↓7)記稿.2024/01/25
> XMedia Recodeに付随するフィルターの精度が頼もしかったのでトライ&エラーしてみた。
> (年末にも年始にも成し遂げられず‥2024に突入し‥一月も終わりだぉおおおう)
‥ブラウン管の滲みとは
アナログテレビに横の解像度概念に乏しかった理由として
ドット的に格子が表現できていたわけではない点が挙がる。
近寄ってブラウン管の格子を確認したことがあるなら知ってるだろうが
赤緑青とした順に並んでおり(逆だったかもしれんが)それが更に
赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青
赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青
赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青
赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青赤緑青
‥という具合に六角格子模様にズレて配置されていたものだ。(ドット単位管理に無かった)
当然、隣合う上下左右斜に干渉し合って、滲みあうどえむ。(滲まないわけがナインッ)
しかも、奇数ラインと偶数ラインを時間差で描き込む‥その先から消え出す誤差も含まれ
滲んでいるようでいて、色情報を補い合って発色が足し増しされていたのだった。
(ちなみに、その手の技法をアンシャープと言う‥だがアナログテレビへのそうした見解は疎い)
(当時の誰しもが、滲むのに逆に発色が上がるとしたテレビの日常に気が付いていなかったん)
(いやぁだってブラウン管だったし、ブラウン管バイアスだったz)
> ‥足し増しされていたのだった‥というのは、今回トライ&エラーしてみての感想である。
> つまり、当時の映像観により近づくには、器用に滲まして発色を上げるしかないのだ。
(繰り返す、その手の技術をアンシャープと言う)
今どきモニターだって隣り合う分には干渉し合うわけだけど
直線に並んでいるので、干渉面積は小さくなっている。
しかも、似たような色がドット単位に隣り合うのだから、滲むとした感度には程遠い。
(あとマクロブロック単位で明度管理されている‥420とかYUVなど)
更には、制作サイドが、ドットレベル相当での其をきちんと表現したいと思っていれば
滲まない・濁らないような色使いやらエンコードの際の工夫がやり繰りされるだろう。
(そうなってはもう、ブラウン管発色からどんどん遠ざかりギラテカすることは無い)
> そして、そこにおいても皆で同じバイアスを繰り返す。
> その名を「フィルムグレイン」と呼ぶ。
‥だがしかし、今回思ったのは、それはもはや「量子化グレイン」だった。
量子化される前なら、フィルムグレインを唱えても問題ないだろうけど
量子化された映像の場合のそれは、どう考えたって「量子化グレイン」だった。
【グレイン】‥穀物のような粒々としたノイズ‥の意である。
‥量子化された映像に生ずるjpegノイズにも見えるグレインは
AQの調整値の結果のそれなので、具合の良い状態に合わせるとノイズとして感じられなくなる。
だが、単純に量子化グレインが全部見えなくなる程に丸めると輪郭や遠近感がそぞろに陥る。
とはいえ、DCT有りのような‥強引な無かった扱い処理をせずに、残しておく限りにおいて
いくらでも復活するし、その様な状態に戻して再調整が可能である。(要ビットレート必須)
(という事実を今回思い知ったのだった‥‥へぇ〜そうだったんだぁ‥‥)
> ビットレートを下げすぎてもいないのに多少なりとぼんやりしてしまう場合のそれは
> シャープさをどうにか調整してやって微に戻してやれば、問題を小さくできるちゃ‥できる‥
> (だが、シャープを掛けるがゆえに、線境の強調しすぎ回避の制御は険しい)
‥それは、知れば知るほど
エグいほどに、輝度と彩度の調整感度バトルなのだった。(人の目で追える範囲外だ)
その二つを適正にずらして整えてやるだけでピタリとボケが消え去る焦点があるのを思い知った。
(ボケは消え去るものの、480i→60枚構成i解除の際のズームに課題を突きつけられている)
> だが、どう見比べても、インターレース解除のそれと、プログレッシブとしたそれとでは
> 再エンコード時の滲ませ結果が違うどえす。
インターレース内容だから滲むけど、端からプログレッシブだと滲まないくさい‥
(もといプログレッシブとて、特定の面積比に特定の色合いの粒々にハマると滲むくさい)
(ソースと違うと思ったら、それはもしかしたら‥滲み?かも‥程度どえむ)
‥其を具体的に述べると
超高層ビル群の赤いライト(航空障害灯)表現の色合いやら星粒の色合い
(キラキラ表現全般に影響するわけでも無い所が謎)
(輝度に引っ張られていると発色が上がり、そうで無い場合には赤みからして昏く仕上がる)
(どの作品を見ても同じ色で表現されがちな航空障害灯に変化が欲しい場合にはありだけど‥)
(つまり、ここのこの部分だけ滲んでおりますフィルター案になるどえす)
1-7)1
> XMedia Recodeにはスタンダード(固定)にて↓の順にフィルターが並んでいる。
インターレース解除
クロップ
パディング
解像度
↑に付け足すべく↓の8段フィルター群を順繰りに列べるどえむ。
シャープネス(アンシャープ)‥壱回目(始めチョロチョロ)
スマートぼかし‥1回目 ←「jpgノイズ浮きだし度合い」修正としたT段階。
スマートぼかし‥2回目 ←「jpgノイズ浮きだし度合い」修正としたU段階。
スマートぼかし‥3回目 ←「お残し白飛び低減処理」としたタイミングT過程?
