2024年04月27日

【ネタ文学】例えば‥職能「農民」の考え方

↓1)記稿.2024/04/27

> ゲームから派生した異世界ファンタジーには職業とした概要はあれど
> 魔法は別としてあり、意図的な格差を徹底せしむるテーマでは貴族のみ扱えるなんて流れも‥
> つまり、職業と属性と技能とスキルがマッチングしているとは限らない
> (なんて馬鹿な神々だz、そげな雑な仕様では、実験する意味もねぇ)


 ‥ゲームとしたアレンジとしては有りでも、暮らし前提の世界ともなると無理ゲーだっ
 ‥ゲームとしたアレンジとしては有りでも、暮らし前提の世界ともなると無理ゲーだっ

 そもそも、魔法のアレンジを神々の側で取り扱うのが「職能認可」なら
 属性を制限する意味は薄い、じゃないと自分たちの魔力効率にも絡んでくる
 そこの非効率な魔力の使い方で、首を絞め合うなんてありえない(どんな試練好きなんじゃらホイ)


> ‥でもまぁそうなると、誰もが錬金術師に見えてくるz
> まぁそれこそが魔法たる由縁なのだから当然ちゃ当然なんだけど
> 職業が同じなだけで、個々の差がほとんど見られねぇというのも面白みに欠く‥


 ‥ぶっちゃけの、お前ら好きの‥民主主義vs社会主義‥あるある価値観の差がポチいみたいな
 つまりはそういう側面を演出できてこねぇと、文学的ノウハウにも説得力にも欠く
 (神々にしたって、人間を、命令で動くのみのゴーレムに仕上げてぇわけでねぇ)


> そこで、バイアスとしたカラクリを持ち込む所とならん


 ‥アナログな作業を一度たりとしたこと無かろうと
 熟練した者が一人でも居れば、同じ職能同士で手を繋いで同じ呪文を唱えることで
 経験と魔力が自動的に良い所の寄り集めとして選択せる発動を為するのだ
 (違った職能の者が、ぼっちは嫌だと混ざって唱えている内に‥ダブル持ちにチェンジとか‥)

 (ここに落とし穴が潜む)

 熟練者が一人しか居ないなら、ぽっくり亡くなった場合、その村は全滅に及ぶだろう
 老いて引退したなら、アナログ作業をしたことなき同士のそれは当然として魔法が発動せず
 その違いを熟練者に相談した途端に、スパルタが始まることになる‥


「そういえば、儂が若い頃にも似たようなことがあったのう」
「で、どうしたんです?」

「じゃ、まずは各々家に一旦戻って、御神体扱いの鍬があるじゃろう、それを持ってまた集合じゃな
 鍬もそうじゃが残してある道具は全部、こういう時のための備えなんじゃよ」

「え、あれらって、『勇者の剣』みたいなもんだったんですか?」

「がはっははっハハハハ‥面白いことを言うのう
 そうじゃのう、素振りの一つもしたことのねぇ勇者も居るわけねぇしのう‥」

「え?」「え?」「え?」「え?」「え?」「え?」

「なーに、鍬で耕すいうても身体が覚えるまでじゃ
 畝魔法が各々個々に発動するまではみっちりやってもらうぞい」

「ヱーぇぇぇえええええーーー!!!」

「ほりゃさっさと鍬さ取ってこ、儂が生きてる間に身に付けんと、村さ全滅じゃよ
 まったく日頃から研鑽せんからこうなるんじゃ、まぁ儂も若い頃はその口じゃったがのう‥」



1-1)1

> 魔法が使える所から‥「どこまで使えるのか?」をきちんと探究せる者は
> 当然とした見返りというか実りというか威勢を得る所にならん


「我が職能農家に命ず、我が魔力を以て、目の前の庭に魔力を注ぎ土壌を肥やせっ」

 ↑当然、次に
 肥える程にあるか否かを検証するわけで、面積も小さいとなれば
 必然的に鍬を用いる方が手っ取り早い‥(一連の作業を独りでやる流れだ)

 なので、お手々繋いで発動せず事案は、ヤバイ村×チョロい村‥スパルタ物件なのらっ


> ↑は、今風の異世界マンガだと「土魔法」とした括りで縛られており、他の演出がやりずりゃ‥
> その点、「我が職能●●に命ず‥」は、応用が利く且つ神々の名をそらんぜずに済ませられる


 (そもそも空想とはいえ、神の名を易きにそらんぜ仕向ける風潮は宜しくニャ)
 (どこで異世界シンクロするかも解らねぇんだから、極力、伏せてしまうのが無難なのら)


 ‥鍛錬面白ぇにしても子供の内で、その者の性格によっては
 年頃に「殊能」を得たりともなれば、早熟からも‥そこから‥

 何も知らなさそうなチョロい村に行けば、村長確実ッ‥使役してやるz‥に目覚めることにも

 (それなりに努力を怠らないヒトの良い貌をした悪党があちこちに発生するどえす)
 (まぁてめえも努力を怠らないなら、騙されることもねぇ話だけどな)


> 皆で唱えていれば、それで十分だと思い込んで満足せずに
> てめえの魔力をてめえの庭に注いで畑にして、実験検証の年月を重ね経た者との差みたいな
> (神にしたって、探究せぬ輩よりは探究せる者を村長に推したいに違いねぇ)


 ‥動機が多少なりとあざとかろうと、一村がまるまる消失に向かうよりはずっと良いみたいな


> だがその者は忘れてしまっているというか気が付いていない
> 熟練した者同士が手を繋いで唱えることで、経験を統合取捨せしめ
> 作物の出来映えが、ワンランクアップを為すことを‥


 ‥あら不思議、現代社会での理解度の差と、ほとんど変わりばえしなくなるどえす
 (そして、ある段階に及ぶと似たような壁にぶち当たらん‥)

 (その先に授かることになるのが「顕能」ともいえるが‥)
 (神は気まぐれと都合の塊でもあるので、顕能持ち‥をそそくさと下生せしめもする‥みたいな)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:05 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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