2024年05月21日

【ネタ文学】特撮×アニメの刑事もの警察予算を妄想すると、国家像として異様に見える事も

↓3)記稿.2024/05/21

> 昭和の仮面ライダーはボランティア精神みたいなものだった
> だからショッカー組織が国際色に見舞われてようと、その生活度合いを
> とくに誰もツッコまない、ツッコむ必要など無かった


 ‥ところが平成に変わると、原作者不在で制作が進む
 結果登場したのが、改造人間タイプ改め、変身スーツタイプの仮面ライダーとしたシリーズだった

 その大抵のシリーズが、警察組織をバックに構え、サポートを受ける
 (単身ボランティアな変身タイプの仮面ライダーシリーズはむしろ稀少)


> 当然としてショッカー組織を相手にするわけだが、そこに国際色としたニオイは余りしない
> ショッカー組織は世界に蔓延るのに、まるで日本の中だけの事案扱いだ


  ‥とくにショッカーに非ずとも、日本は鎖国をしているわけでは無い扱いなのだから
  作中にて、海外からのツッコミやら協力を政治色から取り沙汰しようと不思議なし
  ‥まぁそんな演出要らねぇだろうとしても
  お味方キャラに外人色をまるで見ないのでは
  「グローバル化してないんですか?」‥とした印象を拭えない


> ここではその手のツッコミと感想をしてみようと思う(制作側の采配や如何に?)


 ‥例えば、ウルトラマンやゴジラにしても、概ね国内案件だ
 海外からの協力とした場面は少ない、そもそもの相手のサイズが巨大なので
 必然的に軍事案件に格上げせざるを得ず

 この場合は、国家の威信が絡むので、新兵器が登場しまくろうと誰も気にしない

 むしろ何も登場しないとなると‥馬鹿なの?何してんの?税金の無駄遣いじゃねぇ?
 とツッコまれることになる

 怪獣案件に対する印象は、それでも好いらしい



1-3)1

> 例えば、攻殻機動隊


 時代設定が独特でよく解らないところに東京都市が水没していたりする
 アメリカとの関係も、ちょっとした異世界の扱いだ
 そんなこんなの世界軸に、なんだかよくわからない生体改造をしてネットに繋がるという舞台だ

 庶民生活にそれが乗り込んできているのだから、その生活観のそれがそのままにグローバル感覚だ
 警察組織だってそれに対応せざるを得ず、その手の予算大会を繰り広げている風な展開を描く

 実に良く練り込んだ舞台背景だ
 これだと無理して、警察内部に国際色を持ち込む必要なし
  (主権たる度合いを気にしつつ描くなんてまぁ大変だもんな)


> だがしかし、日本の警察が上海だか台湾辺りに出張してまでやらかす捜査は理解不能
> しかも、お約束にもドンパチ上等なんは、どう考えてもあかんと思う
> だったっら、世界からその手の捜査が及んでも、その都度ドンパチし合っても好い協定ありき?


 ‥さすがにばつが悪いので
 無断で警察辞めました‥とする設定×展開も見られ、作品ごとのバラツキは否めない
 (辞めてるくせに警察活動に中途参加とか、違法でしょう!)

 (舞台背景は巧妙なのに、草薙素子の行動だけが、明らかに違法色を醸し出す)



1-3)2

> 例えば、東京喰種トーキョーグール


 ‥どっから蟲いたのか不明のままに、人間社会にグールが登場する
 そのグール勢の中には、資産家などなど上から下までピンキリで存在する
 そんな彼らも通信端末を使い放題だ

 (警察機能としては、どうしたってザルに見えてくる)
 (調査の基準が不手際すぎるでしょう!?)

 ‥どうして通信会社と連携しないの?
 (逮捕状もとい調査対象指名状を得ると協力を要請できるとか‥その手の法律が求められるなり‥)
 (そんなのできたら、グールの活動はあっという間に緩慢にならざるを得ない)
  (でもそれって、予算が増えない戦略なんだから、そこに踏み込む様相を見ず)


 ‥とした諸々を踏まえると、このグール案件が国内事情に留まるとするのは不可解しい
 資産家が海外に出張やら旅行を決め込めば、いくらでも怪事件あるあるじゃねぇかッ
 国際問題として、世界を挙げて取り組むのも流れになるはずだ
 どうして国内案件止まりなんだよッ

 (‥それではまるで、日本人の肉の方が癖が少なくて美味なので、国外への被害には及びません)
 (などなどとした‥オチを妄想せざるを得ず‥)


> さらに、不可解に映るのが


 対抗手段となるのが、グールの特殊能力から派生する赫子(かぐね)を取りだして
 使い勝手宜しくなるように再加工を施したクインケだ

 それを武器にして戦うのだが
 それをまず手に入れて、武器に仕立てるまでの経過が実に怪しい
 兎にも角にも、まずは、倒せなければ手にできないのだ‥それ、どうやって倒したの?

