2024年04月18日

【ネタ文学】浜と河と山と雨と海洋航路と潮と塩

↓3)記稿.2024/04/18

> 異世界の地形を妄想する際に、注意を払うべき要素理解にようやく気が付いた


 ‥日本の地形は山がちな上に多雨なので
 河の流れが強い、その流れが土砂を押し流すので、風光明媚な砂浜を形成せり

 といっても、まずは海底に藻場の養分として沈み
 軽くなると浮き上がって流れに乗り、砂浜の素材になるっぽい

  (養分としての鉄分を含めば、そりゃ沈むでしょう)
  (栄養素として取り込まれたあとは、それこそ唯の砂になる)
  (分子構造上の比重で沈むと浮くを確認して可能性が高ければ問答無用の解釈になるどえす)


 ‥その勢いがどのぐらいだったかというと
 出雲の山からの流れが宍道湖、中海を経由して潮の流れに乗っただろう結果、鳥取砂丘を形成せり
 昔と今の大きさは随分と違うと思うわけだが
 日本津々浦々の浜辺の広がりも違うわけだが
 その他諸々を換算しても、そういうカラクリらしい

 静岡県で言うと、天竜川が浜岡砂丘を、大井川が三保の松原を形成せり
 高知県で言うと、仁淀川が桂浜を形成せり

  (とはいえ今時代はダム窒息しているので、普段の流れは瀬切れにあるようだ)
  (そのダムの中身も、貯水率の低下で半分が埋まってるそうだ)
  (まさに日本の河川は一級などとごまかしているが、実は、ドブ禍の時代どえす)
  (ダムが無けりゃ、全部が藻場の育成やら砂浜の素材にまで及んだはずなんじゃが‥)


> じゃ、利根川とした集積せる勢いが太古の関東湾とした湾海を埋めた?


 ‥黄砂が一年で1ミリ積もるとして一万年で10mの計算だ
 ‥あと古代富士やら浅間山の噴石物が、降ったり流れてきたり
 と考えれば、州浜とした姿を形取ったように思える(それはそれで見てみたい絶景だったはず)



1-3)1

> では、西洋を妄想してみよう
> ジブラルタル海峡が崩壊する以前の太古を思うに、今の地中海の海岸線は山の尾根だったわけで
> 地盤がしっかりとしていたとみられ、海際ギリギリまで土台がしっかりしていたのだろう


 ‥街並みの造りが日本とは違い
 潮風の影響やら津波やらを気にしないのもあるのか‥驚くほどにぎっしりと寄せてある
 まるで、砂浜の方が後付け足したかのような様相だ

 (ローマ帝国時代からの名残なのか、それが西洋全体でのスタンダードにあるかのようにも見える)

 さらに、西欧州の山岳地帯は、アルプス一帯とスペインしかねぇ
 水を押し出す勢いはそれこそスイスの氷山からの解け水だけになる(雨少ないし)
 だから、船を馬やら人で曳いて遡上せる話がチラホラしている


> とどのつまり、雪こそが、頼みの綱な地下水源地帯なのら(異世界的にもここ重要)


 ‥イギリスにいたっては、その地形には山岳地帯が無い
 雨が少ないし、それこそ雪が降らないと地下水を賄えない

 なので、それの湧き水頼みだ

 それな支流の集まりにあるのがテムズ川だ
 そんなテムズ川には流れとした勢いなんかねぇ(予想)

 なので、引潮と満汐の流れで遡上可能だった辺りにロンドンを形成せり(テムズ川の水は塩辛い?)

 ぶっちゃけた物言いをすれば
 イングランドは、世界で一番に砂浜とした面積比が小さい(実際のところなど知らん)

  (旧ドイツ軍がイングランドに上陸作戦をやらかさなかったのもツーカーだったからではなく)
  (単に物資を荷揚げするのに、強引に押し込めそうな砂浜が無かったから‥としたら納得だな)
  (ドイツ軍の主力は戦車だったし、其を宛にできないとなれば、ヒトラーも痺れを切らしたくせぇ)
  (業を煮やして反転し、ソビエトに向かいましたとさ‥まさかの珍説ここに登場みたいな‥)


> 日本の平野が、山岳部からの河とした流れからの堆積物の積み重ねなのに対して
> 西欧州の平地には、そのような形跡が無い(謎)
> (フィヨルドにしたって、かつて氷河が削り取った谷間構造だ)


 ‥日本の山に対して明らかに西欧州は森である
  (目には見えずとも、森の下には、水源となる地下水の流れが滾滾としている)
  (それはもう、生きものの皮と肌を切り裂けば、血が溢れてくるような勢いだ)

 だが、西欧州のその地下には、石材がてんこ盛りだったという謎を秘めている
  (石材だらけなのに地下水豊富とか‥まじ意味分かんねぇ‥)
  (水抜かないと石を切り出せねぇじゃん‥そういう地盤は乾いてんのかよ??)

