2023年12月11日

【エンコード日記】インターレースには、32×32マクロブロックとしたお作法がある?

↓2)記稿.2023/12/11

> インタレースとした放送規格は、縦解像度を重視します
> その規範にあるのが、32×32マクロブロックお作法どえす(変換元解像度)


 4:3映像なら、1472×1088 → 46×34になる(黒帯込みなのでとくに悩む必要なし)
 16:9映像なら、1920×1088 → 60×34になる(480iに刻まれる黒帯分の処理が謎??)

 普通に1920→704なら、2.727272‥倍差です
 なのに480i(16:9)の場合、多くに黒帯が左右に(+2)計(+4)付いていたりします
 これは一体全体なんなのでしょうか?

 さらに上下のどちらかに(+2)の黒帯があったりします
 こちらも一体全体なんなのでしょうか?


> ‥では、480i(16:9)に見られがちな上下の黒帯はどのように附されるのか?
> 上下に帯無しソースとの違いとは?‥を計算してみましょう(正解か否かなど知らん)


 ‥まず、1080解像度でデータを用意するか、1088解像度で用意するかの差になってるくさっ

 その差を8÷2.727272‥すると(2.933333‥)です
 8÷2.25なら(3.555555‥)、8÷2.266666‥なら(3.529411‥)です

 是でイメージとしては、染まらないドットが2つ確実で
 残りの2ドットがグラデを伴った中間色に染まりあがるイメージを醸すのでしょう

 なので黒帯を外したかったら、始めから1088解像度にぎっしりと描き込むか
 1080→1088に引っ張ってから、480iエンコードに掛けるかのどちらかくさいどえす
 (それっぽいソースもチラホラしてるどえす)


 ‥というわけで、1088×1.777777‥=1934.422222‥です
 当然、32×32のお作法がありますので、問答無用で‥61×32=1952に丸まります

 1952÷2.727272‥=715.733333‥≒716です
 つまり、720−716=4を得ます(480iに変換した後の横の黒帯幅)

 整えると、1952×1088の周りに、左右計算1952−1920=32、上下計算1088−1080=8
 の黒帯を附して、480iエンコードをしているらしいどえす

 すると、480i(16:9)の際に
 左右に(2)ずつ、上下のどちらかに(2)とした黒帯がまとわりつく仕上がりになるっぽ


> ‥だども、もともとの1920横解像度が
> 1952÷720=2.711111‥の1920÷2.711111‥=708.196721‥≒708とした扱いになります
> どうにも規定の704なんざ無視しているクサい仕上がりに??


 1952÷1920=61÷60=1.016666‥
 2.727272‥×1.016666‥=2.77272727‥
 1952÷2.77272727‥=704

 1952÷16=122、704÷16=44
 122÷44=2.77272727‥(なんとマクロブロック的にも割り切れるっぽ)

 ‥え☆じゃ‥上下どちらかに振られている黒帯(2)を削らないと駄目なんじゃねぇの?
   でもまぁお作法の結果丸まっちまっているわけでして

   ただでさえ、元左右両端に足した黒帯分の半分が中間色に染まり埋まっちまってるわけでして
   上か下に置かれた其にしたって、どんな計算結果のなれの果てかなんて分かったもんじゃねぇ
   (ただでさえデジタルソースにはキラキラ表現てんこ盛りなんですから無理ッ)
   (そもそも、削れる余地なんて無ぇって感じでしょう)

  ‥なので、内部計算比オリジナルのままだと
  どんな計算値になっているのかなんて素人には判らないのだから
  誤差障害を避ける意味と改めて、16:9を附しつつ‥i解除エンコードせざるを得ないどえむ


> 1080→1088解像度に詰め直さなかった時点で、正確さなんてもう無理ッみたいな(残念!)


 ‥通常はビットレート不足の際に、左右両端の数ドットを落として黒帯に置き換えるぽいのですが
 中には同じタイトルBDソース比較で、上下完全カットソースも見られます(どうなってんだよ?)
 (ビットレート不足で、全体の構成自体を差し替えてあるぽい‥謎)



1-2)1

> では次に、480i(4:3)にて、黒帯無しタイプはどうでしょうか?


 ‥まぁなんとなく、フィルムをスキャンする際に
 使える有効解像度分を基準にして、始めから1088解像度に合わせたみたいな

 (‥上下のチラつきが目立たないソースなら無理なくできそうですが‥)
 (無理だったなら、上か下に黒帯が付くというわけですね)

 1088×1.333333‥=1450.666666‥
 当然有効解像度分の横幅も大きめになってるでしょうから、1472×1088にて無事丸まったと‥
 あとは、1.36296296296‥で問題なさげでしょう

 (でも、ビットレート不足になりがちなので、左右端切り黒帯置き換えとしたケースが多いどえす)
 (左右端切り黒帯置き換えだろうと、1.36296296296は変わりません)


> でも不思議にも、480i(16:9)にて、黒帯無しタイプが存在するどえす
> どのように引き延ばしているのかがとても謎(BDソースとまんま同じ縦横幅にしか見えん)
> (是がほんまの「インターレースはエクスプロージョンや!!」)



1-2)2

> では、480i(ビスタサイズ{1.85:1})はどうでしょう?


 1920×1037.873873873‥(1.85)→1920.3×1038‥(1.85)

 1920×1038
 1920×1056(黒帯上下計18)
 1920×1088(黒帯上下計50‥実質計42)

 1952×1055.135135135‥(1.85)→1953.6×1056‥(1.85)
 1952×1056‥(1.85)
 1952×1088(黒帯上下計50‥実質計42)


> どちらにせよ、横幅ピッチリとした480i(1.85)に仕上がっていそうですが
> ビットレート不足なら、左右端切り黒帯置き換えありきでしょう
> (なのでi解除の際には、全部盛り対応した方が無難でしょう)


 ‥比率は(1.85)で良いと思うのですが(未確認)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:22 | Comment(0) | AVC-優恋里小扉 | 更新情報をチェックする
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