2024年03月18日

【ネタ文学】脳内スタンダードな異世界の定義とあらまし

↓3)記稿.2024/03/18

【職能】しょくのう‥‥神々が人生への贈り物として授けるアタリ・ハズレありきな「目指せその職業」模様な能力。

【倖能】こうのう‥‥文明特有の惰性やら停滞感打破として、職能とは別に、男女で各々に授かる生活魔法の一部の呼称。(とくに男の場合、悪用不可)

【殊能】しゅのう‥‥自己研鑽することで授かる技能&能力。(とくに職能に縛られる次第に無し)

【顕能】けんのう‥‥殊能の先にある上位版とした呼称。(神々は都合気まぐれにあり、誕生時からの都合顕能持ちも稀に降ろされるが、どちらにせよ順次研鑽する用を伴う)


※ 被る能力の場合、 倖能<職能<殊能<顕能の順に、成長できる限度に差が出る。
  正しく用いることで、被る能力が加算扱いになる場合、新たに殊能を授けるよすがを形成する。
  悪しく用いることでもよすがを形成するが、それら条件は常に一定では無い。

※ 神々は、文明の成長都合に常に介入する。但し、各自の主体性に手を貸すのみ引くのみである。
  但し、神々の見解に相違が起きた場合、そのとばっちり(試錬)を受けるのは下界の者らである。
  (創造において、神々とて研鑽中の立場たるや下界と同じである)


※ 文明が停滞する主な要因は、意識群とした関わりが眷属構成を構えてしまうが故に
  主にぶらさがる眷族が、主を絶対視してしまうが故の裏返しとして
  人類が神々を勝手に全知全能に思いこみ、そこから依存が渦巻き、バイアス停滞する所にある。
  その手の停滞は、ダムの如き不浄の溜まりなのだから、利用してみたいと思う輩も後を絶たない。

   (利用してみたいと思う輩にとって‥そのダム溜りが清く芳しく映えるらしい‥)
   (其は、甘党が蜜溜りをマヨ党がマヨ溜りに悦を覚えて‥貪り喰らいたくなるのにほぼ等しい)
  (神々とて、その光景を唖然として眺める次第を厭わず‥むしろ暇つぶしの一興にくさし‥)

 ‥ぶっちゃけた話、神々の相異と地上のバイアス停滞は、どうしようもねぇ鏡似性にあるのだった。
 それらが創意として総意に扱われるんだから、さぞや生命の樹に宿る創痍の実の味なのだろう。
 (所詮、グルメやら脳筋やら正義にどハマる側は、無慈悲なHENTAIさんなのら)



1-3)1

 異世界[の名称]は、地球と同じ様な人種や生物に似た様々な種の人々が、[の名称]を管理する神々の恩恵により、頃合いよろしく繁栄していた。

 異世界[の名称]の神々は、地球で語る所の心身双方に課する修行スタイルには関心が高かったものの、頭に片寄りがちなガリ勉スタイルには関心が薄かった。
 なので、見込みのある者にはそれなりの殊能を授け「その殊能を通して人生を謳歌して見せよ」とした方針だった。

 つまり、学校になんぞ通わずとも、職能から突如として殊能を獲得して自覚する者も居れば、学びの場をわざわざ介さないと自らに授かった職能にすら気が付かないのんびりした者も居り、その差はかなり様々で極端だった。
 どちらかと言えば、自分の職能に早い段階で気がつく者の方が少数派だったので、わざわざ宗教を降ろして、神殿や教会にまで出向かせて、わざわざ神自らが授けるとした演出をせざるを得なかった。

 其を人々に、「職能」「殊能」と称して、区分けしてみたものの、その違いや意図に注目する者は少なかった。それ程に[の名称]の人々は、非常にのんびりとした性格の者が多く、大いなる「顕能」に目覚めた者が、研鑽を積み重ねて存命する間は、地上の文明に活気がもたらされはするものの、その者が帰天すると、途端に綻びを見せ、文明としての流れが途絶えるとした繰り返しにあった。
 とはいえ、特定の殊能を有していないと受け継げないのなら無理も無かった。伝承に書き留めたとしても再現するには、それなりに困難を極めるのだった。

 だがしかし、ささやかに職能を神から与えられてお終いと考えるか、研鑽の果てに幾度も授かれる殊能ありきとして人生を謳歌するかで比較するなら、後者に興味関心を抱く者はどうしても割合が低いままだった。
 もっとも殊能の獲得に興味を示す者らは、その先に授かるであろう顕能の獲得に関心を示す割合は高かった。とはいえ、全体を活性化する期待数に及ぶこと能わず、顕能に至る道のりは厳しかった。


