記稿.2025/04/18
> お兄さんたち夕べ、異世界に発った、お姉さんどうして見送りに来なかったの?
> ○○も●●もさみしそうだった
> かわいそうで、まともに見ていられなかった‥
(中略)
> ほんとはあたし、ゲートに行ったわ
‥地球の程度あちこちに異世界に通じるゲートが発見されだすと
各国政府は当初、異世界探索者を募っていたが、そこから数年が経ち
其れ其れのゲート入口付近に、移住に向けての整備が整い始められ
当然の流れとして
人口間引きを折り込んだ、移住者募集へとステップが進んだのだった
(異世界移住の希望者には、一週間分の食糧と希望するサバイバルセットをサービス‥みたいな)
(個々による車両と燃料、それ以上の食糧の持ち込みも可)
‥其れ其れのゲートが、お互いに一つの異世界に通じる構造なのか?
別々なのか?‥まだまだ不明ではあったが、募集への反応は割とあったのだった
‥これはそんなトンチキな父親が
家族を巻き込んで、異世界への移住をやらかしたい所の物語みたいな
(当初からスキルやらステータス窓が与えられるか否かは作家次第)
(まぁそこは、異世界で何かをしでかせば、それに即した能力の加算が発生するぐらいでしょう)
(そのぐらいの情報が尾ひれを付けて流れるだけでも、募集人数は常時チラホラしそうだなぁ)
> 但し、往復できるゲートと片道ゲートの違いについての詳細は伏せられている
‥たまたま往復できるゲートがあったので
そこを起点に宣伝が進められ、往復できるモノだと思い込ませて
すべてのゲートに、その手の施設が整えられると
その手のバイアスに加速が掛かるのは確実だろう
それゆえ、ゲートには使用料とした金額の差が設けられており
その違いを探索の度合いやら、向こう側異世界口の安全確保の度合いやらに
脳内変換され出すと、くぐった人数の公表とそれに見合った整備がされることで
なおのことバイアスが掛かって
往復できているゲートの違いが、政府側のノウハウ取得の差に見えてしまう事にもならん
> 何事とも無く、ニ十年も経過して、向こう側管理区画の独立宣言が成されれば尚のことで
> 次の世代が、その経過の真偽に係わらず、異世界へのゲートに興味を加速させていれば
> 当然の成り行きにも成らん
‥で、ゲートの向こう側が、ブラックな運営やら経営に堕ちているか否かなど誰も知らん
少なくとも、渉って来たからには、管理区画の拡大に一時的なりとも貢献するのが筋であり
それがゆえに、地球と同様な環境づくりの拡大に期待して、付近にとどまる暮らしに励むのか?
それとも、更なる外へと繰り出すのか?
(それにしたって、現地での、利用できる土地の多寡が絡んでくるのは述べるまでもなし)
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