  (昔からのポンプ技術がパネェ感じだが‥大きな水車で汲み上げ??‥河が無いと無理‥)
  (当時は水もよく湧いてたのだろうが、いつ頃かすってんてんに涸れてポンプが要らなくなった??)



1-3)2

> 川の遡上といったら、川上のそれこそ緩やかな流れと川下の浅瀬な地帯の話で
> 日本語で「船を漕ぐ」といったら居眠りのことで
> 通常は、「櫓を漕ぐ」と表現するわけだけど、その櫓の長さは、三間槍ぐらいか?


 (信長にしても櫓を見て、三間槍を思いついたのかも知れん??)
 (あのぐらいは作れるし、扱えてるんだから、槍先を突けちまうのも有りだろうみたいな)
 (閃いたときは、青天の霹靂だったに違いねぇ)


 ‥河はまぁそのように考えるに悩まないにせよ
 航路となると、潮の流れがあって、反対方向に進むのに風を捉まえたとて速度は出なさそう
  (そういう時代感覚はどうにも解らん)

  (昔は予報なんて無かった‥代わりにいつになるとどこ向きの風が吹くとか全部知ってたっぽい)
  (それはそれで、それ以外の時間は別のことをせざるを得ず)
  (日本人が時間にうるさくなった慣習の下地だったくせぇ‥江戸期に形成されたっぽい‥)

   (その点沖縄は、航路に無かったのだから、グローバルスタンダード呑気のままだ)
   (バスはあれど鉄道はねぇしするので、大ざっぱなままに思われる)
   (二百年ぐらいの慣習を経ると民族癖として定着しそう)
   (欧米化には、戦後五十年を経過した辺りで、上から定着したけどな)
   (そもそもの上流は、明治からの計算になるのだから百五十年を経ている)
   (もっとも実権を握りやらかしてたのが背乗り含みだったせいもあるだろう) 

  (すると、異世界魔法の世代劣化とて、200年もあれば十分すぎる話になる‥)
  (その前に、魔物の方が先に駆逐されてそう‥魔物の成長の早さが鍵を握っているみたいな)
  (とはいえ、ゴブリン種の扱いはパネェ)
  (‥どうにも魔素吸収で成長していそう‥それとも渉ってきてる?)

 ‥じゃ、当時の日の本の船乗りとネコは、諸々と切っても切れない関係だった??
 ‥ネコの目が時計代わりだったとすれば、日本のネコの魚好きにはそういう経緯もあったっぽい
 (で、その手のネコが老いれば、三味線の皮の頃合い扱いだった‥みたいな)


> 例えば、伊達家
> 資源を売って一儲けしたくても、潮目を読めなかった
> 潮目を読むような手頃な海賊が近くに居なかった


> 例えば、長尾家(上杉家)
> 目の前に佐渡島があったので、海賊に頼らずとも自力でノウハウを確立すべく投資した
> 運の良いことに金山だった
> でもまぁ用途限定だったし、金山で手一杯になるし、積極的に海路を切り開く発想には及ばなかった


 ‥信長の野望をプレイしていると、海賊あがりの武将がチラホラしている
 つまり、商業港を得たにせよ、潮目を読むノウハウが無いと宝の持ち腐れになる

 そこで、海賊を叩き上げて登用した(有能大名ほどそうした?)という事だったらしい

 だがしかし、当時の海上航路はまだまだ縄張り争いの対象だった
  (権益となる港をスルーして目的港に直行するなど許されない)
  (信長からしたら、そこを改変したかったくせぇ)

  (其を手に入れる際に、邪魔だったのが、一向宗×鈴木家だった‥あと毛利家みたいな)


> 道の整備だけに無く、海路の整備にも注目していたのが信長だった(ここ重要)
> 手に入れたかったのは、領地拡大に非ず海路交易の独占だったくせぇ


 ‥だから、性急過ぎるにも程があるぐらいに、毛利も喰らわんとせる勢いだった
 結果的に、秀吉の時代になると、それのメリットに多くの武将らが気が付くことになる

 展望を抱いて、大げんかを売ってでも航路に注目した大名は信長が最初だったと言える

  ‥家康にしても、駿河に商業港を築こうと触手を伸ばそうとしていた
  にしても、隠居してからの道楽くせぇどえす

  その点、秀吉は一枚上手だった
  (海上ネットワークは儲かるとかなんとか‥なので問答無用で九州にまで及んだ‥みたいな)
  (勢い余って島津まで平らげようと思ったけど、抵抗が激しすぎて、面倒くさくなって和睦した)
  (目的は十分に達成していたのだから、それが秀吉の天下取りの見方だった事になる)


