2024年04月26日

【ネタ文学】異世界でも「貧乏人の子沢山」絵図だろうか?

↓4)記稿.2024/04/26

> 農耕社会=農民大家族?=貧乏人の子沢山??
> この構図は、一般に「天候不順」により引き起こされる可能性の高さを示唆している
> あと「連作障害」による土壌の劣化が挙げられよう


 ‥参考までに貧乏に堕ちる要素を列挙してみよう

 ・戦争被害
 ・盗難被害
 ・依存症による浪費(大飯食らいを含む)
 ・怪我×病気
 ・不仲×不和(認知せずを含む)
 ・諸々とした経験不足やら無知から来る大失敗(借金を含む)
 ・やる気なし×運気得ず
 ・天候×厄災被害(モンスター被害を含む)


> まず、イチャラブが勢い余って子供をもうけるにしても二人まで
> その間に、赤子の手の掛かる次第では、三人目を躊躇するというか間を置くことになる


 ‥つまり、村の子供の割合なんて、簡単に半分に及ぶのだ
 一村の平均が200〜400人なら、その半分が子供(15歳以下)とした予想になる

 (だが、当然ながら、其が成り立つのは食うに困らないとした環境ありきだ)

 そもそも大人労働力が100〜200人足らずともなると生産力として怪しい
 とくに、疫病が発生したりするとあっという間にお終いも有り得る(蓄えが欠かせない)

 (そもそも、日常からの魔法ありきとした職能を、如何とも無く発揮せずしてはあり得ない)

  ‥とくに連作障害を避けようともなると、空いた土地が余分に必要になる
  放牧とセットならまぁ考えとしては有望そうだが
  家畜に踏み固められた休作地を、繰り返し耕すともなると骨が折れるのだから
  そういう事案にこそ職能による魔法云々が求められるのだっ

 「我が職能、農家に命ず、我が目の前に広がりし休耕地を耕して、畝たる筋に整えよッ」

  それもぼっちに唱えずに、同じ職能持ち同士で手を繋いで唱えるどえす
  いやぁもう楽チンで良さげでしょう



1-4)1

> 農家が平和ボケにも子沢山にハマるのは、冬場に雪に閉じ込められるとした事情からでもあった
> そういう意味で言うと、旦那が馳走を求めて駆けずり回る商売人ともなると違っていたはずだ


 ‥冒険者もそうだが、商売人も同じで
 一つの土地に腰を下ろさない生活スタイルは、何かと子供の数が少ない傾向を経る

 ‥冒険者が増えるのはモンスターの増幅を意味し
 ‥商人が増えるのは人口増加を意味し、それぞれ競争相手の激化に繋がっている
 (但し、この二つが同時に起こりうることなどあり得ない)


> 人口増加に拍車が掛かると、商売敵が増え、淘汰されてしまえば商人が通わない村も出かねない
> 土地柄なり民族の傾向なりとして、田舎にこだわらない頭数が増えると
> 物流拠点とした商業都市が必然的に発生する


 ‥領主としては、税収入が期待できるのだから抑制策などあり得ない(領地格差)
 なので、モンスターの出没しない異世界ともなると、魔法利便から人口爆発があっという間になる

 平民の数が圧倒的に増え出すと、犯罪も増える
 魔法利便からの犯罪ありきともなると、捜査の難航とした数も増え、やっつけからの冤罪も増える

 ※ 貴族がこの手の不名誉から逃れる為の奇策こそ戦争だ‥という見方にもなってくる
   結局の所、裏で暗躍する影に貴族ありなら、闇元となる貴族を討ち倒すしかない
   そんなこんなで、内乱おこぼれからの出世男爵ありきあるあるなのも異世界とした空気だろう


> 作家の勘違いに多いのが、外敵脅威を無駄に期待した戦争ネタである(魔族とか)
> だが、多種多様な種族ありきなのだから‥偏見上等とした民族至上主義には違和感しか蟲かねぇ


  ‥それの違和感を考慮するなら
  東洋に見られるただただ天下統一してみてぇ願望丸出し大会の方が整っている
  (戦争のエネルギーとしてもこちらの方がパネェ)
  (経済競争が代替戦争だと言われる由縁はまさにこれっ)

