2025年03月08日

【エンコード日記】ビットレート指定を半分にして、高画質保持に成功せり(HD&SD)

↓1)記稿.2025/03/08

> テレビUSB挿しでは回りきらないのだが、それなりには回るので発色の確認は可能なり
> (それのでき発色具合を見ちゃうと、諸々と‥‥もどかしさが湧いてくゆゅぅううう)


 ‥さて諸君、全面DTCにおいて
  ビットレート指定を半分にするとは‥どういうことだろうか?‥

  其処をスルーしたままにうまく行きっこねぇ(当然な話で60駒化の保持どえす)


> そこで、是までのノウハウから、まず予想を立ててみた


 ‥平均ビットレートを半分にして指定すると、そのままでは、AQ強度の強さが倍化する
 ‥AQ強度の強さ度合いを半分にすべきだが、小数点二桁打ちはちと厳しい
 ‥とはいえ、そのままでは、ビットレートを減らした意味が薄れてガタガタに陥るだろう

 ‥そこで、逆にVAV最大値を二倍にすれば
  AQ強度値がそのままでも、ビットレートを減らしても平滑性の確保として釣り合うのでは?


 ‥当然ながら、平均ビットレートを下げるなら
  その分に適うだけのバッファを増やさなければ、辻褄が合わん
  更に、折角にバッファを増やすのなら
  そのストックを有効活用する為にも、GOP長を適切に伸ばさないのでは意味が薄いだろう 


> つまり、この段階での値の変更はこうなる↓


{21600:36000:60000}AQ強度{P=1.0 : I解除=0.6}GOP長(30),ME範囲16
↓÷2
{10800:72000:120000}AQ強度{P=1.0 : I解除=0.6}GOP長(59),ME範囲16


 ‥そこから更に、符合都合の調整を進めた所
  (ビットレートが半分なんだから、余裕放いた設定は無理で、厳に攻めるざるを得ず)


> 結果、AVCの使える機能を総動員どえす


 ‥ref(14)×わさb盛り

  bピラミッドを用いると誤差を含むのだが
  使わないなら使わないならで物足りず、テレビUSB挿し前提でも無いのなら
  その誤差防止代用に、これでもかと、ref(14)を充てざるを得ず


B-フレーム数:3
B-フレームモード:なし‥(無劣化なマスターソース以外では利用の価値なし)
適応型B-フレーム:最適
B-Pyramid:なし‥(無劣化なマスターソース以外での利用は悩ましい)
B-予測ウェイト:オン
B-フレームバイアス:25‥(シーン変更感度89に因る‥諸々‥誤差相殺用途)


 (もしかしたら、B-フレームバイアスを用いるせいで、bピラミッドで誤差含みっぽいのかも)
 (まぁシーン変更感度(40)水準で、調整されてるくさいのもbフレームだからなぁ)


適応型DCT:オン
I8x8:オン
I4x4:オン‥(AVCでのY表現上の必須)
P8x8:オン
P4x4:□‥(符合量調整のためのスタンダード活用が最適解らしいz)
B8x8:オン


> ↑を480解像度に置き直すと↓を得る


{13068:29700:49500}AQ強度{1.36363636=0.4 : 1.81818181=0.3}
 GOP長(15),ME範囲16
↓÷2
{6534:43560:72600}AQ強度{1.36363636=0.4 : 1.81818181=0.3}
 GOP長(30),ME範囲16



1-1)1

> 今回、下手放いて
> 平均ビットレートで出していたので、それと後からの2passとの比較を述べておくと


 ‥2passだからといえど、平均ビットレートより下がるとは限らない
  どちらかというと平均ビットレートの方が見た目の発色に騙されやすい

  だがそれは、発色を優先した結果、動きの幅の縮小に繋がるくせぇ‥ので
  光り物の反射表現やら、なにやらで、ごっそり削れちまう傾向を見せり


  その手の動きで違和感を出さない向きとしては、やはり、2passの方が向いている

 (エンコード的には、其れの違いの露呈として、キーの位置やら枚数が異なってる程度くさ)
 (主な違いがそれだけでしかないのなら、必ずしもビットレート差が偏って優位という事に無し)


> どれぐらいに違うのかも、テレビUSB挿ししてみれば一目瞭然なのら
> テレビUSB挿しでは、強制的に固定フレームレートのタイムスタンプを生成するので
> それの一時停止度合いの差が、とても興味深いのら


 ‥平均ビットレートでは、さすがというべきか、一調子のリズムで処理限度停止を繰り返し
 ‥2passでは、その処理限度停止とした間隔度合いのまばらな加減が面白い



posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:04 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする
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