2025年02月14日

【ボケて痛っ】骨太の中間層たる実相とは何だったか?‥(十六射)

↓5)向宜詠吟.2025/02/14


|地主ぐん戦後日本の屋台骨「一億総中流」築きしか
|おどりつつバブルに酔いつ「ジャパンアズ‥」かつては今もなだれ打ちしか

|「存在感」地主ぐんからザイニチへ 奪われて夢や「正規雇用‥」
|「成果主義」人からモノまで使い捨て「見て見ぬ振りして‥やってる感」

|明治墓なんと立派か守護の如‥くらべてぼっち「ああ令和葬」
|農地まで底地に固め「ATM」地主の顔の今や借地権

|助け合う地主と寺社の「かつて日本」檀家も消えつ仏も消えつ
|祭だけ飾っております「簡略化」満身創痍の地元熱


※明治墓‥(ここでは明治生まれっぽい元軍人らしき墓を指す。‥‥語呂が良い‥)


> うた詠み終わります、ありがとうございました。



1-5)1

> 黒船以降もとい明治維新以降、地主の多くは軍人絡みだった
> その段階で何が変わったのかをまず理解しよう


 ‥領主やら、なぬしやら、土地と地元が絡んでいた頃は
  裁量次第で特産を見いだせていた、もとい見いださざるを得なかった

  (それはつまり、地元の人材をフル活用する次第を意味していた)
  (水呑み百姓にしたって、孤児に対するそれの流れだった草)
  (裁量権が及ぶ範囲なら、外野から兎に角言われる筋合いになかった)


 ‥ところがそれがすべて税金とした納税に切り替わった(中央集権)
  その瞬間から、どこもかしこも毎年が「予算の分捕り合戦」にすげ変わった

  領主としての裁量権の及んでいた仕組みでは
  収穫物をそのままに(予算うちとして)余らせていても誰からも文句の言われようも無かった

  だが、予算配分が年度ごとに申し付けられると、余らせては横やりが入り、減額に繋がった
  また、逆に増やしたければ、その実際としての成果を見せなければならね


 ‥その点、明治維新以降の日本は、どこもかしこも軍閥化してしまっていたものだから
  その予算の分捕り合戦は、「陸軍vs海軍」とした縦割り構造に及んだ

  庶民の誰しもは、その様相を、{武士}={軍人}とした思いこみで謙るばかりだった

  (とはいえ実際には、学業の成績が重視され、期生制度にてバレバレなことから)
  (公家&武士家系からの軍人路線は、優遇は有れども、胡坐をかけるような状況には無かった)
  (それでも多少なりと知恵が回れば、地元への予算分捕りに担がれることは満更では無かった)
  (だがそれにしたとて、地元の息が掛かっていれば、誰でも良い所があった)

 (日本軍が大陸にはみ出すほどに、地元軍人による地元優遇への期待は甚だしかったことだろう)


> その手の縦割り構造こそが、日本の国民性を刺激するのだろう
> 予算の分捕りを出し抜きたいとした思惑が飛び火して「大東亜共栄圏構想」にまで及んだ草
> (それはまたひっそりとした所で、ユダヤの仕組みの覆しにも及んでいた)


 ‥その様相に戦慄を覚えたのは、欧米列強の方だった
  (そりゃそうだろう、当時にそげに剥き出しな対抗を見せた国家は、他に無かったのだから)



1-5)2

> そもそも欧米列強のその手の管理手法ともなると大分違うのら


 ‥そもそもが、貴族と市民と奴隷とした上から目線な見方でしかなかったことから

  領民をフル活用するなどと言う概念がまず無い(有るとしたら、戦争の際の盾役だろう)
  雇用にコストを拠出しようとも、まずは能力主義なのだから、そのとばっちりが下に及ぶのだ

 (お眼鏡に適わぬ「コネなし腕なし魅力なし」は、屑扱いだった‥‥人権も糞もねぇ)


  ‥代わりにフル活用に向けられた方向性が、土地の利用の仕方と屑の使い潰し方だった

   てめえの土地の税収を上げんとばかりに
   安全性にそぞろくさかろうと、海岸線の端からぎっしりと家屋を整備し
   産業基盤となるお互いの利権が被らないように根回しをしているようでいて

  植民地とした土地活用では、格下扱いなのだからとばかりの使い潰し上等だったりする
  そこでは、利権争いをせずにお互いで投資して、吸い上げる分を分け合うが如くなり

  (そして極めつけは、スラム化した民衆に、薬を覚えさせて搾り上げるのら)



