2024年10月22日

【エンコード日記】me_range(16)にして時間コストを削減できたっちゃ‥できた件

記稿.2024/10/22

> 久しぶりにエンコードテストしてみた
> M.E.範囲(49)とか(81)とか、エンコードの際の内部サーチ時間を何とかしたい


 ‥そこでまずBDプログレッシブソースで、AQ強度とPsy-RD強度の値を
  共に(1.69)に上げてみた

 (M.E.範囲(16)にて、マクロブロック内部の濃縮の仕方を上げれば良くなると思った)

  兎にも角にもDCTのみ(量子化のみに近いエンコード)は
  参照フレームMixに期待する(似た者同士で符合を揃える)エンコードとは中身が全く異なる


 ‥今回気が付いた点は
  二つの値を上げるほどに、CRF値との釣り合いも絡んでくると判明

  とりあえず、二つの値を上げると、CRF値を下げる事になる(反比例)

  (ビットレートが足りんとAQ強度値の引き上げ度合いに影響するからと言える)
  (ビットレートが足りんとHi10の際などとくに、演算紋で埋めるだけとした様相が丸わかり)
  (キュルキュル短いGOP構成での泣き所なのら)


 ‥一方のBDインターレース解除ソースの場合は
  me_range(16)でも、二つの値は共に(1.2)で十分いけるらしい
  それ以上に値を上げても、誤差がチラホラするだけで旨味が無い
  まぁ精々(1.25)までが安全圏に思われるも、メディアン指定即打ちせなぁならんので無理

  但し、CRF値が噛み合っていないと、イレギュラーな誤差が不特定な箇所にコソッと現れる
  低すぎても、高くても駄目で、とても煩わしい

  (そういう塩梅なので、時間コストを掛けてやるM.E.範囲(49)でもありなのだろう)
  (その際は、CRF値の許容を狭めてしまうような印象には無いが、無論、画質差は伴う)

 (そもそもに、インターレース解除とした中身との差はあるにせよ)
 (基本的には、DCTのみでやらかしているとした内訳に何かが潜んでそう)
 (解像度の境目を越えても、カラー構成の内訳がソースと同じままとした‥意味不明だし‥)


> ぶっちゃけ、どちらも適切に思われるCRF値は(11.390625)っぽい
> それで時間コストが大幅に減るなら、ヘンテコな値に嫌みもないのだが
> 「良い」と「サンキュー」で覚えりゃ好いのだから嫌みもないのだが
> なぜか‥予想通りに増量してくる場合と、意外にも縮む場合とで分かれる


 ‥そしてこれを480iソースでもやると、確実に増量しちゃう草(悩ましい)
  (4GBを超えちゃうようなBD事情の悩ましさとは違うけど、ソースより増確は悶絶もん)


 ※ さらにツッコんでおくと、DCTのみでやらかす場合
  480iソースの場合だけなぜか、長〜いGOP構成の際に
  特定の色合いマクロブロックで、ごあごあモアモアとした異常が発生してしまうのら

  (まぁその際は、REF値やら最小GOPサイズ等も再調整しないと駄目っぽいですな)
  (それで結果、画質共に改善するかなど知らん)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:13 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする
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