【ボケて痛っ】奴隷バイアスvs眷属バイアスvs階層バイアスvs天子バイアス

↓2)記稿.2024/03/16

＞　奴隷バイアスとは何か？


　‥まぁ単純に、あるじの思い通りにしたい肉壁扱い根性の発散に逆らえずに絶望する傾向と言える
　（其を使役することを当たり前として、悦に浸かりたい症候群をも指す）
　　（何もかも、おまかせの方が楽みたいな）

　そもそも異世界の奴隷契約魔法にしても
　奴隷の最低限度のライフラインの世話をしなければならないと約定しているわりには
　その手の不履行‥まもらなかった場合の罰則を表現した場面は、極々稀である
　まさに一方的な解釈のまかり通る不公平な取り扱いにおちいるのだった

　そういうのも含めて、上位立場に抗えないバイアスだ
　使役する方にしたって、其は当然と考えている
　　（端から見るとそれはそれで、不憫を恩人に奉って身を捧げる覚悟の関係性にも見えてしまう草）

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＞　眷属バイアスとは何か？


　‥眷属ってのがどうにも何らかの繋がりを意味する一団・一群を指すのだが
　そこには必ずボスというか主が、中核に位置する関係性にて築かれてある

　（今どきの異世界奴隷活用の多くにこれが目立つ、あれらは奴隷バイアスとした様相に無し）

　さらに、ボスは、部下の順位争いを諫めもすれど、否定はしない
　　（眷属の間柄には様々あり、部下に対して命令以外は放置プレイだったりもある）
　　（新人の世話をちゃんとしつつ、強力な団体を目指している形もある）
　　　（無論、スパルタ教育ありきブラック経営ありきの主しだいだ）


　その中での共通した概念としては、顔ぶれが組織内の立ち位置をやたらと重視する傾向だろう

　‥団体を増やすには、外面も欠かせない
　だが、身内からしてみれば、外面の良さより、内面の良さこそを発揮して欲しいのだ
　　（すると不思議と、身内間にしか通用しないお約束に縛られていたりする）
　　（其をのみ込めていないとお仲間になれないどえす）


　‥感覚で言うと「言語」がそれに近い、「方言」然り「固有名詞」然りだ
　（誰しも、自分たちのアイデンティティーとしたこだわりがそこに座していると考える）

　ところが、団体の数だったり、村の人口だったりと内から増えていく分には反発は少ないにせよ
　よそ者を一気に取り込みだすと、自分たち特有のそれがメッキだったとして溶かされる


　‥それはそれだが、言語や方言に例えて語ると、日本語の乱れの様に収拾が付かなくなる
　英語にしたって、よそ者のそれは必ずしもネイティブとした感覚を持ち合わせてはいない
　なのに、よそ者の数の方が圧倒し出すと
　集合意識としての主体を奪われることに等しくなる

　外から見たらそりゃそうで、その手の癖や偏りにしたところで
　自分たちのアイデンティティーとして洗練してきたはずのそれが、一気に崩壊して行くのだ

　但し、其を乱れの様に感じるのは
　地元の血を濃い目に受け継いでる側の感覚でしかないのだから表現しがたく
　世界の共通言語となりだして増えれば増えるほどに、まったく違う方向へと歩み出す

　其を嫌うのも眷属バイアスに該当する
　（その手の乱れを嫌うなら、はじめから恐怖でビシッと引き締めておくのも手立てなのだろう）
　（まさに英語文化のそれだった‥メシマズとカネと戦争爆‥）
　　（なんだかんだとそういう意味では‥眷属空気とて胡散くせぇ〜‥）

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＞　階層バイアスとは何か？


　‥ここでの階層を、カースト、ヒエラルキーと解釈してかまわない
　自分の立ち位置が、最下層で無いなら無いとして安堵し
　そのついでに自分より格下もしくは部外者を馬鹿にしたい症候群を抱え持つ根性を指す

　（其を眷属バイアスと比べた場合とでは、仲間意識を求めるコミュニティ感度としてはより希薄だ）

　まぁ誰しもそれなりに、奴隷バイアスに似た諦めを隠して縛られてある
　その割には、上の層になるほどに、そのままであり続けることに抵抗を抱かなくなる
　上に立てば立つほどに、下への無関心も当然として構えるのだ