シャープネス(アンシャープ)‥弐回目(もすこし火力を放り込め)
スマートぼかし‥4回目 ←「お残し白飛び低減処理」としたタイミングU過程?
スマートぼかし‥5回目 ←この段階にて漸くにシャープ上げすぎへのぼかしT段階?
スマートぼかし‥6回目 ←この段階にて漸くにシャープ上げすぎへのぼかしU段階?
※ フィルターは、それぞれの使用フィルターの値を一枠だけ簡易に一時記憶する。
更に、エンコード後?×アプリを再起動後?‥に並び順を記憶した列にて配置する扱いっぽい。
だがそれとて、それぞれの値がちょっとずつ違うので‥その度に逐一打ち込まざるを得ず。
(パレット機能がとても欲しくなるz‥間違えずに打ち込むのにとても手間‥)
※ 設定の保存とて項目の重複には対応して無さそう‥
タイムシフト設定を盛り込んでおいてそれができなさそうとは‥それ如何に?‥
※ まぁ複数ファイルを同時に設定するには、一枠だけ記憶するのを利用して
一気に列べずに、上から順に、段の値を一段分を打ち込んだら
次にファイルを切り替えて、段を増してやると打ち込まずに増やせるので
それを各ファイルに対して繰り返し、段分ごとを繰り返すと
間違えを減らしつつ、面倒くせぇ打ち込みを回避できる。
(つまり、8段分を一回ずつ打ち込めば済む‥但しそれとて毎回の繰り返しどえむ‥)
> べき乗値構成をここでもフルに活用し、諸々とした違和感のほぼしない滑らかな動きを目指すz。
> (ちなみに、8段活性嘆は、主に解除60枚構成576pアプコン用である‥???)
> (プログレッシブなFHDソース映像に対しては、活性丹であるかも知れない‥???)
‥話がぷち逸れるが(とくにアニメの場合)
解除60枚構成における動きの激しさに伴った効果背景パターンのフィールド再構成やら
ブレ駒に無かった駒位置が、ブレ駒に吸収されていたりして
フィールドを再構成しつつ解除やらかしている様子に少々面食らう。
(なので、微に駒で時差ブレする箇所が特定の確率で発生するくさい??)