 ※ 地球人類一丸となって競争上等やらかしてんだから、出生数低下は世界中で陥る流れを経る
   新興国で増えてるにしても一時的どえす、増やせる新鮮さを亡くせばお終いどえむ


> そこはさておき


 ‥なので、モンスターを駆逐できない事情にあるのもファンタジーながらの厄介さなのだから
 人の側の厄介さをリアルにも複雑化やらかしすぎるのは、お門違いと思うわけである

 「共通の敵を目の前にして手を取り合わねぇ世界にどんなFantasticを期待すんだぉおおお!」
 という言い分を通せる世界観側の構築やらスタンダード観の担保も要求されるのだ

 ‥だが、其を正義漢だけで押し通そうなんてのは、それこそ脳筋だz‥


> 事の真相は、平和×イチャラブ勢がやらかす人口爆発だよ
> 平和すぎる世界でやらかしたい将来展望を誰も妄想できていない(せいぜいがもっと好い暮らし)
> 生まれてきても精々ゲームに齧りついて中世風異世界に憧れるという何という矛盾‥みたいな
> そしてなぜか、労働意欲の低下に落ち込むという不可解諸々だz(謎)



1-4)2

> 収穫を得難いのに子作り×子育てなんか無理
> 日々にモンスターからの脅威に見舞われていると尚更


 ‥はい、そんなこんなで
 領主としては、モンスター以上に盗賊が増えるのも恥になるどえす

 有史で盗賊あるあるだからって、比率が多いような少ないような適切な度合いというのが悩ましい

  その点、なぜか、盗賊の目的が奴隷(安い雇用)の確保なんだから
  とことん遺伝子に刷り込まれていたくせぇ
  実質的には、貴族とマフィアが手を組んでいるパターンどえす


 ‥冤罪とは即ち、裏の稼業に気が付かれないようにするための
 「取り締まっていますです」とした見た目工作まるで無しでは面子が立たぬ‥とばっちりだった


> そもそも雇える衛兵に限りが有るから、冒険者稼業が成り立ってるんやで
> 治安が良くなるもならないも、冒険者のテンションが上がるもあがらないも
> うんまい食い扶持の確保次第やで(そこそこ足りていないぐらいが腕の見せ所として丁度良い‥)


 ‥そこそこ足りていないぐらいが腕の見せ所として丁度良い??
 じゃ、ご先祖様らの汗とは何だったのでしょうか?

 科学なら古い技術が淘汰され、新しい技術をポチいとした繰り返しで
 先代の努力なんざあっという間に無に帰する大会どえむ
 その上、画策ありき嘘ありきで肝心の生活科学を劣化せしめるなんて次第にも‥
 (努力しようにも甲斐を得難き情勢だったりする)


> じゃ、異世界魔法あるあるの職能やら倖能ってなんじゃらほい?
> 魔法錬金術あるあるの素材さえ揃えば、転換作用でハイ作成‥済むんだったら
> 簡単に受け継げて、劣化も進化も見せねぇんじゃねぇの??


 ‥そうですね、そうですよね(でもなぜか違うらしい)
 それこそが「腕の見せ所」が常に訪れてしまうとした矛盾せる世界観どえす

 モンスター脅威にしか目が向かっておらんから、その違いに注目する次第に疎くなる


 ‥まず、爺ちゃん婆ちゃんの子供の頃には古い道具がありました
 でも、爺ちゃんも婆ちゃんも職能ありきの時代育ちなので、もう要らねぇとポイ捨てしました
 その孫らは、元になった道具ノウハウを知りません(ここ重要)

 なので、同じ職能なのに同じ呪文を唱えても、予定せる魔法が発動致しません(ンゴ!)