　（その世界観には、根本的に慈悲が薄い）
　（でもだからとて、下の層にしても同じで、慈悲を知らないとばかりに縛られてあり続く）
　　（被災してどんよりするばかりの体育館民‥みたいな）

　（普段から階層バイアス気取ってりゃ、被災側からお願いなんてなかなかにできないどえむ）
　（まぁどこもカツカツだと思ってりゃ‥同じオチに及ぶんだろうけど‥）

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＞　天子バイアスとは何か？


　‥まぁ其は単純に「ナンバーワン症候群」に該当するが
　どちらかというと「担ぎたい症候群」を併せふくむのが、天子バイアスと言える

　（そして、良い意味でも悪い意味でも、天子としたブランドに縛られて依存する）
　（階層バイアス特有ストレスからのなれの果ての特化型である）

　　（立場を確保する為には、恥も外見も糞もねぇ開き直りが得意どえす）
　　（開き直りに心臓強くないと、搾取を強固にやらかせないもんな‥そこの結束で上等なんだし‥）


　‥並びに‥「ナンバーワンなら色々できるのに」としたおめでたお花畑脳も含むとしよう
　（もはやそういう時代を終えているのだった）

1-2)1

＞　‥ということで、人類の多くが
＞　奴隷バイアスvs眷属バイアスvs階層バイアスvs天子バイアスとした葛藤を抱え持つ
＞　では問題です、日本人に多く見られる傾向はどれでしょう？


　（地場の本質を知らないと何の解決策も見いだせない）

　‥日本の文化は、いつの頃からか天皇を主として奉って来た不思議な民族だ
　一方で、戦国の世の入口に差し掛かると、守護大名が領主として君臨する模様を描いた

　だがしかし、守護大名とした立場を上手に活用し、寄親寄子関係を利用した和睦を厭わなかった
　（無理に血筋にこだわらず、養子縁組による形式重視に切り替わった‥みたいな）
　（とはいえ、帝文化を上手に担ぎつつ、蔑ろにしつつ、身勝手な駆け引きを繰り返した）

　　‥其は、抗うことに疎くありがちな他のバイアスとは異なり
　　唯一お盛んにも、誰しもが己の主張を押し込もうとしたのだった


＞　まぁ何はともあれ、領内の活性化をせずには強くなれない
＞　その領民がまた、暮らしを守る約束をする領主に対しては従順で、雇われることを厭わない


　‥そこには複利厚生サービスなんざ関係ねぇ
　どちらかというと暇を出されることの方を恐れた（敵と見なされてはたまらない）
　要は民からして、眷属枠から追い出されたくなかったどえむ


　‥日本の道のつくりには独特の謎がある
　東海道とした本道と裏街道とした副道との差だ

　領主同士で縄張りを争っていると、当然として、重要な情報をもらしたくない
　敵の間者には目を光らせておく必要がある

　すると、本道とした賑わいには、自分たちの息の掛かった商人を配置することになる
　（その当時は国人衆と呼ばれ、江戸期になると名主などと呼ばれることになった‥くさっ）

　秘やかに物資の輸送をしたい際に、バレバレでは困るのだからそういう話になってくる


　‥参勤交代の際に、大衆をひれ伏させていたのも
　その成り行きを見せないのが目的だった事になる
　あちらの殿様の一向とこちらの殿様の一向の差を話題にされては堪らない‥そう言う話だった草

　（抜け忍ともなると、外に秘密を知られては困るので、果てまで追い回して許さないのだった）
　（そこは江戸の脱藩も同じ扱いで、どこだろうと仕官できなくなるという根回し沙汰にあった）


＞　眷属根性パネェ


　その本道構成をしていたなれの果てが、どうにもアーケード街文化だったらしく
　欧米資本のやり口を真似た列島改造の狭間で大崩壊したのだった
　（道すじを自由にするなんざ、日本独特の眷属社会からしてみれば敵だった）

　　‥そもそもの海洋民族からの移住派にしてみれば
　　潮目としてみえる街道が、人の自由勝手にできる感度が気にくわんらしい
　　（それはそれで環境を活かす発想の自然体だった様に思われるにせよ、不器用だった草）

