2023年12月10日

【エンコード日記】好逸ユーザーでのイレギュラーな観察の件

↓3)記稿.2023/12/10

> まずは、↓現在のテレビ設定:好逸リビングと好逸ユーザーの状況まとめになります


映像メニュー: リビングとユーザーの基本状況(ゼロ値とした中身)は同じです。

※ すべて±30からの差分になります。
±の幅が違うテレビモニターの場合は、比率を割り出して試してみましょう。
※ 調整には、RX550と19型HDテレビ(IPSパネル)を用いています。
(大型テレビの場合、基本的なバックライト等の発光が強めなので、その際は勘案して下さい)


      :好逸リビング   好逸ユーザー
       (16:9)用途  (4:3)用途
バックライト:(  4)    (  6)
ピクチャー :( 28)    ( 30)
黒レベル  :(−20)    (−18)
色の濃さ  :(  1)    (  3)

色合い   : (  9)‥‥共通
シャープネス: ( 24)‥‥共通

液晶AI  :   オン‥‥共通
色温度   : (  高)‥‥共通
ビビッド  :   オン‥‥共通

超解度   :   オフ‥‥共通
NR    :   オフ‥‥共通
HDオプティ:   オフ‥‥共通

明るさオート:   オン(昼),オフ(夜)‥(自動のままだと発色が希望通りでない場合あり)
テクニカル :    切


※ エコナビ(オン)必須‥(他のモードとの兼ね合いから)
※ 色が出てこないと思ったら、「エコナビ」のオン・オフを確認しましょう。(ここが鬼門)



1-3)1

> 今回発見したイレギュラーは、好逸ユーザーのみの症状です
> 好逸リビングでは、ほぼ発症しません(テレビサイズが変わると知らんけど)


 ‥つまり、対象なのは、480i(4:3)→解除60枚構成です
  イレギュラーとした症状がとくに分かりやすいのが
  ゴレンジャー後期(キレンジャーの配役が交代している)OPです


 9801__(99^2):627264(792^2):793881(891^2);(1.00)0.99235125%
 にて、720×480pエンコード出しすると、全体的に黄色っぽい

 30976_(176^2):495616(704^2):774400(880^2);(0.36)0.968%
 にて、1472×1080pエンコード出しすると、全体的にオレンジっぽい

 14641(121^2):527076(726^2):717409(847^2);(0.64)0.89676125%
 にて、1280×720pエンコード出しすると、全体的に青白い〜白っぽい


> これの差とした症状の理屈は至って簡単です
> 好逸リビング(16:9)は色み表にガチ合わせに仕立ててありますが
> 好逸ユーザー(4:3)は、誤差分の余幅を多めにして仕立ててあります


 ‥そうしないと、アナログ放送当時印象とした誤差を拭えないからです
 当時のテレビ市場が、トリニトロン管に駆逐されるまでの間
 各メーカーごとでテレビの色み感は、それぞれに異なっており癖を持っておりました
 具体的には、黄色っぽかったりオレンジっぽかったりです(大型化時代比較)
 トリニトロン管だけが、安定的に‥青白い〜白っぽいを発揮していたような記憶があります


 ‥何だかんだと
 放送局側でスキャンしたアナログ情報を電波に乗せて
 キャッチした受信側で、再度にブラウン管内部の電子銃で、時間連動的に再現するわけですから
 (色み版のレコードプレイヤーみたいな感覚どえす)
 同じ色なんか二度とでねぇとか言われていたので、決定的な調整なんてできかねていたわけです
 そこに登場したのが、トリニトロン管のRGB分解しての再現方法だった‥感じですかね

 (時代も時代で、ケーブルテレビの普及も進んできた頃合いだったせいもあると思います)
 (テレビ録画をより高画質安定して録画したい重要ありき‥みたいな)
 (それでも、誰も三倍時間録画を手放すことをしなかった)
 (そこに登場したのがS-VHS規格どえす‥トリニトロン方式放送に統一みたいな)


> それに近しいのが
> 480i(4:3)→解除60枚構成1280×720(1.36296296296‥);BT.720
> 14641_(121^2):527076(726^2):717409(847^2);(0.64)0.89676125%
> らしいのですが‥とまぁ不思議な状況を醸しています



1-3)2

> つまり当時からトリニトロン管の発色が、720p級のBT.709準拠だったくさいどえす


 ‥だったから、デジタル放送の強要転換と共にトリニトロン管とおさらばする所となり
 何やらDVDの画質が落ちた‥みたいな情勢だったくさっ


 ‥他のメーカーは、BT.601のそのままを大型化した感じでテレビに再現していたくさいので
 オレンジっぽさを醸し出していたとなると

 30976_(176^2):495616(704^2):774400(880^2);(0.36)0.968%

 の症状と同じって所なんでしょうかね??
 (やはり、トリニトロン管だけが、720p級のBT.709準拠発色だったくさっ)


> そもそもにして、パソコンモニターにも採用されていたのがトリニトロン管どえす


 ‥当時のその辺のスタンダードな解像度も1024×768‥どえす
 (1024×768=786432(≒886^2)とした近似が良いんでしょうかね??)



1-3)3

> ついでに述べておくと、これは480i(16:9)の実写限定になるようですが


 480i(16:9)の実写を、FHDでだそうとHDでだそうと
 色温度の差で調整付いてしまうようです

 HDサイズなら色温度(高)
 FHDサイズなら色温度(中-高)で、ほぼ同じにしか見えません

 (あくまで480i(16:9)の実写からのアプコンになります)


> なんの弾みか好逸リビングの色温度が(中-高)になっておりまして、思い知りましたz


 ‥却って、FHD出ししたそれを(高)で見直すと
 480iエンコードの中身のビットレートの割り当て多寡が明白になりすぎて
 どうにも調整したくなる感じに見えてしまいます
 (つまり色温度を下げてやるか、好逸ダイナミックで視聴するまでですが‥)


 ‥480i(16:9)アニメの場合は、また違ってきます
 どちらかというと、FHDで出して見るのもあり‥みたいなタイトルもある所でしょう
 (色温度は変更しません)

  とはいえ、1920×1080としたタイトルをどうやって480iに仕立てているのかを知ると
  そこまでしたいとは思わないかも知れません(次回へと続く)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:37 | Comment(0) | テレビ設定 | 更新情報をチェックする
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