2025年02月18日

【エンコード日記】リニア混合×DVD全部盛り再調整の件

↓2)記稿.2025/02/18

> AVC-シンQ郎(全面DTC版)の更新内容を
> ど忘れこいてて、全部盛り無理‥みたいに勘違いしてましたが
> リニア混合での再調整をせざるを得なかったので、まぁ勘違いでも同じどえむ


 ‥今回はとくに、リニア混合の明暗とした度合いが、如何に正確かを思い知りましたん

  アナログ4:3ソースだろうと、デジタル16:9ソースだろうと
  規格上のビットレート制限は同じなのだから
  全部盛りならビットレート謎比も同じに成るはず‥という疑問がそれなりにあったのだが

  i解除処理の諸々が影響するのかなぁと思ったりして、そぞろだったのだが

  今回、ピタリと一致しちまいまして、その差がAQ強度値の違いだけに相成りましたとさ
  (無論、解像度変更での{1.363636‥}と{1.818181‥}の違いも伴います)


> 但し、その為には、ビットレートを多めに盛らざるを得ない辻褄が隠れていたz(トホホ)
> 一話当たり、2.5GBは下回るようだけど、そんなこんなのリニア混合とした様相どえす


 (※ DVDの全部盛りには、HQXフィルターを用いません)


 High
 Level 5.2 > 4.2(目の錯覚程度に発色にざらつく差があるような‥)

 59.94フレームレート
 2pass‥(テレビUSB再生時のクッキリ感重視)

 VBV最大値:55000(共用)=1980×27.777777‥
 VBVバッファ:33000(共用)=1980×16.666666‥
 ビットレート:13068(共用)=11880×1.1

 最小GOP:1

 キーフレーム間隔:15 > 30 > 59 > (250)
 ‥(どうにも‥規格外解像度の特徴にあるらしく、再生負荷の大なる設定をやらかすほどに)
  (GOP長を伸ばした途端に、テレビUSBで再生遅延を起こすz‥‥悩ましい)

  (一方、VLCでの再生では、多重撮り箇所の出来などで→30→59とクッキリ感を増すz)
  (無論、GOP長を伸ばせば、特定場面でのキーの間引き減少を避けられね)

 (諸々再生負荷を落とせば250でも回るが、テレビUSBでのサーチが雑多になりすぎて扱いづらし)
 (並びに、画質の激落ちを伴うのが、DVD再エンコードでの泣き所なり‥)

 Bフレーム数:0

 適応型DCT:オン
 I8×8:オン
 I4×4:オン
 P8×8:オン
 p4×4:オン
 B8×8:□

 M.E.範囲:49‥(AQ強度からは即打ちならずな、今回レシピ都合の辻褄合わせの代替)
        ‥(ほぼ時間コストの違いのみ‥16の方が安定的だが、DVDではそれ程でも無し)
        ‥(諸々しっかり噛み合わせて盛らんと、多重撮り箇所がグデグデに堕ちる)
 シーン変更感度:89
 SADT Exhaustive
 Full RD
 Chroma M.E.:オン
 スマート解析

 暗いシーンのバイアスを自動分散
 AQ強度:0.4‥(1.36363636‥用途),0.3‥(1.81818181‥用途)

 (※ 解像度を変更しないケースに対して、再エンコードの際に(0.4)を盛る)
 (   但し、M.E.範囲(16)を通常とする )
 (DVDの16:9が(0.3)なのは、更に横に縮んでいる分の間引き量を加減する意図を有す)


 Trellis:常時
 Psy-Trellis強度:0.00
 Psy-RD強度:2.50‥(再エンコードの際の調整値としてどれほどに使い回せるかなど知らん)
          ‥(ぶっちゃけ、60÷24=2.5くさいz)
          ‥(i解除でもイケちゃうのは、符合量とした中身が近似だからに思われる)

 参照フレーム数:4○、9◎、14△
 (※ 4、9、14とするのが、2-3プルダウン絡みでの場面切れの良さに繋がるのら)
 (  だが、14では、テレビUSB再生に無理が伴う草)


 CABAC:オン
 以下‥(全面DTC)


