する世間の評価の立ち位置の取り方からしてどうでも好いみたいな処がある

 さらに予算を削られれば、できないことが途端に多くなり質が低下する
 (予算もそうだが、効率効率とチーム枠での頭数が縮小しても同じだ)
 (そんなこんなでクソコンテンツとした量産にも及ぶ草)


> その人材層の基板とて、都会のオタクとした枠組を主軸とするのだから
> 都会の景気から順にしか伸び代が無いどえむ(中華にしたってほぼ同じでしょう)


 ‥なので、世界規模にすそ野を広げれば大丈夫などというそういう事実は無いと思うべし
 当たればこそリターンのデカいのも事実だが
 カジノのようなノリで、娯楽の時代がやって来るなんて声も有るようですが
 何を根拠に仰ってるのやら、まったく以て謎にあります

 タイトルが増える毎に、予算配分の減る方向となり(見込める利益も分散し)
 配分やら頭数が減るほどに、とんずらを決め込むスタッフも増え
 質低下としたスパイラルに突入するどえす


> ここに理解の及ばないド素人や、地方のにわかオタク群ともなると
> 何を期待しているのかはさておき
> 創り手側に回りたいと思えば、その辺のバイアスに歯止めが掛からず
> 制作環境なんてどこでも同じだろうと高を括っているのか‥謎めいた思いこみで以て
> 就職を決め込んでしまうと言う流れがあるように思われます

 (なんだかんだ、制作環境の良い会社にすべり込むのも大変ですからね)

> でも現実は、都会でオタクになるには経済基盤とした育ちが必要なのと同じで
> 地方で余裕こいてオタクしていられたのと同じに考えて上京を決め込むと
> オタクすら続けるのがキビシイ現実に突き落とされるどえす

 (今更な話だが、地方でオタクにありつけて居るのなら、拠点を動かさない方が無難くさっ)

 (その手のお子様が引っ越し後に様子が変わってしまったのなら、もうネットにGOっすよね)
 (これはまぁそういう捉え方もあるというお話どえむ)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:36 | Comment(0) | 日記/2023 | 更新情報をチェックする
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