(それの不満は小さいものの、静止画駒位置とした再現性については悩ましさ発覚どえむ)
‥OPで、王獣の羽ばたきが、駒速で片翼消えてるみたいなのはショックがでかい。
(特撮なんかだと、瞬間的に手やら足が溶け込んでる動きが多発するがそれと同じ)
(アニメ表現では、その手の動きにこだわる演出をほとんど見ないせいもあるだろう)
‥しいてあげれば、北斗百烈拳とした表現にあたる。
(ツッコんで語るなら、北斗百烈拳の残像は手に無く上腕側の方である方が正しいと思う)
(加速度の少ない動きの方が像として残りやすいのだ、ゆえに動きが見えないみたいな)
(まぁそれはそれで、それだけでは漫画表現としてはつまらないどえす)
‥圧縮率絡みもあるんでしょうかね?(それにしたって駒の片翼どこさ行っただ‥)
(そういう意味では、シン・インターレース解除手法にも分はあるという話‥orz)
‥一方でそのブレ駒に吸収された駒が、ソース側ではノイズ含みだった場合は、それはそれで
という具合に、メディアンを用いた強引な解除60枚構成にしても悩み所ありきのお知らせどえむ。
1-7)2
> まず、↓フィルターの名称と値幅の確認になります。
シャープネス(シャープ or アンシャープ)‥←名前のわりに、AQ再調整とした拡張くさっ。
輝度マトリクス水平サイズ:(3〜11)‥‥ ←バグ?仕様?‥偶数値だと奇数値に化ける。
輝度マトリクス垂直サイズ:(3〜11)‥‥ ←バグ?仕様?‥偶数値だと奇数値に化ける。
輝度効果強度:(-2.0〜5.0)
クロママトリクス水平サイズ:(3〜11)‥‥ ←バグ?仕様?‥偶数値だと奇数値に化ける。
クロママトリクス垂直サイズ:(3〜11)‥‥ ←バグ?仕様?‥偶数値だと奇数値に化ける。
クロマ効果強度:(-2.0〜5.0)
スマートぼかし‥←名前のわりに、こちらこそがアンシャープ(ガウスぼかし)くさい。
輝度半径:(0.10〜5.00)‥‥ ←べき乗値の(0.09&0.04)を打てず。
輝度強度:(-1.00〜1.00)‥‥ ←べき乗値の(1.44)を打てず。
輝度閾値:(-30〜30)‥‥共に、シャープ化の際に要する明度差分の判断値。
彩度半径:(-0.90〜5.00)‥‥共に、半径を小さくすると細部を強調、大きいと白飛びし易い。
彩度強度:(-2.00〜1.00)‥‥共に、強度=量=境界にコントラスト追加の%みたいな。
彩度閾値:(-31〜30)‥‥共に、鬼門で値の割り振り具合の微差判断が難しい‥orz
※ 閾値を高くすると、たとえ明度が低い部分でも
コントラストが低かった場合はアンシャープマスクを適用せず。
> 次に、得られた数値群↓を即見でご覧下さい。(※輝度閾値と彩度閾値は暫定値)
シャープネス(アンシャープ):3、3、[-0.6]、3、3、[-2.0]
スマートぼかし:[0.49_0.81]、5、[0.36_0.64]、4
スマートぼかし:[0.25_0.49]、3、[0.16_0.36]、2
スマートぼかし:[0.10_0.00]、0、[0.00_0.10]、0
シャープネス(アンシャープ):11、11、[1.5]、11、11、[0.1]
スマートぼかし:[1.00_0.00]、0、[0.00_1.00]、0
スマートぼかし:[0.64_0.36]、8、[0.49_0.25]、7
スマートぼかし:[1.00_0.64]、10、[0.81_0.49]、9
ビットレート謎比:9801(99^2):352836(594^2):793881(891^2)ダウンコン
:12321(111^2):443556(666^2):788544(888^2)アプコン
:22201(149^2):355216(596^2):799236(894^2)ダウンコン
:39204(198^2):352836(594^2):627264(792^2)
:43264(208^2):389376(624^2):692224(832^2)
> ‥そんなこんなの8段活性嘆フィルターを噛ますと
> i解除用途のAVC-9801 Trellisにも変更点が発生するどえす↓
> pフレーム予測の重み:ブライドオフセット(増幅した輝度を保つ為用) ← スマート解析
1-7)3
> では、うんちくの前にまず軽く‥明度と輝度の違いを確認しましょう。