> ※締め括りに、解像度変更にて、カスタム値を打ち込んでから即予約すべし



1-2)1

> AQ強度の小数点二桁目を弄ってからの即予約打ちを、此処では致しかねるので
> M.E.範囲に(49)を盛ることで、辻褄を合わせる策なのだが
> 縦1.1倍にアプコンするのだから
> FHD→HDとした規格サイズとは違うのだから
> Psy-RD強度(2.50)を共有するだけでは誤差になりそう


 ‥計算してみたら、なんと
  2.5÷1.1=2.27272727‥(ヱヱ☆エエエ‥‥所謂、アスペクト誤差値やん)
  何カ所も即打ちはできんのだから、こげな端数値は論外どえす


> ‥‥‥‥でもこれ、ビットレートを比率分だけ増やせば同じなんじゃねぇの‥???


  16:9用途の基本マクロブロック数(1980)×6倍をさらに1.1倍すると(13068)
  4:9用途の基本マクロブロック数(1485)からだと8.8倍どえす

  8.8÷6.6=1.333333‥
  0.4÷0.3=1.333333‥

  ならば問わん、21600÷11880=1.81818181‥

  (2.27272727)‥と(1.81818181)‥とした符合が揃っちまっているのに
  (2.50)と(11880)ではアンバランスに見えり


 ‥実際にエンコードしてみても
  (2.50)と(11880)では‥良好な度合いでの普通‥止まりどえす

  そこで、(2.50)と(13068)にしてみると、艶が出まくるz
  VLCプレイヤーから確認しても雲泥の差を醸す(とても好い)


  ‥だが、テレビUSB再生ともなると
   昼再生と、夜再生とした差で
   フロントライト効果が強くありすぎると覚束なくなる‥???‥
   (どうにも「リニア混合」の癖ありきっぽいz)
   (後発グラボと、先発テレビUSBとの差でもあるのだろう‥‥)

  (明暗の度合いを細かく出せても、DVDでは、BDと較べて色の濃さが弱いのだから)
  (昼間の明かりでは幾分飛んじまう草‥‥対策として、夜視聴に的を絞るべし‥)



> 縛りプレイに模したバグ?、示唆?‥ご指南、ありがとうございました‥‥m(_ _)m



1-2)2  2025/02/19追加分 

> ペガシス論の語らんとしているのは、FHD映像をDVD規格に収める際の歪みなき理屈であり
> 上手にやれば、黒帯無き16:9のDVDに出来上がりますよ


 ‥と言うことだけを述べているのであって

 ‥一方、とくに年配ユーザーのやりたいと思っているのは
  プレイヤーの差異に惑わされずに
  既存に生産されてきた多くのタイトルの正常な再生(再エンコードありき)とした要望であり

  その要求に応える正しい解釈が
  本当のアスペクト比は‥(720x10/11)/480 ={4:3}だそうです


> ‥ぶっちゃけた計算をすると


  7200÷11=654.5454545454‥
  654.5454545454‥÷480=1.363636363636‥

  720÷1.1=654.5454545454‥
  480×1.1=528


  654.5454545454‥×1.333333‥=872.7272727272‥
  960÷1.1=872.7272727272‥

   (720x40/33)/480
  =28800÷33÷480=872.7272727272‥÷480=1.81818181‥


> 720×528:アスペクト比(1.36363636‥)
> 960×528:アスペクト比(1.81818181‥)


 ‥再エンコードとしては、全部盛りとすることで
  どうにか昔ながらの感覚に落とし込めるどえす

  (代わりに、ビットレート量が余分にメタボ化するという等価交換が発生するどえむ)
  (其のジレンマの交換とばかりの{60駒化×美麗×キュルキュルサーチ}なのら)


 ‥例えばの話、デジタル過渡期の当時に、4:3トリニトロンで頑張ってみてた人は
  画面比16:9のタイトルの際に、縮んでたどえす

  その縮んでいたそれを
  DVDでタイトル確認しようと、BDでタイトル確認しようと‥ピンと来ないどえむ

  その上で、なぜか
  DVDの16:9は、BDの16:9よりも余計な余白部分を収録してあるん(謎)

  折角の其れをペガシス論の逆をやれば十分でしょうみたいなノリで扱おうとすると
  すべての制作会社の其れ其れの意図を否定することにならん
  (それは、断固違うと‥問わざるを得ず)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 19:34 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする
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