2024年10月06日

【ネタ文学】スキル「わらしべ長者」みたいな奴をやらかしたい

↓4)記稿.2024/10/06

> 今回のテーマは物々交換どえす
> それこそお金の無い世界とはどうだったのか?


 ‥資本主義社会のお金概念は、打ち出の小槌×裸の王様(発行権)出発なのでかなり危ういどえす
  とはいえ、異世界の通貨概念はそれ以上であり、中世とも異なります

  更に、よくよく考えると
  無法物件として扱われる王族の上には「神が居る」という前提での異世界スキル恩恵なのだから
  「お金は絶対では無い」‥‥むしろ「信仰とは何か?」であるくささ爆どえす

  そこの感覚を鈍らせているのが「魔王」存在どえむ

  「魔王」が配置されることで
  {神とて絶対では無い}={信仰とて絶対では無い}という煙に巻かれるどえす


> すると、スキルに恵まれなかったら「お金はやっぱり頼みの綱」にハマるどえむ
> だがしかし、魔王存在を登場させないと決めちゃうと、お金よりスキルの意味が強くなる 
> {与えられたスキルでの人生}={信仰}なのら
> {与えられるスキルの多様性}={神の思し召し}なのら


 ‥すると、物々交換とした交渉は日常となり、貴族とて、吸い上げたブツで支払うばかりより
  てめえのスキルを活かした支払い方をした方が良いに決まってる

  だがそれだと、私たちの日常と掛け離れてしまいノリが判らんのだから
  ダンジョン暴走とした要素があることで、税概念の保持があるあるらしくなる

  とはいえ、スキル性能を上げるには{正しいスキルとの付き合い方}={信仰}なのだから
  お金を得る前にすべき意識共有(社会観)というのが当たり前に存在することになる


> 其は、スキルが異なれば、頑張るべき積み重ね方も異なるのだぁああ


 ならば、聞き慣れぬスキル持ちに対して、誰も嘲笑なんてしようもあるまい
 むしろ「どのような努力をするのですか?」
 とした後学の足しとやらに興味を募らせるのが、あるあるの挨拶草

 その時の回答やら反応が怪しくあって、漸くに、嘲笑やら上から目線とした感情もありにならん



1-4)1

> 本来的な中世でのお金の概念は、物々交換の延長だが
> 異世界の通貨概念は、ゲームの延長どえす(全然違う罠)


 ‥冷蔵庫よすがに疎き時代、たとえ物々交換と云えど、交換したものとて次次に消えていく
  なので、腐り難い物に対する需要はとても大きい
  これは味覚の善し悪しよりも最重要だった(まぁ当然)

 ‥その時、食べ物とそれ以外との交換を考えた場合
  それこそ労働の対価に、食事×寝床を宛がわれたなら、それでお終いどえむ
  貯金ができないのだから、生涯雇われの人生どえむ
  (お金らしきが支給されたとて、散財するのが流れどえむ‥‥盗られる前に使っちまえ‥)


> なので、村社会での地主の立ち位置は、絶対的に有利でした(現代でもまぁほぼ同じだけど)


 ‥「貯金ができない=自立も成り立たない」のだから
  現代人の感覚で言えば、それこそが「奴隷」どえす(まぁ極論)

  言っちゃえば、地主以外は皆「農奴」どえす(それぐらいの印象どえす)
  日本では「水呑み百姓」とした表現をしてましたん(実質の農奴扱いwww)


> その昔に諸々とした豊かさを手にするにも、まず、農奴をどう扱うかになってきます(ここ重要)
> (現代に置き換えれば、如何にして安い雇用を立憲劇場にてやらかせるかどえす)


 ‥土地を開墾するばかりでは、駄目で、倉庫管理も重要です
  農奴に盗まれるような勝手沙汰は、是が非でも避けたいどえす
  農奴を上手に手なずけて豊穣を得ようと、余所からの泥棒(盗賊)を退ける力が無いと駄目です
  その為の防衛管理も欠かせません

  つまりは、農奴に武器を持たせても大丈夫なぐらいの待遇改善が望まれます


> あれあれ???、物々交換だけで、どうやったらそうなれるんだ???