※明度は、RGBとした数値分割の度合いを上から順の白黒に当てはめるだけ‥のっぺり感あるある。
そして、8bit‥10bit‥と階調が拡がると解釈が異なる。
8ビット(256階調)、10bit(1024階調)、12ビット(4096階調)、16ビット(65536階調)
になる‥とはいえフィルターの値幅は(±30)しかねぇ。
(なので、そのフィルターがどこまで対応しているのか‥そこがまず問われる)
(階調が細かくなるほどに、印象も変わるどえす‥対応モニターも必須だ‥)
(現状の8bitソース→8bit10bitの差は、キーフレームの枚数程度内である)
(10bitの方が圧縮率が高いので、その分キュルキュル度が増さるどえす)
※輝度は、人間が感じる明るさの度合いを割り振ることから、それらしく仕立てる扱いだ。
だが、それにしたとて規格側の主観であったり、機械的な取り扱い上の都合が絡む。
(なので、素人が抱くイメージとは、多少なりにバイアス誤差あるあるになっている)
(DVDとBDとUHDでも多少違うどえす‥取り扱う色域に依る表現度の差とも解釈可能だろう)
そういう意味でも、実写とアニメでは輝度の感度を多少なりと違える。
需要の流れで言うと、規格の中身は実写重視だろう。
実写とアニメがごちゃ混ぜ編集だったら‥実写よりの編集&色使いにせざるを得ず。
(当然、両方を扱う制作会社のエンコードともなると、片職とは違うどえす)
※アンシャープマスクとは、信号の高周波成分を強調する線形または非線形フィルターを指す。
(解除ボケやら再リップのボケ感の回復にもってこいみたいなうんちくどえす)
(だがその実態は、トリニトロン管だろうと、滲みを上手に利用した発色だったどえす)
(明るく綺麗に発色するんだけど、近くでよく見ると滲んでいる‥ブラウン管映像の特色どえす)
(もとい本来的なインターレース映像の特徴くさっ)
(舞台映えした役者の化粧貌とすっぴんとの差をどう思うか‥みたいな)
(断っておきますが、パソコンモニターとテレビは違います)
(テレビは先に上げた六角格子に赤緑青が並んでいたどえす)
(パソコンモニターとしても使えたRGB対応型では、色が滲まないようにモード切替してた草)
‥ところが、動画エンコードに、普通にアンシャープを使おうとしてもうまく行かないどえす。
アニメだと色情報が平板すぎるのでアンシャープを使うと動きが怪しくなるし
実写は、逆にアンシャープの方が深みが得られて良い感じにもなるのだが
誤差をやらかしていると黒ずんだに陥る‥ピッタリすると明るくなる‥
そこの塩梅と調整が、とても面倒くさい。
‥ブラウン管では、其を奇数・偶数×六角格子を用いて、全自動的且つ瞬時にこなしていた。
なので、インタレースの本来の役目こそアンシャープ効果だった。
デジタルになるとなぜか高周波保持とした圧縮技術の一つにしか解釈されなくなった。
‥UHDにて、HDRなどと謳っているが
実は、器用にアンシャープを掛けてるくさいので、なんだか違和感つきまとう???
万遍なく均一にアンシャープを噛ませば、そりゃまぁ、特定の強い光を当てると
トリニトロン管のように発色の倍増に及ぶ‥みたいな仕掛けに思われる。
(滲ませるからこそ、テクスチャーの保持も怪しくなる‥みたいな???)
(そこの効果を段階的に上げていくと暗室フィルム状態に推移していきそう‥パネェ)
(コピー防止抑制効果としてはありかも‥適切なモニターが無いと正確に観れん奴‥)
> 一般的には、輝度を上げると彩度が薄らするし、輝度を下げると彩度が濃くなる‥
> 反比例するというか、色立体の外側縁の上下先細りとした動きイメージが輝度と彩度の関係っぽ。
(∴液晶のような四角い格子にした途端に、滲み具合に違和感発生みたいな)
(とくにフィルムグレインとした印象に、世界中で悶絶することになったくさっ)
‥まぁ何が言いたいのかというと
問題発生フィルターどもをかなぐり捨てて
輝度を上げようと頑張った結果、層を重ねたフィルターを介そうとも
(出来映えの不十分さにまみれているのに気が付いていないと)
なんだかんだと、例外に漏れずに‥色が薄く感じられるように仕上がってしまうというオチどえむ。
クッキリんには見えれども、輝度寄りに色が滲んだだけ‥みたいな失敗像どえむ。
(ブラウン管の格子のように隣り合う所から色を補ってこれないという物理差のもどかしさ爆)
> じゃ、着色し直すしかねぇじゃん??