 ‥当然、伊達政宗だってその一人だったはず

 組みすれば、領内に溜め込んである資源を売るのは容易い
 でも、好かんからと無視していては、溜め込んである資源故に危険視扱いは必死だし
 でも、二つ返事ポチをしたがあとの搾取され音頭をやらかしたくなかった

 それで有名なパフォーマンスの数々を秀吉の前でやらかすことになった‥くせぇ

 秀吉からしてみれば、その辺どうでもよく
 (組みすれば品を捌けるじゃろうって、なぜ二つ返事にて付かん?‥みたいな)



1-3)3

> で、このような都合を異世界に置き換えると


 ‥三國志あたりだと、山賊を武将に登用していたりする
 なので異世界なら、魔物山脈に縄張りを持つ山賊が居て、魔鉱石の搬出ルートを仕切きっていたり
 魔物地帯を抜ける際の道先案内を商売にしている輩がいても不思議はねぇ

 其の手の賊を取り込む貴族が居るのも流れだったりしてそう‥
 (結果的に、掘削に人手が欲しいので掻っ攫ってくることになっていそう‥)
 (ついでに女・子供も掠ってくるのも相場になっていそう‥私たち側の有史のノリで考えるならば‥)


> なので、西洋の塩の豪商ともなると、とても胡散臭い
> 塩田管理の雇用がどうにも奴隷くせぇ(岩塩なら尚更くせぇ)
> (まぁもっとも塩がくさくなっては元も子もなくなるわけで、不衛生パターンって事はなさげだが)
> (元海賊と手を組んでいそうなのは否めなさそう)


 ‥日本の感覚で、塩釜とせる塩の豪商ありき妄想を描いても、しっくり来ねぇっぽ
 ‥あと、魔物上等に描きすぎてもドラマが疎かになるどえす

 いっそうのこと、蟻の魔獣アリアントの一群を丸々使役して
 魔鉱石権益を握りしめるテイマーなんてどうでしょう?
 (奴隷概念を省けそうな空気感がナイスでしょう)

 じゃ、塩田の管理も魔物にやってもらうんかい!?
 (それどんな魔物群だよ??‥塩が好物の海竜とか‥)

  (従魔契約の場合、使役側の魔力差・格上感が取引要素なので、ネタとして安上がりすぎっ)
  (ぶっちゃけ奴隷や従属・隷属と大差ないのに、誰もツッコまねぇという不思議っ)

  (殺し合うだけよりは文化的みたいなバイアス爆)
  (主の為に懸命せるが、よろこびに変わるバイアス爆‥‥どうにも半分は魅了絡みの術くせぇ‥)
  (主の方もその姿を愛おしく思うようにあるっくせぇ)

    ‥宇宙全史にはこうある
    アダムとイブはSEX三昧で飢え死にしまくった、何度実験しても同じだった
    産んだ子供は実験側が養った
    そもそもの人類が養育に興味を示さなかった
    そこで、子を授ける際に、てめえ自身のエネルギーを一部渡す仕組みに整えたとかなんとか

     (つまり、産めば産むほどに、アイデンティティーらしきを与えて失うどえす)
     (まったくに失いたくないので、わが子を可愛がるようになる‥とかなんとか)
     (その辺、人情絡みなお説が一切ねぇ‥実験統計のおぞましき‥)

    (まぁ人によっては、エネルギーの劣化せる変化から、人が変わったようにも及ぶどえす)
    (自らの持つ家系のカルマの相殺だったエネルギーを子に授けていたりしたら‥そうなるかも) 
    (理解に及んでいないと‥無駄に無理をして、自滅するっぽ)

    (単純に抵抗力が落ちるのだろう、だから取り憑かれやすくもなるし誘惑されやすくもならん)

  なので、従魔契約にしても似たような素養に違いねぇ 


> そんなこんなで、家畜を食糧源として正当化する脳を抱え持つのも人類‥みたいな
> (もとい、それ以上に高度な知性を持つ知性体群もろもろどえす)
> (どうにも、其を介さずに済ませられる概念は稀少くせぇ‥文学にするにも形にならんくせぇ‥)
> (せいぜい、ドロっと‥トロっと‥悪辣さの残る方が癖があっておいしいみたいな)


 ‥計画側が人間に期待するのは
 なにも善や誠実、聖人ぶりになんぞ非ず、癖の生かし方にあり‥みたいな
 (善一辺倒の思いこみやら力任せのワンパターンが一番にダサい‥みたいな)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:59 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。