2025年02月13日

【エンコード日記】i解除「リニア混合」vs「メディアン」の癖とその理解

↓1)記稿.2025/02/13

> リニア混合の最たる特徴は、メディアンと較べて、明優先に及ばぬ傾向にあり
> 明と暗のバランスに忠実ゆえに、ビットレート割り当てが不足すると、色がガタガタに落ちる草
> あと、割り切れない解像度を振っても同じく、マクロブロック単位で輝度焦点がズレて失敗する
> その点メディアンは、輝度優先とした誤差の吸収力にすぐれ、安定的に見えるも
> 明を優先する柔軟さが、最終的には徒とならん


 ‥リニア混合は、明暗に忠実がゆえに、プレイヤーの性能すら忠実に晒してしまうのら
  VLCプレイヤーでは扱い切れて居らず、ソースによっては浅暗くしか再生できなかったりする‥

  その点では、テレビUSB挿しの方が
  明暗のバランスを保持したままに輝度補正を行うのに問題が出にくい
  (より美麗さを得やすい仕上がりっぷり‥を示すのだった)


> ところが、そのプレイヤー問題をGOP長(30)にしてみたところ‥改善を見せり
> (但し、是はBDソースでの内容なり‥‥以前にも似たようなことはあったが今回のはガチなり)


 ‥結果、キーがその分減るソースと、そうでもないソースとに分かれるも
  そのどちらも、GOP長(30)の方が、VLCでの輪郭がクッキリとして見やすくなり

  (これではどうにも、キュルキュル重視のままというわけには行かないのら‥orz)
  (尤も、参照フレームMixを用いる構成時ほどに、キーが減る度合いは緩いらしい)
  (との差が、「HQXフィルター×全面DTC」とした性格にあるようだ‥)


 ‥ちなみに、bフレームを利用する際も
  マクロブロックにおいて、P4×4を外したスタンダード構成にて、安定画質を得る
  且つ、bフレーム数(3)が無難にあるようだ(二枚では、わさb抜きには及ばず)
  (但し、bピラミッドは怪しいので、bフレームモードも扱わず)


  ‥IPBごとにマクロブロックのサイズが不均衡だと
   キーフレームの選択で、場面の切り替え箇所での切れが覚束ないのだが
   「HQXフィルター×全面DTC」とした利用では、少しはましになるらしい
   とはいえ、ビットレートの割り当て度合いや構成にも因る

  (後から切り貼り編集を兼ねて用途利用したいのなら、わさb抜きの方がオススメだ)
  (見るだけなら、わさb入りにしつつ、ビットレートを削ってみるのも満更では無いのだが)
  (削らずとも、縮んでしまうソースとした差を見せるのも「HQXフィルター×全面DTC」なのら)

  (そんなこんなで、4GBをはみ出すソースに出くわすと、悩ましくなるz)



1-1)1

> 話を戻すと


 ‥一説に、リニア混合はアニメ向き、実写ならメディアンとした理解があるようだが
  それはつまり、実写がそれだけ輝度認識が高いからとも言えるし
  アニメの色合いの滑らかさ重視にほだされて、推移変位に、気づきにくいせいもあろう

  プロの現場では、黒み重視でもあるのだから、輝度クッキリ感重視だけでは困るのだから
  迂闊にもそういう流れにほだされる所も出るからかも知れん

  という所の、リニア混合×適切な数値群が、秘したる構成としてあるっぽい


  ‥だがしかし、マスターソースと、そうでないソース群とでは
   どうしたって、適切な数値群が変わってしまうのだから
   そういう意味では、メディアンの方が、お手軽にあることに変わりなし


> というところで、リニア混合がアニメ&実写ともども確実に美麗に見えたなら
> その設定数値群は、着眼として、正解を向いていると言えるのだろう
> (但し、再生プレイヤーの癖やら差までを、吸収することを意味しない)


 ‥それはつまり、使用するプレイヤーの性能性格次第では、リニア混合は嫌われるまま草
  10bitがもて囃されるのも、そういう手違いありきからなのやも知れん

  ‥だが、AVCでのFHDサイズでの10bit出しなんか、ビットレートが不足してると
   マクロブロック間がスカスカパターンのオンパレードに陥るからな
   普通に見る分には良い感じの仕上がりでも
   場面カットして拡大した途端に、無残な穴穴パターンで嫌になるz

   (8ビットでビットレート不足でボケ感ありなのとどっちが好い?‥みたいな)


> という次第で
> HDサイズにて、リニア混合×テレビUSB挿しの正解処に辿り着いたらしい


  繰り返すが、HQXフィルター(×2)当てからの → HDサイズへのダウンコン利用

  DTC全面有効におけるM.E.範囲{16:49:81}
  ={1:3.0625:5.0625}={0.4:1.225:2.025}
  としたAQ数値(手動打ち即予約)

  Psy-RD強度(2.50)とした組み合わせが、決定打にあり


> ちなみに‥‥2.025÷0.81=2.5、1.225÷0.49=2.5、0.4÷0.16=2.5‥‥どえす
> (繰り返すが、これを見て専門家に数学者がどう思うかなど知らん)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 13:44 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。