> とやり出した迷走の結果、ホホイノホイ解への道を見つけてしまったのらラララらんらん。
> ‥だったのだが、再調整を重ねた結果、それも不要になったどえむ。
1-7)4
> では、次に、トライ&エラーから、フィルターの駄目なうんちくを列べておきます。
‥まずは、XMedia Recodeに用意されたシャープネスフィルターの選択項目の
シャープとアンシャープの表示についての癖どえす。
・シャープとアンシャープのごちゃ混ぜ利用は不可どえす。
・しかも、切り替える度に、名前欄にある同じ項目の設定に対して一括変更してしまうのだった。
たまに切り替えるような使い方の場合、見落としをやらかしやすい。
(シャープとアンシャープとで、色分け表示してくれれば、ど忘れやらかさずに済むどえす)
(取りあえずの対策としては、ごちゃ混ぜで使わずに‥使い分け起動しましょう)
・そしてさらに、シャープとアンシャープを切り替える度に
切り替えた場所の欄だけ値が保持されずに、強度値が変更されるどえむ。(バグ?仕様?)
↑とした意味でも、「アンシャープ一択模様にしろ」と言わんばかりに背中を押されたz。
> ‥普通に、シャープネス効果を弄りやらかしていると(1080実写ソース)
> シャープネスが少しでも強いと白飛びして目立つ結果を得る。
> でも映像上では、動かしてみないと発覚しにくい諸々あるあるなのだから確認が大変どえす。
・激しい光表現×激しい動きのある場面‥(ぼかしが強すぎて細部の形を失う場合は再調整)
・さらさら髪の光の反射‥(白飛びの仕方が千差万別でとても鬼門)
・ふんわりと全体にホワイトフォーカス表現‥(輝度上げ毎に表現意図が無効化していく感有り)
‥そんなこんなの基本原則に
シャープネスフィルターの後には必ずぼかしフィルターを当てないと映像の動きが怪しくなる
次第を思い知ったどえす。逆も然り。
(なので、シャープネスフィルターとスマートぼかしフィルターはセット利用なのだった)
(ぶっちゃけ、どちらも同じガウスぼかしくさっ‥謎)
> そんなこんなでうまく行かないと「ノイズ軽減」「ブロッキング軽減」を試したくなる。
> だがしかし、これが原理的にも使ってみるだけ野暮だった。
‥例えば、ノイズ軽減フィルターの場合
時間軸と空間軸を扱うので、空間軸にて削りすぎると時間軸へと多大な影響を及ぼす。
(さらに、ノイズを間引いたなら‥どこからかデータを拾ってきて塞ぐ必要がある)
結果的に、時間軸を介した残像を埋め込むという悶絶工夫に踏み込む原理だった。
つまり静止して見ると、前の前の前の映像が残残残像残残として刻み込まれる扱いに置かれるのだ。
それで「修繕しましたz」とか、中華な国の文化財の修復作業みたいで、とても萎える。
‥例えば、ブロッキング軽減フィルターの場合
ブロッキング軽減−強度に(低・中・高)とある。
これの意味が判りにくいのだが、どうにも低周波と高周波を指しているらしい。
なので(低)の方が、より強く丸めてぼかす傾向を示す。
高周波を多めに残そうとすると、なんだか効果に薄いので、其の双方のぼかしの差を利用して
まずT回目に高周波を想定より控え目にして当て、U回目として一段弱めに低周波を当てると
わりと一度だけ掛けるよりも、随分とマシに見える。
まぁ→{1、4、9、16、25、36、49、64}この差の感覚どえす。
とはいえ、なんだかエンコード項目に見るDCT有りに似ていてとても好かん。
(これを使ってしまうと、つまりはJPEGノイズを潰しに行くだけなので無意味にあると判明)
(時間軸でマクロブロックを使い回ししてるのに空間軸前提に勝手にそんなことしたらあかんやつ)
> という風に普通にやらかし始めて、↑のようなあるあるにてうんざりしたどえす
‥いろいろと弄れば弄るほどに、輝度と彩度の世界は反比例にあるばかりなので