 (物資が年毎に消えていくのだから、計画的な成長を方針付けできていないとまず無理どえむ)
 (科学知識を備えても、それの舵取りはとても難しい、日照りやら水害やらでハイ終了)
 (市民権を目指して頑張らせるにしても、お金概念が無いとまず無理どえす)


 ‥ぶっちゃけ、普通に物々交換できてたら、まともな村社会だったどえす(合議制×公平な配分)
  (とはいえ、村と村、村と商人との交易概念が勝り、村長からの其れの公平な配分を含む)

 ‥まともじゃない村社会ってのは、外から来た輩に乗っ取られた子々孫々くせぇどえす(一族優遇)
  それこそ村民感覚から一気に奴隷(所有物)に落ちるどえむ


> 「合議制vs一族優遇制」まさに「多神教vs一神教」なのれーす


 ‥山でも野でも良いですが、水辺が無いと村は成り行きません
  僻村だろうと、うまく行けば、秘境とした村社会も有ったことでしょう

  でもまぁ、不思議なことに道ができて、村と村が繋がります
  (どれだけの期待と希望を抱いて、村一丸で、道を得るというのでしょうか?)


  それこそ道のりが長くなるほどに、労働とした対価(食事)を配れないと成り立ちません
  あと、寝床とした福利厚生を用意できないと成り立ちません
  (唯の雑魚寝でしかなくとも、雨風×獣さえ凌げれば、福利厚生!‥‥まぁそんな段階‥)
  (娯楽にありつけずとも豊かさ目指して一致団結とか‥真面目すぎwww)


> 魔物が存在したらそれこそ、「剣×魔法が先か?」「錬金×石工が先か?」とした謎謎どえす
> そこは異世界なので、お互いのスキルを持ち寄れば、マナーの良き村から伝播するに違いね



1-4)2

> 農家が、農家同士で物々交換をし合う
> そげな暮らしぶり土壌があって、健全な村と村とのネットワーク(物流)も成り立つ所でしょう


 ‥まぁ其処からの説明でしか説明できない所がもどかしいのですが
  商いに通じた村長が居るとすると、村人に号令をかけることになります
  「特産を作るべし」と‥

  それはとくに、食べ物に限るとした意味は有りませんでした
  だって、運んでる途中で腐ったら意味が無いからです
  でもまぁ売り手・運び手用の保存食は欠かせません
  そんなこんなで、保存食もしくは日用雑貨とした簡単な物で十分だった事でしょう


> 冬場の雪閉ざされでの生産活動みたいな、まさにスローライフどえす


 ‥で、同じ技術でも、デザインが異なれば需要も出るのが反物でした
  それにしたとて、染めないのでは意味を為しません
  色の違いだけでも味気ないのだから、染め方の工夫は画期的だったことでしょう

  (無理を言って製法を明かさせるよりは、免状を与えて一子相伝を認めるぐらいが日本流‥‥)
  (だども、異世界モノの多くは、お金が支払われるので公開しましょうに流れるどえす)

  (う〜ん、異世界として、どちらの方がらしいんでしょうね?)


> そんなこんなで、衣裳は豊かさの象徴であり、それの極まりこそ「民族衣装」だった
> でもなぜか、「村衣裳」とした呼び方をしません(そこは感化やら流行りだったどえす)
> カッコイイ衣裳やらカワイイ衣裳があれば、村と村が融合して行ったとも言えまーす
> そしたら、「部族衣裳」とした呼び方だったことになゆぅう


 ‥んにゃ、内からしたらただの「浴衣」、外から見たら全部着物にゃ
  民族衣装とはそういうものナリ


 ‥そげな暮らし向きがあって、漸くに、やり手商人が幅を利かせるよすがが登場するどえす
  (反物・着物は保存が利くし、物々交換での定番だった)
  だがしかし、その手の商人と言えど、大きな蔵をいくつも持って管理する時代はまだ先どえす
  じゃ、どうしてたのかというと
  産地契約とした証文を持ち歩き、それを代価として支払うどえす

   産地では未だ生産中なのに
   いきなりに契約量を折り込んでしまうと、後から困ることにもなります
   そこで商売上手は、吹っ掛けるどえす(同じく、相手の吹っ掛けをも予想せざるを得ず)
   酷い商いともなると完全に欺くどえす(相手が産地の状況を知る由もなし)