 (しかも弾丸タイプのクインケって‥何をエネルギーにしてんだよッ‥怪しすぎるz)


 ‥そこで考えられるのが、グールの共食いだ
 警察が共食いの食い残しを回収している内に、細胞の再活性方法に辿り着いたとか
 (当時な米軍の零戦回収案件みたいな‥あるあるの展開でしょう)

 さらに、赫子(かぐね)そのもののピンピン状態の回収に成功したとか
 そうこうしているうちに武器案が登場し、予算が下りた‥とした展開を妄想せざるを得ず

 (その継続的な研究のためにも、特級グールの収容所が必要だとする流れだろう)
  (作中では、それとした経緯がさっぱりと省かれている)
  (ネタバレをめくると、グールの部位を人間に移植するのを試みた存在が居るらしい)
  (いきなりそこかよッ‥そこ止まりかよッ‥と思わざるを得ず)


> このような大事案にも関わらず、予算付けられるのは、警察機能の拡張としたCCG組織だ


 ‥軍隊と警察の中途な趣を見せているにせよ、グールの討伐が過激になるほどに
 予算は倍増し、怪しげな武装が繰り広げられる様相だ(殉職者もパネェ)

 そんなのを横目に世界が注目しないわけが無い

  (戦闘で負傷した結果、24時間要介護な調査官とか‥どれほどにいんだよ)
  (実に格差のある補償っぷりに、そりゃまぁちょっぴり、不公平で濫用でしょう!)
  (‥とツッコみたくもなる)

  (そこを躱すのが、海外からの資金提供をそのように回しております‥とかなんとか)
  (いやいやいや、それって、裏金くせぇカネの流れありきどえす)
  (そんなん普通にやらかしてたら、特殊詐欺にネタを提供しているみたいで駄目な奴ッ)


> 作品自体は、単にホラージャンルの延長なんだが‥ツッコむと諸々と悩ましい



1-3)3

> 警察ものや探偵ものには興味が薄く、多くを知らないが
> 国際関係やら予算を度外視していると、ツッコミどころがぽろぽろとこぼれてくる


 ‥予算の多すぎるように見えてしまう段階で
 「それ本当に警察案件で好いの?」としたツッコミを抱かなくてはならない

  (だがしかし、ガチな現代日本を舞台にしては、第九条とした窮状に陥るばかり‥)
  (そして、第九条すら無視するタイトルが多くならん)


 ‥そういう指摘感度の低い作品ばかり見まくるから
 思考のどこかで
 現実だって、あれぐらいにカネを掛けた方が良いに決まってる脳に仕上がって草

 (昔のロボットアニメにしたって、巨大ロボを造る技術あるのに‥世界は貧困格差みたいな)
 (攻めてくる奴らが居るから仕方がねぇとか理由付けしたって、相変わらずだz)


 ‥そんなこんなで異世界ものの金銭感覚にしたって
 インフレしがちで、物価相場が不可解に堕ちている(昔も今も作中の金銭感覚ってそんなもん?)


> ‥んまぁ、フルダイブ型VRゲームとした表現をやらかす段階で
> 金銭感覚なんてぶっ壊れてんだろうけどさ


 ‥その割には、課金あるあるとした武装を決め込むプレイヤー・キャラのご登場は少なげだ
 なんでそこだけ若者感覚&資産家の子息令嬢ダチ上等なんだ?

 (まぁおじさん・おばさんの集中力は、さすがに若者ほどに持続力は続かんわけだけど)
 (その手の世代間の交流を描かずして、夢があるとか論外どえす)
 (創り手は大人で、遊ぶのはお子様とした表現こそ胡散くせぇ‥eスポの立場まるで考慮せず)


> 今や国際的に見て、そういう制作のしかたってどうなの?
> その点も又、如何にも日本の作品らしいよね‥とかなんとか、思われてんじゃね?



posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:08 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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