輝度上げを狙うと、まず輝度が上がることで隠れていたグレインが蟲くどえす。
また、彩度が薄まることでも隠れていたグレインが蟲くどえす。
逆も然り、逆の逆も然りどえすどえす。orz‥orz‥orz
なんだかんだと、相反する方向にて隠れていたグレインが蟲くのだ。
(今どきのソースは、その手の情報を間引かずに抑え込む流れなんだから尚更だった‥)
だが、相反するが故に、薄まるグレインもあり、差し引きトントンとした悩ましさを得る。
そんなこんなで大抵の市販映像の場合、jpegノイズ風グレインは忌み嫌われるので
ソフト&スムージングに仕上がっている。(ボケている様な‥いないような‥塩梅だったりする)
‥だがしかし
そんなノイズ云々の他に悩ましいのが、調整値がマズいと、映像メニュー切換に乏しくなることだ。
(まぁアナログテレビをわざわざ暗めに調整して見ている奴も居なかったわけである)
(液晶時代の奇妙な習性を取り込もうとすると、なんだかんだと二者択一に及ぶのだった)
1-7)5
> では、8段フィルターについてのうんちくどえす。
> うんちく言ってもトライ&エラーから得られた内容なだけですが‥(映像理論な見解など知らん)
‥フィルターには、奇を衒うかのようにマイナス値設定が用意されている。
シャープネスの値にマイナス値を使うとなんだかぼかしになり
スマートぼかしの値にマイナス値を使うとなんだかシャープになり‥(一発変換素人には謎だらけ)
「それがなんだ?」‥と思いはあったにせよ、多少なりとも使えそうだったので
最初に考えた、大きな渦巻きが次第に小さくなるモデルを修正することにした。
真空管のイメージなんだから、サイン・コサインだろうとしたバイアスとともに
マイナスの運動イメージとプラスの運動イメージとの兼ねあいモデルを想定した。
(真空管の波が、真ん中でうねっている感じである)
> すると、マイナスの動きとプラスの動きの違いを値で表現する次第を考えざるを得ず。
そこでまず、シャープネスの輝度とクロマの効果強度のパターンを
(+)(+)、(+)(−)、(−、−)とした参段回だろうと思った。
やってみると、マイナスから入った方が良い。値も小さくやらかした方が良いらしい。
> ‥てな具合に(輝度、クロマ):(−、−)→(+)(−)→(+)(+)だと思ったのだが
> 中々うまく行かずに迷走した、結果的に、3段回は2段回へと簡素化した。
‥うまく行かなかった理由としては、スマートぼかし側のマイナスとプラスの並べ方があった。
まず、スマートぼかしでのマイナスとプラスの捉え方だが
こちらはわりとザックリでも形として当てはまった。
> マイナス値とした形が、{半径:強度}={小さいべき乗値:大きいべき乗値}
> プラス値とした形が、{半径:強度}={大きいべき乗値:小さいべき乗値}
‥そうなると、次にどのような値を列べていくかなのだが
次第に、偶数べき乗値と奇数べき乗値で分けるという論に及び
そうなると、{−、−}{+、−}{+、+}の際に
奇数べき乗値群を先に盛り付けるべきか、偶数べき乗値群を先に盛り付けるべきかで迷走した。
結果的に、値幅の制限という縛りもあり
偶数べき乗値群から始めると、赤みの度合い差に制御不能とした不具合が見られる所となり
マイナス回転想定には、T回目の輝度値を、奇数べき乗値群から始めるのが適切と判断した。
シャープ{−、−}
{輝度:彩度}→{奇数べき乗値群:偶数べき乗値群}
{輝度:彩度}→{偶数べき乗値群:奇数べき乗値群}
シャープ{+、−}
{輝度:彩度}→{?:?}
{輝度:彩度}→{?:?}
シャープ{+、+}
{輝度:彩度}→{偶数べき乗値群:奇数べき乗値群}
{輝度:彩度}→{奇数べき乗値群:偶数べき乗値群}
> はい、誰がどう見ても、シャープ{+、−}の段階が謎めいています。
> どうすりゃ良いの???
