2024年08月23日

【エンコード日記】量子化DCTを効かすとGOP構成に再調整の用有り

記稿.2024/08/24

> 量子化DCTを効かすとフィルムグレインお残し臭さが気になる(Level5.1ダウンコンHD)
> 更に、GOP長が短すぎるとフィルムグレインお残し臭さがモヤッとして見苦しい(Level5.1同)


 ‥そんなこんなで
 Level6.1としてマクロブロック分解能を上げると、フィルムグレインお残し臭さが遠のく
 (これは、マクロブロック分解能としては、Level5.1FHDサイズと等価に思うも‥‥)
 (釣り合わせるに適切なビットレート量がどのぐらいなのかについてはなんとも言えない) 


> GOP構成としては
> 60枚構成に対して、GOP長(10)、参照枚数(4)が適正に落ち着く


 ‥これは、量子化DCTの有効にて
 AMDエンコードの仕様に思われるシーン変更感度(40)と
 シンQ郎でのシーン変更感度(89)との差が、参照枚数に現れた様にも思える(知らん)

  AMDエンコードにて、キュルキュル寄せとなる「GOP長×0.6=参照枚数」だと
  どうしてもIフレーム差の許容が広すぎてというか圧縮重視に傾き
  GOPの尻に追加で詰め込む傾向が頑固でどうしようもねぇ

  その点、シーン変更感度(89)はIフレーム構成にそぐわないとスパッと切り落とす
  結果的に、シーン変更感度(89)の方がシーン割り出しが適正だ
  (といっても送り込めるキーフレームには、Levelにより適正枚数に上限があるらしい??)


 ‥更に、シーン変更感度(89)のまま、GOP長(15)と伸ばした場合
  口パクに対する反応が減り、並びに、繰り返す場面においての間引きが顕著にでる
  だが、流してあるだけの一過性な動き場面だと
  Iフレーム分解能としての変わりばえは、ほぼ無いに等しい
  (これは、わさb抜き×60枚増幅構成×2passの効果によるところが大に思われる)

  ‥ところが、GOP長(10)×参照枚数(4)×シーン変更感度(40)にすると
   似ていて非なるキー間引きを、まばらにしてくれゆぅうう‥‥orz


> やはりキュルキュルにするなら、シーン変更感度(89)なのら
> (だども、4:3アニメだと、10枚指定では、キュルっとせぬ箇所もあり‥orz)




> 量子化DTCを用いると
> カラー優先度、行列係数、伝送特性の指定を剥がしても効果を見せずに復活する(仕様らしい)


 ‥なので、サイズ変更等で併せてカラーの変更をしたい場合には、量子化DTCを切るしかない
  それはそれで、GOP構成の変更の用を意味する
  (ど忘れしそうで‥もどかしい、再確認の用有り‥‥時間コスト辛ぇz)




> 量子化DCTを用いると
> 場面切れの改善に難儀してたのがウソみたいに切れまくる


 ‥そうなると、GOP構成を変えても場面切れからのカウント発生しかないので
  短いGOP長のキーフレームとして手堅い場面切れ扱いもカウントされる所となり
  もはやキー枚数を間引こうとしても、逆に難儀する傾向を見せり

 (こうなっては‥固定枚数なGOP‥とした考え方も自然体なんだなぁと思えり)


 ‥更に量子化DTCを用いると
  参照枚数を重ねるほどにエンコード時間が増し増しになる
 ‥直感的に遮断して参照枚数実験をしていたのは或る意味で正解だったかも知れないが
  場面切れとした課題は、不特定的で悩ましかったのだから、今となっては、なんとも言えない

 (Psy-Trellis強度=1.00を効かせてあるのも絡んでいるように思えるも‥悩ましい限りだ)
 (画質の補正はテレビUSB挿しでカバーできるけど、五段階サーチはカバーしねぇからな)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:20 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする
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