1-5)3

> その点、日本では「土地神様第一」だった事から、地主もそれに準じていた
> 変わりだしたのは、唯物思想のもて囃しから後に及ぶのら


 ‥だがしかし、日本での唯物思想の浸透の仕方には、首を傾げざるを得ぬ部分あり

  GHQは、自分たちを良識ある人権集団として、日本の若者世代にバイアスを掛けたい事から
  共産思想と唯物思想を結びつけて思い込ませ、ソ連勢力を「赤」として刷り込こませた

  一方、日本人側では
  赤の信仰は、GHQにとっ捕まる事から、「悪」とした中身にすり替わった
  結果的に、共産主義は「悪」とした認識に及ぶも
  なぜか唯物思想は、部分的な選択の自由として、もて囃されることになったのだった

  (なぜなら、減反だし、列島改造だし、電力開発だし、原発だし)
  (そうでも思わないと、ご先祖様に顔向けができない気持ちだった草)

  (選択の自由なのだから悪ではない、その選択をした者らこそが悪なのだ‥‥みたいな)
  (ぶっちゃけ、土地神様は居るにせよ、付き合うか付き合わないかは自由なり‥‥みたいな)
  (自由は悪にあらず、土地神様との付き合いを拒んでバチが当たるかはその者の悪意次第なり)
  (神様にだって許容はあるはずなのだから、羽目を外さなければ良いのら‥‥みたいな)


> だが、世代が変われば変わるほどに「そんなの関係ねぇ‥」とばかりに、自由上等に陥った
> その手の自由の多くに、勝ち組独特の「今だけカネだけ自分だけ」が宿っていた
> もとい、もう少し柔らかめに言えば‥「わたくし武装」とした距離感バリバリの世に陥った


 ‥其を翻訳するならば
  「自由は正しいのだから、わたくしが自由を以て何をしでかそうとも間違っているわけが無い」

  というぶっ壊れ方を、どいつもこいつも心の内に宿しちまっていたのら
  それこそが、ぶっちゃけの唯物思想どえす

  ‥結果、見事に日本人の多くが、共産思想のそもそもを丸々と思考スルーして
   {資本主義}={唯物思想}をしでかして来たのだった
   (そして、自分たちのその手の結果悪意には自覚がねぇ)


> ロシア人の共産思想には、他力願望丸出しの所が強めにあるようだけど
> 「お隣同士、手を取り合うのは当然だ」とした空気は外していないと思うz


  但し、その為には自分の自由を後回しにするのも已むなしとした色合いは濃いのだろう
  (そこには未だに、奴隷身分なら尚更とした農奴時代の劣等感が植え付いたままかも知れん)

   (ゆえに、それのなれの果てのシベリア抑留扱いだった草)

 (それがまたロシアとの交流の薄さから影を落としにけり‥‥共産世界はヤバイみたいな‥)
 (中華とのお付き合いからしても又然り‥‥まぁアレは、翻訳通りの唯物思想かぶれどえす‥)


> 結果、共産思想は悪だけど、唯物思想は自由で上等‥‥みたいな思考にブレている
> 結果、共産思想は闇だけど、唯物思想はそれなりに組みやすい‥‥みたいな思考にブレている


 ‥だがしかし、共産思想はカルトに非ず、自由上等な唯物思想の方がカルト寄りなのら

  「優れていれば特別優遇は当然」とした思考そのものがサイコパスの始まりであり
  その手のエリート意識が集団化して、選民思想をやらかすとカルトが始まるも
  エリートゆえの格付け意識が組織を覆う事から、成果要求が高く
  其がエスカレートしていくと、グレーゾーンをどんどんはみ出して

 終には、カリスマ指導者が登場するか、もしくは、内部抗争にて分裂するかのどちらかである

  カリスマ指導者にせよ、内部抗争にせよ、片側が正義とは限らない
  なぜなら、根底に「優れていれば特別優遇は当然」とした組織性でしかないからだ

  (其は、どのような組織だろうと、程度の差はあれ‥やらかす世界観どえす)



1-5)4

> 当時のジャパンアズとした中身には、冷戦なんかそしらぬ顔の謎を含む
> 世界の商いの手本の如く、当時から西側だけに非ず東側ともお付き合いしていたのら


 (それはもう、ソビエトの戦闘機の型枠模型を請け負ったりとした軍事機密がらみまで‥‥)
 (まぁそれも又、昭和バブルと共に消え去ったらしいけど‥‥)


 ‥そりゃ中華が台頭したら、東側のシェアなんてあっという間に取られるz
  それだけで、半分を失うのだから、そりゃ勢いだって遠のくz
  それでいて、アフリカの諸国が中華に付いちまったら、西側だって落ち目にもなろうz
  それで、西側の斜陽剣幕のお相手をせなあかんのや(ポチにも成らざるを得んけんね)