中途まで
シャープネス(アンシャープ):7、7、[-0.1]、7、7、[-0.6]
シャープネス(アンシャープ):9、9、[0.5]、9、9、[0.0]
シャープネス(アンシャープ):11、11、[1.1]、11、11、[0.6]
という具合に、参回噛ましていたが
なんだかんだと、エッジ感が強くなりすぎるソースありきで外した。
‥で、代替的にしぼり出した案が
輝度半径値の下限が(0.10)である事から
{0.10:0.00}{0.00:0.10}という当てずっぽうを当てはめた所
線境の白飛びのお残しを減らす効果がそれなりに見られるとして採用する所となり
ついでに、シャープ{+、−}は効果に薄いどころか、弊害くさいと判断し
それを取り下げて
シャープ{−、−}に{0.10:0.00}{0.00:0.10}をホールドするにせよ
バランスを欠くので
シャープ{+、+}に{1.00:0.00}{0.00:1.00}を配置することにした。
これがまぁ‥色境のコントラストが微に高めの場合の改善効果を得ると判断して採用した。
(なんだかんだと、拡大すると気になる色境のグレインが丸くなる傾向を見せている)
(さらに、どこもかしこもアンシャープくさい映像に変わってる)
> で、輝度と彩度の閾値なのだが、その前にシャープネス側でのうんちくを述べておこう。
1-7)6
> で、シャープネスなのだが‥
‥シャープネスのサイズの基本事項として
水平・垂直サイズを上げると、自動的にその上げた分だけ‥輝度感を増す仕様どえす。
(さらに、サイズ幅の組み合わせを適正にしないと、映像メニューモードの切換の際の偏りに及ぶ)
例えば、先に上げたシャープネス(7,7)から入って(11,11)で終わるパターンの場合だと
昼間はスタンダード適応し、夜間になるとリビング&ユーザー適応を見せるという中途にハマる。
これの謎状態を解消するには
シャープネス(3,3)から入って(11,11)で終わるパターンに固執する必要になる。
(なので、シャープネスを一回しか掛けない場合は、そのサイズに適った映像メニューのみになる)
(という謎が発覚している)
> ちなみに、壱回目のクロマ効果強度値を(-2.0)にしてあるのは
> ズームガクガク対策の一環にもなっている。(これ以上にはぼかせない)
‥次に肝心なのは、輝度効果強度とクロマ効果強度の差の取り方どえす。
ここは、サイズ選択を変えることで、強度値設定に調整の用がでる。(再調整なんて面倒だz)
何に違いが起こるかというと、とくに赤みの度合い誤差どえす。
(赤みのズレ修正には、エヴァンゲリオンTV版のOP冒頭がモッテコイだった‥まさに鬼門)
(赤みを整えて滲ますことで、発色の拙く陥る☆粒に輝度を得る。結果、☆粒がぼけ潰れない)
(但し、輝度を得る代わりに彩度が落ちるので、ピンク☆や黄色★発色が薄まる。二者択一だ)
(ちなみに、赤みの調整には、アルムおんじの赤みヅラも当時感適うのでモッテコイだったりする)
‥あとは、基本的にサイズの値を共々揃えてやらないとズーム場面で「ガクガク」に及ぶどえす。
とはいえ、まだまだズームが微にガクガクしちゃうどえむ。
‥ズームガクガクの症状の主因は
i解除60枚構成の際にブレ駒が、ズーム場面において3枚連続なんて事によるらしい。
(1080i解除タイプのブレ駒4枚構成の際に問題は見られないのだから、3枚構成が鬼門くさい)
(もっとも、1080i解除タイプの場合は、滲みの度合いがとても厚化粧に見えてしまうどえむ)
(そういう意味では、プログレッシブ・ソースの方がずっと綺麗に出るには出るが)
(ソースに依っては滲みを許容できないケースも有るどえす‥まだまだ調整中&調査中‥)
(これの改善には、解除方法を工夫しないと駄目くさいどえすが)
(シン・インターレース解除方法だとブレ駒が減るのでもしかしたら行けそうに思われますが)
(現在、ストレージに大きな空きが無く、先送りしてるどえむ)
> ちなみに、赤みズレを修正できていないと、グラデーション推移場面もボロボロになるどえす。
‥で、スマートぼかしの輝度と彩度の閾値の話になるのだが
この項目でも、シャープ効果の効き具合の調整を、程度なら可能にある。
なので
{−、−}の段階で、ぼかし×ぼかしを強くするのか
{+、+}の段階で、エッジ強調を強めに残すのかとした選択をせざるを得ないのだが
共に足し算引き算の関係にあるらしく、結果としてほぼ同じにしか見えてこない。
(あからさまに差の出るソースの確保が望まれる)
※ 違いとしても、明度差を基準にアンシャープをキャンセルして、シャープに変更ぐらいだし
アンシャープの適応が、それぞれに何回行われたかなんて区別を知らん‥無理‥
(シャープを掛ける度に明度だって手が加わるだろうし‥その流れを推し量れなんて無理)
(デカいモニターにて、一回毎の変化を目で追わないと判断無理ッ)
※ シャープネス効果での効果強度にマイナス値を用いるとぼかしになる。
※ スマートぼかしの閾値にマイナス値を用いるとシャープネスっぽくなる??