> そもそも、その手の証文の信憑性をどのように証明していたんでしょうね??
> 其れこそ嘘なら商人の間に広まって、相手にされなくなるのだから
> その手の無法は稀でしょうが、売り物にならぬタイミングで掴んでしまえば破産どえす
> なので、まずは相手が「一見なりすましか?否か?」とした見定めから入るどえす
> なので、駆け出しが如何に大変だったかは‥当然とした時代の空気だったどえす


 ‥ならばと踏んで、楽市楽座のような市場を開いて場所代を得る(画期的)
  斯様な制度は、まさに領主の特権のはずですが、異世界では、なぜか商人ギルドの十八番どえす

  (そこはやはり、ギルドカードなるお金の管理を担っているからに思われる)
  (神よりスキルを授かる習わしなら、貴族だって無理強いは出来ねぇ、適材適所どえす)



1-4)3

> ここまでを整理すると、大商人の条件こそ
> 物々交換で得た利益(主に風化する食材)が、傷む前に有効利用できなければ駄目です


 ‥つまりは、肉体労働とした雇用提案どえす
  時期が立てば立つほどに、売り切るのも難しくなるのなら
  一層のこと土木雇用を創出して、その食事に提供してしまえば良い(賃金の一部代用)

  (まぁそうなりますよね、確実に「天賦の才」の領域どえす)
  (社会全体のスキルを上手に有効活用しようとしても、同じ考えに及ぶでしょう)


 (そこをある程度効率よくやらかせるのが戦争どえす‥「兵站の才」)
 (戦争が続けば在庫損の心配をせずに済むし、肉体労働にしたって兵に担わせれば良し)
 (但し、兵は傷付くし死ぬのだから、その分を見極められないと配分で立ちゆかなくなる)


> ‥とはいえ、近代以前の戦では、軍隊の移動の際にも有志が集まってきて膨らむ場合もあり
> その際にどう調達できるかこそが、兵站の才の見せ場なのだから、簡単ではありません


  ‥結果、大商人が人望に厚くなくてどうする‥みたいな
   そこを代官と越後屋脳汚染に陥っていては、意味不明な経済音痴やらかす作家が増えます

  軍隊が人望に厚き大商人を、上手に扱う‥みたいなそういう一面は奇妙なほどに描かれず

  そもそも軍隊を相手にした商売は、規模が捌けるので競争率が高いどえす(上座)
  規模が捌けるとは言え、品質が悪いと指名には届きません(上から目線)
  歴史的にもその手の定番は、なぜか秘匿感が大どえす(既得権益臭)


> 裏を返せば、大商人ほど護衛を重視するのだから、其を中央政権でお任せできるなら
> 始めから繋がっているどえむ


 (結果、軍を通して必要以上に商い事情が漏れ出るのを嫌っていた‥みたいな)
 (軍としても、其処の基礎の疎かな商人を指名せず)


 ‥とでも語れば、立派に見えて聞こえは良いが
  近代以降の戦争という奴は、敵と味方でツーカー劇場臭いのだから
  全く以て、大量破壊兵器時代に、国境正義なんざ1ミリも無し

 (その破壊兵器‥どこが研究して?、どこが発注して?、どこが生産するの?)

 (破壊兵器を用意する段階で、平和主義とて裏切られるでしょう宣言どえす)
 (てめえらの団結(国連)が如何に、なりすましかを告白してるどえす)

  (吸い上げるのが目的だから、人権も生存権も、理想止まりなわけじゃん)
  (油断してたいから、いざというときの奥の手がポチいわけじゃん)
  (それでなくても、有事の際に、確かに作動するか否かの諸々管理と訓練を欠かせない)



1-4)4

> とまぁ拝金主義を嫌い、物々交換に回帰を求めても、其処に有るべきは実直さ上等くさっ
> 一方で、同じ屋根の下で寝て、同じ釜の飯を食うとした駆け出しをやりたい奴なんか居ねぇ
> やるなら田舎でスローライフでもどうぞに成るんだろうけど
> 昔ながらのインフラスタイルを前提になんて誰も考えちゃいねぇ


