2025年02月26日

【エンコード日記】DVD規格24p30p30iの違いで混乱しがちな件

記稿.2025/02/26

> とくにアニメの場合、DVDでも24pで収録したくなるらしい
> そしたらそのままに(23.976)で再生すれば良いのにと思うのがデジタル世代だ


 ‥だが、アナログ時代には、その24pでの再生には二つの手間があった

  一つがビデオ端子の帯域制限であり
  もう一つが、その帯域を拡大して60駒に置き換えるテレビ受像器とした辻褄だった

  ビデオ端子の帯域がどのぐらいかというよりは、規格に変化は無かったのだから
  ビデオ登場の初期型の当初からの踏襲だったのはググるまでもねぇ
  (それが、30駒に制限されていた草)
  (テレビ受像器は60駒に直してからの再生だy)

  つまり、24駒を2-3プルダウンして30駒に拡張した其れをさらに60駒に拡張するどえむ
  (じゃ、2-3プルダウンに非ず、4-6プルダウン風なり)

  ※ 実際にはフィールド扱いでの再現をするので、技術者は斯様な解釈を致しません


> そこに気づいてしまった制作会社のみが、24p構成でのDVDに踏み切っている草
> (もしくは、30p構成でのBDと言うことになる草)


 ‥だがしかし、どこまで再生互換を保持できているかは謎なのら
  少なくとも24p30pとした構成は、編集しやすくなったデジタル時代要素が濃厚くさ
  ならば、それに対しても、DVD再生機で再生することを兼ねようなら‥‥

   そりゃもう、パソコン再生でのそれは「4-6プルダウン風」と言うことになるのら
   30pのBDだって同じで、24pを2-3プルダウン風に構成してから30p収録すれば良い


 ‥その時、勘違いしやすいのは

  ‥プログレッシブから2-3プルダウン風に並べるとした480映像の中身での
   2-3プルダウンとした再生には、縞の付く駒が無いとした性質なり(予想)


  ‥其を細かく述べると
   ビデオ端子を介せば、縞の付く駒が生成されるも
   パソコンからの再生には、「4-6プルダウン風」と化する草

  (互換性をなぞるということはそういう仮定になるのら)


> 素人解釈なので、実際のところなど知らん
> 普通にエンコードしてる制作会社は、互換性重視の30iのみに思われる‥‥


 ‥こげな違いが在るとして
  VLCプレイヤー側では、どのようにタイプ別判定を示せるだろうか?

  互換性をなぞっているのなら、4-6プルダウン風とした再生での其れは
  通常の23.976再生と較べてしまえば、脳内にて、どこかカク付いているように見えるだろうし

  その点では、最初から2-3プルダウン風に並べてある30pの方が
  縞の付く駒が無い印象から、逆に、30iよりスムーズに動いて感じるだろう
  (但し、DVDだとビットレート量に無理がでるのだから、BDとした収録に限るのら)


> 最終的には、制限されたビットレート内にて、どちらが綺麗に収録でき得るかである


 ‥ブレ駒が無いからぼやけないだろうって言ったって
  ビットレートの割り振りが下がって、その分ボケちまったら意味ねぇんだし
  そりやもう踏んだり蹴ったりの違いでしかないなら、互換性を選ぶのが商いなのら
  (あとはもう、監督やらスポンサー側のお好みだろうz)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:02 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。