2024年02月13日

【ネタ文学】新田開発で貰える面積がどのぐらいならやる気が湧くだろうか?

記稿.2024/02/13

> 江戸期には、新田開発に参加するとてめえの開墾分が貰えたという話がある
> さて、どのぐらいなら庶民のやる気は出ただろうか?(実際の所など知らん)


 ‥当時の一石で、大人1人が食べていける米量
 農作業に人手を雇わずとも1人でどうにか頑張れる広さというのも謳い文句になるだろうけど
 家族が増えても賄えないと多分乗り気にならないと思う

 つまり、ざっくり十石ぐらいとすると

 一石が田んぼ1反(およそ1000平方メートル)なので、十倍なら100u(1ヘクタール)になる
 野球場の中のプレイグランド面積ぐらいに相当する
 (ちなみに今の技術だと、其の面積なら100人程度の米量を賄えるとかなんとか)
 (たがしかし、昔の人の胃袋と比較しての話だと収穫量が十倍になった解釈には無理がでる)

 (あと、年貢分を含んで計算してないと後からの計算にしたってとても面倒くさい)
 (とはいえ、藩ごとに年貢の割合は違うから、五公五民程度を一石に割り込んであったとも‥知らん)
 (石高で養える人口計算をやらかしていたわけだし‥どうなんでしょうね?)


> てな感じで、異世界の貧乏男爵家何チャラ話に置き換えると
> 領民1家族の平均を老若男女合わせた大家族構成想定としてまぁ十人とすれば
> 10家族で10ヘクタールに及び、20家族で20ヘクタールに及ぶ話になる(単純計算)


 (でも、異世界表現でも、農家も含めて核家族構成ばかりだという不思議感に謎めきだす)
 (なんという貧弱な表現力ばかりなんだぁ‥とここに於いて思わざるを得ず)


 ‥なかなか‥思っていた以上に手広い農地が拡がっていないと食っていけない話だz
 (貧乏貴族の貧乏イメージの表現の仕方をもう少し工夫しないと雑に見えるばかりだろう)

 さらに、その4〜5倍程度の広さの森やら裏山面積を得ていないと、十分な薪を拾えずに詰む

 (まぁインフラ整備自体が大変なので、農地の外は概ね手付かずどえむ)
 (8倍ぐらい有っても困らない、むしろそのぐらいでないと確かにタンパク源に乏しくなる)
 (むしろ領地の境にこだわりすぎると森の生態系に影響が出るので暗黙の了承ありきくさい)


> 具体的に述べると、静岡県清水町ぐらいの度合いが、貧乏男爵領地として理想型に思われる
> 比較的平たい形状の土地が拡がっており、水源に恵まれている‥でもキッチリ片田舎
> まさにドツボみたいな


 ‥難点を述べると
 清水町を領地に見立てた場合、領内が河で三分割風な点が悩ましい
 歴史的に述べると、柿田川公園辺りに城が有ったそうなので、その辺に館を構えるとしても
 有事の徳倉方面は捨てざるを得ないだろう(むしろ狩り場扱いにして置いた方が気が楽っぽ)

 (中世風な領地経営なんて、どう考えたってそんな感じだろう)

 気が付いたら徳倉方面にダンジョンが出現してました‥展開が手っ取り早そう‥
 だって丁度河の向こうになるし、筋立てするにも好都合だ

 (向こう側に有るだろう他領の事なんて知ったこっちゃねぇ)
 (ダンジョン利権としては、向こう側他領の領主はしめしめにもなるんだろうz)


 ‥通常は、地形を用いてそう思い浮かべられるように工夫をすべきなのだが
 異世界モノはなんでも城郭前提なので、その手の説明が何にも無かったりするどえす

 そのせいか‥他領同士のいざこざ絡みというのがパターンになりがちorむしろゼロ


> スタンピードが起これば、里を後にして逃げてくる家族も居るのだから
> 新田開発需要というかその手の依頼が、商業ギルドに貼ってあっても好いはずなのだよ
> (商業ギルドが仲介してくれるので安心ですみたいな)


 ‥そもそも役場とした概念を存在させていない感覚の方がどうにも不可解でくそ(謎)
 (お役人に直訴すると斬られる空気の江戸時代だったからなぁ、遺伝子なのかなぁ)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 19:35 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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