 ‥そもそもの気象環境が違ぇし、誰も予想付かねぇ時代色に突入しているとなると
  それこそ、どこに居て何をしようと大差なしに見えてしまう所だろう

  でもあれだ、食料を手に入れるのがそれこそ通貨で都合が付かなくなれば
  国家同士での物々交換ありきにも成りかねない、そしたら年貢に回帰だって有り得るだろう


> 既得権益からすると、農業知識が必須になる
> ならば、義務教育課程に取り入れないのは怪しい


 ‥だが、今や課題も付き纏う
  米俵で給与を支払うとなると、年給払いなのだから、米俵を置く蔵が欠かせなくなる
  今の社会全体は、そういう構造をしていない&異常気象だ
  折角に蔵を建てても、洪水やら竜巻で被害を出さないとも限らない
  そしたら、お金での支払いの方がまだ身軽に見えてしまうのだ


 ‥雑な言い方をすれば
  ベーシックインカムを支給して、尚良いモノを食べたいなら農業やりな
  という流れが簡潔だ

  無論、対象者には、個人の税金を無くし、村単位での年貢に近きものにすべきだろう
  今時代に、米一択とした年貢に意味は無いのだから、特産ありきだろう
  所謂、二次産業までのセットで納めるのも有りにしないと駄目で、地域を越えて組むのも有り

 ‥ということで、自治に収めるための産業提携になるくさ
  国からすれば在庫を押し付けられた感ありありに見えるのだから、対象を拡げすぎるのは無茶

  農村からすれば、現物を規定量収めりゃそれで良いのだから、余った分を売れば好い
  だが、普通に売るだけでは値崩れするのだから、加工ありきだ


> ここで問題どえす
> このように年貢スタイルにした場合の豊作と不作での価格は、私たちの知るそれと同じだろうか?


 ‥%税金で支払わなければならないなら、それこそ値下げなんてしたくない
  豊作だろうとブランドなんだから、その分、儲けたいのが流れどえす
  でも、仕組みが年貢から変わってきても、阿呆みたいに豊作なら値下がり‥が当たり前どえす

 (農業機材の値段やら、品質コストが増えてるともなりゃ、そりゃ無理強いどえす)
 (しかも資産税やらなにやらと雁字搦めどえす)


> そこの違いを誰も解ってねぇ(ここ重要)


 ‥昔であれば、年貢分を差し引いても、売れる分がまだまだ有れば
  そりゃまぁ遠くからも買いに来るでしょう(不作の土地なら尚更)

  (お得意さんの蔵が一杯に成っても、同じです)
  (外に売りに行くにも、お足代分をどうしたって値切りたいどえす)
  (其は、外から来る側にしても同じどえす)
  (農家群としてもお天道様からの恵みを無駄にしたくなければ、応じざるを得ません)


> つまり、地元商人が買い取れる分が地元百姓に残ってないと、地元商人にも良い目無し
> 高すぎる年貢を掛けては、それこそ悪代官と越後屋とした格差ありどえす
> そんなこんなで、豊作だろうと米の値段が下がったわけでね
> 売れる分が多かった分で、他の物が買えたぐらいだった
> (米価が下がったとしたら、そりゃ古米の在庫どえす)


 ‥で、米相場というのが登場してからが又異なってきます(商人の都合)

  全国から集まってくる大坂の蔵に空きが無くなれば、在庫になりかねないのだから
  産地の都合に関係なく、相場が決まり、在庫を掃く為にも価格は落ちるどえす
  (そこが本来的な胴元の思惑×都合だったわけですが、相場は魔物どえす)

  (蔵の余裕に関係なく、相場は動いちまうどえす)
  (それでなくても、船で運んでる最中に、船にトラブルも発生するどえす)
  (予定量が届かないなんてこともしばしば‥‥中には横流しもありそうどえす‥)

 (お金文化だからこそ横流ししたくなる草??)
 (敢えて挙げるなら、酒との交換かなぁ‥‥米が無いと酒造れないし‥)


 すると、煽りを食うのが、どこぞ藩主なのだから、そのツケを下に振ってくる草
 すると、ますますどこぞ地元の商人らも青くならん

 そんな状況に、外国商人の両替思惑による金判流出とか‥ザルから抜け落ちるが如し‥



posted by 木田舎滝ゆる里 at 02:12 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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