  (結果的に、地元第一より、欧米第一とした‥‥お上優先フラクタル構造癖だった草‥)


> だがしかし、日本と中華との大きな違いこそ公害問題との向き合い方なり


 ‥日本でも喘息やらイタイイタイ病とした前例をだした程だった
  戦後に、唯物思想上等にかぶれ出したそれな企業側は、知らん顔を決め込んだわけだけど
  日本の社会全体としては、明日は我が身として反省したどえす

  だが、中華はどうよ、世界はどうよ

  その手の工夫は見受けられても、根本的な民意としての姿勢は立ち往生している
 (まぁ今や日本でも、予算不足の煽りから、右向け右に倣う流れに陥っているわけだけど‥)


> その差を、違いを、なぜか日本では、それ程に高く見ちゃいねぇ
> 民度だけでは飯は食えないし、防衛もできねぇとした見方に偏りにけり
> (我慢も辛抱も評価の対象には入りません‥みたいな)


 ‥世界からの評価が無いとやっぱり駄目だぁ‥みたいなそんな所まで日和見主義なのだ

  ノーベル賞の数が‥とか、金メダルの数が‥とか
  数が少ないと駄目、数を得ていても世界からの評価が低いと駄目
  兎にも角にも賞められないと駄目、儲けがないのも駄目

  まさに、殿様からのお褒めの言葉を聞けないと生き甲斐に結びつかないかのようなところが糞
  (そんなところだけ、どうにも哀れに見えて糞)


> 驕り方は誰から教わることもなく、ジャパンアズの頃にやらかしたくせに
> お互いの自分たちの人としての正当評価となると、外からの評価第一なのだ(糞)


 ‥其れで我慢できなくなった奴から宗教‥もとい、カルトに奔るのだろう
  それに対して、なぜか、唯物思想サイドからの駄目押しが猛烈と来たもんだ

  不思議なことに、そこでは、自然体とした考え方でスパッと駄目を押すのだから謎だ
  その自然体が何なのかすら、しどろもどろのお互い評価しかできちゃいねぇ糞なのに


> それはもう、貧しさの中でのやり繰りを恥にしか思っておらぬが如しのフラクタル構造なり


  一番に恥ずかしいとは何か?‥と問うなら、其を撥ねのけられぬ弱さなり
  (撥ねのけてこそが、生きていく上での自然体なんだろう?、あん?、違うのかよ‥)

  人の間にあって人に賞められたいと思うばかりこそを「唯物思想」と申して過言なし

  人から手入れをしてもらって、誰がうれしいかと言ったら‥そりゃ人にならざるところだよ
  人にしか頼めねそれを、人から自ら進んで為す行いと精神を「唯心思想」と申して過言なし

  (其を理解して生き抜いていたご先祖様らは、自然体で礼儀があって、格好良かったに違いねぇ)


> 詰まる所、日本人の遺伝子は、お互い同士の凌ぎ合いを詰まらぬモノ程度にしか見て居らず
> 不思議にも、人とした枠外の世界へのお手伝いに価値を覚えていると言うことらしい
> (それにしたとて、お互い様の暮らし向きが成り立ってこその‥ほぼイコールの次の段階なのら)


 ‥そのお互い様の暮らし向きの水準が
  世界に追いつけ追い越せにある必要性は、一ミリも無かった

  (和洋折衷、日本独自で十分だった‥‥それこそが日本の地主ぐんパワーだった‥)

  ただ、科学ギャップを理解すべく、敗戦後からのポチ堕ちだった流れは否めず
  その流れのままに今に至るばかりか
  利権かぶれ、キックバックかぶれ、中抜きかぶれというのでは、悪意丸出しで屑

  (其れって何?、其れが主軸で後は知らん顔って何?‥‥どこの国の文化なんですか?)
  (百年植民地時代だからって、いくら何でも卑屈すぎるどえす)



1-5)5 向宜詠吟


|「ジャパンアズ‥」死ニ体にけりないたずらに我がに巣くうシロアリ腐敗

|拝金が板に付きたる官の闇「黙秘」「墨簾すみすだれ」あと「記載なし」
|国民は税奴ぜいどに非ず主役なり「違憲ですからその税制」

|「楽しい」「実現できる」vs「やれてません」‥スローガンにぐらい謝罪盛れ!!!
|中抜きがパー券を経て裏金に 予算のお陰と天下るシロアリ

|G7キックバックの得意仲 平和を削る世界の老舗
|平和予算‥テロに兵器に「いざ投資」まずは煽って予算の追加
|暴動も劇場仕立てや「いざ管理」エリート支配のスパイラル



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:35 | Comment(0) | 日記/2025 | 更新情報をチェックする
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