> 職能魔法の発動にもっとも重要且つ必要なのは
> 元になった道具ノウハウとした経験なり仕組みの理解なり身体に覚え込ませる事なり‥みたいな
> (&発動せる際の適切な魔力量保持‥とかなんとか)


 ‥是の概要を知らんのは人間界の事情どえす(呑気な奴ら爆)
 なので、なんとか教え繋げるためにも、行き倒れ館なんて概要にもなってくるどえす

 (中世風たる中世風とした御用向きとは、それ以上でも以下でもニャ)


> なので、作家としては
> 職能を活かし切れていない人口比率と文化度の度合いを模索する次第になる
> それはそのままを、レアスキルを活かしきれぬ比率事情に重ねるも好し



1-4)3

> じゃ、結局、村さ子供の数平均ってどんぐらいなんだべさ?
> と、その前に平均的な家族構成を予想しておこう


 ‥子供が増えると、保育園みたいな需要が発生する
 村の子供の比率が半分ともなりゃ当然だな

 だが、それを制度化する向きに無し、其もまた中世風とした事情たらん

 大商人にしたってまずは護衛の確保だよ(それも信用に価する護衛だよ)
 教師風情を派遣せる向きに何か無ぇ(そげな人材が居ったら都市部での料金サービスだよ)

 だから村に、職能について造詣の深い長老さいたら、子供からして大人気さ
 村人だって、安心して、長老の家さ保育所扱いするだべんな


> だが、一般にはそんなの有り得ねぇ
> なので、親・兄弟姉妹・親戚に頼むことになる


 とはいえ、新婚早々行くのも来るのも厚かましいのだから
 子供次第、子供の増え具合の所もあるにせよ、まずは離れに住んでみたり
 次に、大きめの家を借りて、共に暮らすことになる

  (当然、できちゃった案件あるあるだ)
  (だかしかし、一穴主義を要求するような宗教の台頭にでもなければ、概ね誰も気にしねぇ)

  (弟を呼んで一緒に仕事をしていた兄が)
  (モンスター事案で亡くなりましたあるあるの際の頼んだぞ流れあるあるにもなる)
  (嫁にしたって、阿吽で理解するのが流れだろう)

  (取りあえずのしばらくの対処・対応としても、それはお互い様とした理解に違いねぇ)


> すると、健常な田舎の一村あたりの子供の総数は、多くても2〜3学級ぐらいの数だろうか‥
> ならば、養護院とした用向きでも、せいぜい1学級分の頭数ともなれば多いことにならん


 ‥そのぐらいの感覚にしないと表現としても無理がでる
 何らかの事情から、過疎化している趣にあるなら、それ以下だ

 (そもそもは馬糞渋滞の想定をしないのがファンタジー世界なんだからそんなもん)
 (文化感度は江戸初期なれど、人口感度は鎌倉時代に思われる‥其も魔法ファンタジーかなと)



1-4)4

> じゃ、エルフ族の人口過疎傾向ってさらにもっと酷いの?


 ‥有史あるあるの奴隷対象に狩られていれば、そりゃ減りまくるどえす
 ‥でもそうで無い場合、長寿民族の扱いなんだから
 エルフ族全体でオリジン(ヒト族)王都ぐらいの人口規模を有しても不思議はない

 ‥村としての形を気にする口なら
 そりゃまぁオリジンの田舎村のそれと余り変わりばえしない所もあるだろう

 そもそも人間型として、群れるの好き派とそうでもない派に二分する傾向はどこにでもあろう
  (寄りかたまるのを好まない向きなら、更に規模が小さいのも出てくる‥エルフだし‥)
  (それはそれで、弱点を晒すだけなのだから‥奴隷狩りにも目を付けられる‥とかなんとか)
  (その手のバイアスに組み込まれてきたとも言えようか‥)


> まぁもっとも異世界の場合、子沢山を特定種族の能力として代替するのもありではあるが‥


 ‥だがしかし、それはそれで、短命にあるとか、死に急ぎしやすいとか
 とした辻褄を用意しないと、繁殖力が旺盛すぎてバランスに欠くことになる

  (物語上のその手の理由を考える方が実はエグいどえす)
  (結果のゴブリン族とかオーク族とか‥なんかもう‥痛々しいやんけ)


 ‥まぁ宇宙には、毒ガスを吸って大丈夫というか呼吸の要らしい種もおるそうなので
 それはそれで、吸血・人食好み・寄生出産とはまた違った意味での不和上等テーマどえす

  (地球でのそれは、煙草やら薬物のそれに相当するどえす)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:14 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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