1-2)2

＞　つまり、眷属バイアスに片寄りすぎてると、民主社会はどしがたい
＞　（なにはともあれ軍国体制・競争上等そのまんまの体質っスから）


　‥今や階層バイアス天子バイアスから一抜けしてそうな個性が多いのだから
　眷属バイアスが多様化するか、不参加からの不活性化に傾倒するかになる

　（ぶっちゃけ、その両方で）
　（只今どちら様も少数精鋭のブラック経営症候群‥もとい群雄割拠上等みたいな）


　‥そこで、上手に繋がっている同士で、階層化しだしている
　考え方の違う所とは取引しません‥みたいな


＞　そこはもはや今までとは様相が異なるのだから
＞　生き残りを懸けて雁首揃ったのが、天子バイアス与党という所だろう
＞　（グローバル化が必ずしも味方をしなかったどえす）


　‥でも実態は、半分が奴隷バイアスどえむ
　頑張っても頑張っても、根性の半分が奴隷バイアスだと意味がありません

　異世界を表現するにしたって、何もわざわざ奴隷バイアスで描く必要など無いのに
　その手のキャラを登場させないと、まとまり付かないとばかりに登場するどえむ
　一気に読みがたくなってどうしようもねぇ

　（パターンになりがちとはいえ、捻り無きキャラ上等だなんて誰も思ってねぇ）

　（でも、捻らざるがリアルだと思っているのが、根っこに糞のように塊ってある）
　（それはそれで、それ以外のリアルの否定というか無知というか‥発想できないどえむ‥）
　　（感情が追いついてこないと、なぜかロックがかかってそれ以外を描けない‥みたいな）

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＞　なんだかんだと、人生もそれと同じどえす


　‥学校という名の比較牢獄に入れられて
　カワイイあの子は、なぜかうちより裕福な家庭育ちだった‥を好んじゃう症候群どえむ

　（半自動的に親ガチャ呼ばわりをおっ始め、反抗期やら家庭内不和が巻き起こる）
　（その他諸々と‥言語化できないイライラ感爆‥みたいな）
　（親からすべての常識を叩き込まれるわけでは無い‥親が無口やら放置なら尚更）

　（その親が、学校頼みとかなら‥そりゃもうシラけるわぁ）
　（学校で教わる常識なんざ歴史を勉強した方が早いわ‥ぐらいに触れないし）


　‥それで正しく社会に出たい奴なんてどんだけいるんだよ？
　（半自動的に負け組側のチート探しが始まっているくせぇ‥それが自由競争の本質だ）

　（もっとも慈悲に疎いのは、てめえからなんだからどうしようもねぇ）
　（親ガチャ呼ばわりの段階で、おめえの方が無慈悲でしょう‥みたいな）

　一方で

　まともに稼ぐって、半分は無慈悲なんだからしょうがない
　給料の格差がありすぎるって、まさにそれ（賃上げニュースも正社員上等だ）
　それで好いと思っている無慈悲に憧れる無慈悲に天国なんか来ず

　（現場という名の戦場だけが、たんと用意されるばかりなのだから）


　　‥経済活動なんざ昔も今も変わんねぇ
　　（便利になっても、お互いに簡単でしょとして‥手間が同じレベルにかさ増しする）
　　（どんなに便利を追いかけても、フラクタル構造でどこまでいっても同じどえむ）

　　（生産量が上がったと思っても社会的にはゴミの生産量も上がってるだけで意味ねぇ）


　　雇う数が減ってぼっちでモチベーションの確保とか‥（なんで独立しないん？）
　　（そりゃまぁ給料奴隷の方が楽だからオチだもんな）
　　（独立成功は夢のまた夢、それ以前に経営学を知らんオチ）
　　（もとい、法律の勉強もせなあかん奴）
　　（さらに経営が不安定だと、首切りせなぁあかん奴）
　　（それをやりたくないからなんとなく給料奴隷を選んでるみたいな）

　　（営業での駆け引きが下手なら、経営してもせずとも給料ショボいの同じでしょうみたいな）


＞　翻せば、其を御免こうむりたいから能力が発動せずというオチになっている
＞　（心が、気持ちが、付いて来ないというオチどえす）