2025年07月14日

【短歌】夏のいきもの四首

向宜詠吟.2025/07/13


|恋追えど揚羽のどうも上の空 熱烈なんぞバイアスで草
|田に蛙 一対多なり泥の恋 これぞ現実「吾 外野なり」
|マイマイの寡黙に挑むぼっち坂「甲斐は吾から 幸は吾から」
|羽ばたきけれ‥ならば歩かん‥蝉の意地‥‥せめて樹上で‥「いざさらば」



> うた詠み終わります、ありがとうございました。




 ‥自転車の影で、蝉がひっくり返って鳴いており
  「おっ」何やらむき直して、歩いているではないか‥‥
  「あれ?」タイヤで止まったな(タイヤが傷付いては堪らん)

  どら、ちょっくらどけるとするか‥逃げよる‥鳴きけり‥逃げよる‥鳴きけり

  ふと思った、垣根にでも置いてやろう‥‥どうなるか?‥‥

  意外にも、スヤスヤと静かになりにけり
  (樹上が恋しかったらしい‥‥ガッチリ掴めて日陰にあって目立たない所が好いみたいな)

  (出稼ぎ兵士&徴兵兵士の戦場での死に目に「故郷で死にてぇ」思い浮かべるのと同じ草)



posted by 木田舎滝布麓 at 10:21 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする
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