 そこで[の名称]の神々は、意識調査を兼ねた計らいをしたのだった。
それは、声変わりをした男子には身体強化系か体力強化系の倖能を、生理の始まった女子には浄化倖能を‥稀にダブル持ちにて治癒倖能を‥稀にダブル持ちにて鮮度保持倖能を授けるように取り決めた。

 だがそれとて、それはそれで田舎においての暮らし向きに困る所が減った分、地域交流の在り方に偏る所も見られ、それはそれで多様化とした兆しとしては良かったにせよ、その偏り具合が独自性へと繋がりきらない点が悩ましいままだった。


 そのような経緯から、異世界[の名称]では、もう少し地上にあらわれた方向性を保持できるようなインパクトを持つ人材を他の世界に向けて募集中だった。
 それと同時に、異世界[の名称]の陣容からも、これはと思われる異能タイプをちまちまと地上に送り出したり、変わり種の異種間交配を仕向けるような恋愛感情を仕掛けたりと様々な試みをしていた。

 これは、そんな異世界[の名称]の神々が、とある都合から‥[とある]能力‥を授けて送り込んだ[とある]村の[とある人物]の物語である。



1-3)2

> 倖能の内訳の意図は、奴隷文化ありきだからどえす


 ‥うんこまみれの奴隷所とか‥想像したくねぇ、表現したくねぇ
 ‥母子とセットで掠うんなら、浄化倖能があるとたすかる‥みたいな
 (すると、母ちゃんから先に売れていくと、懐かねぇ順に子供が売れ残る)
 (結果的に奴隷文化に対する横やりがキビシクなる)


 ‥一方で、スタンピードがありまくるなら、子作りし放題能力も必要だ
 身体強化系と体力強化系の倖能の差はそこに着目した流れどえす

 (だがそれとて、やすい労働力が欲しい=子供の売買ありきに及ぶんだろうけど)
 (身体強化系がスタンダードなら、神々はその塩梅だけを気をつければ好い)
  (それこそ数値化できてようと、体感が同じとは限らねぇ‥神々の都合どえす)
  (身体強化使えていようと、今日は調子が好いとか悪いとか、度合い差あるあるどえす)


 ‥そこの度合いというかバランスを推し量ろうとすると
 職能だけになく、倖能が欠かせなくなる
 (現代社会で語るなら、ベーシックインカム概念だな)
 (ベーシックインカムを奴隷制度と見なす輩は、給料制度自体の性能を理解してねぇ)

 職能→基本給
 倖能→ベーシックインカム
 殊能→ボーナスもしくは特別手当もしくはお席代
 顕能→国宝扱い、お金持ち倶楽部扱い、利権の身勝手

 ‥で、スタンピードありきが、戦争の代替(経済競争の結果のゴタゴタ)‥つうどうしようもなさ



1-3)3

> そもそもどんだけ便利になったって
> 慣れちまったら、その利便性は無いも等しいぐらいに普通へと落ちるのだ
> もっと便利ポチい脳をやらかしているのだ(利便性など無いに等しき慢性不便症候群‥みたいな)


 ‥どんな創作も味わっちまえば、寿司やらケーキを頬張る如しだ
 次から次に満たすこと無く腹の中へと消えていく
 それのフラクタル構造にしかないのだから、利便もまた消化もとい死にゆく定めと言える

 ならば、利便の為の犠牲を‥誰も請け負いたくねぇ不浄‥として扱う偏見ありきなら
 掃除に片付けにゴミの処理を疎かにするポイ捨て文化に未来来ず


> すべての汚物をストレージにしまい込んだままに死んでくれるとたすかる‥???
> それはそれで、エネルギー保存やら等価交換やらに無理があるのだから、とても怪しい
> (人類の利便性に対する見解なんざ、上から下まで、所詮はその程度どえす)


 ‥それらはすべて善か悪かに非ず
 ただ単に、不浄が片付いているか蓄積してしまっているかの違いなだけだった
 小奇麗にあれば頑張っているとしたバイアスに罹り
 予算を他に回そう症候群に途端にハマるどえす

 (其を無知、無能と語るにせよ、大半がそこを理解しちゃいねぇ)
 (小奇麗の席乗構造は、諸問題の蓄積の席乗なのら)


 「小奇麗にあれば大丈夫」の呪文を大合唱して、常にレストランでのご褒美食事にありつきたがる
 たったそれっぽっちを努力家持ち上げされたいどM症候群なのら(結果スタンピード上等ドM)


> 其を現代社会に置き換えると‥「みんなで住まおうトイレ無きマンション!」どえす
> (どうしたって、トイレ無きマンションに住む文化を奴隷文化と呼ぶどえす)
> (出まくるイエローバターを‥勇者か奴隷に片付けて貰いたいみたいな)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:13 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。