これは、プラス値を大きくする事でぼけ感が増す事からの逆算なのだが
スマートぼかしの閾値にマイナス値を振ってもあまりよく判らない。
※ 得られた即見値のそれぐらいの範囲で
{−、−}と{+、+}の間に、±1〜2程度の閾値差で、ピント感に差が伴うまでは判った。
(だが、ベストがどこにあるのかはまだ推し量れていない)
(現在参考にしているのは、ズームのガクガク改善用途の映像が主である)
(‥数値を打ち込むのがともかく面倒くせぇ‥)
1-7)7
> では最後に、再着色としたノウハウについて載せておこう。
> (没にはなったけど、色褪せ改善用途ありの残念なお宝ファイル用途向けみたいな)
‥「色相/彩度」フィルターを
色相/彩度{彩度:明るさ:色相}
色相/彩度{彩度:明るさ:色相}
色相/彩度{彩度:明るさ:色相}
‥‥
‥
単純にU段構えに活用すると‥輝度を保持したまま発色が「発狂」したように倍増どえす。
U段でもV段でもW段でもX段でもY段でもイケますが
重ねる度に、グラデーション推移場面の割れが酷くなるオチがつきまとうどえす。
(まぁ‥お肌な映像の場合にそんなのほぼ見られませんからねぇ)
(好きなように再着色が可能なんですが、不可能なリップの場合もド有りどえむ)
‥色が変えられると言っても、色の足し算ですので、時にはイレギュラーがつきまといます。
そういう部分も含めて、重ねる手順にはある程度のコツというかツボがございます。
> 簡単に没になった理由を述べておくと
‥活性嘆フィルターとした出来が活性丹レベルに達した時に
それまで効かせて楽しんでいた明るさをゼロゼロに合わせて使用できると判り
その際に彩度その他の値を{1,0,0}足す{100,0,0}にするのが基準だったと知り
次に{2,0,0}足す{50,0,0}と減らしていく足し算になるのですが
次の彩度(4)が鬼門でして、バランスに欠きます。
安定的なのが(3)(5)(6)で、あと(8)(9)を混ぜ合わせる感じになるのですが
3段に重ねるともうグラデーション推移場面が、それだけでガクガクです。
{6,0,0}足す{6,0,0}足す{36,0,0}が、良い感じの脳内水準なんですけどね。無理。
明るさ値は、絶対値差にて揃えるのが良い感じになるのですが
薄暗くなっているソースを明るくしたい場合にはそぐわないので違ってきます。
‥色相を弄る際にも足し算が可能です。
ですが、駄目なソースの場合は全体推移しませんので、ほぼ無理です。
(重ねすぎても、色相の推移が飛び飛びに陥るので、陥らないようなコツが必要です)
(また、特定部分に赤みをチョイ加えたいなんて場合の重ね度合いタイミングが有ったりとします)
> 色の最適化ままの全体推移可能は、もう色の異世界どえす‥楽しいたらありゃしない‥
> (ガンマやらベータやらアルファーやらの悩ましい曲線推移とは違うのだよ)
(100)足す(256)で、(0)足す(0)に似かよりますが
複雑な映像の際には、イレギュラー感も起こり得ます。
(静止画で見る分には違いはなくとも、動かすと何か違う程度ですが‥気になるみたいな‥)
基本的には、重ね足す度に、明るさが増すので
色相を重ねて変化を味わう場合には、その分を計算して黄色分を引き算してやる用が生じます。
(色相変更目的だけだと、とくにそうなるので、行う必要もあるでしょう)
(その呼応から、明るさの方の調整も微に加減してやる必要もあるでしょう)
> VLCにも、是非に、オプションでポチッと色の足し算機能を追加して欲しいところどえす。
‥ちなみに、19^2=361‥だって知ってました?
実に、円周角度2周目に突入しましたって値感が美しい。
だがしかし
陰謀論数値に例えると、「18^2を超えていけ」みたいな含みがとても痛い。
しかも、お肌の色の微な調整には、18^2〜19^2‥とした間がとてもデリケートに必要どえす。
(当然、黄色みが不足するので何回目かに足し算しないと駄目どえす)
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