2025年07月21日

【ネタ文学】スローライフ願望の盲点と理解(利便と多忙の狭間)

記稿.2025/07/21

> 戦後の日本は、三種の神器に色めき立った
> もはやそれ以前の暮らし向きを私たちは想像できない
> (個人の用向きはともかく、その集団性に求められる用向きを知らぬも同然なり)


 ‥それが日常に成る頃、家電は、LSIにより、さらなる進展を見せり
  然れど、より便利になるようにとの工夫には、未熟が有りまくり、買い換えの用に晒されり

  それに慣れきった頃、不思議と、格差が世代に織り込まれており
  性能の差はともかく、それらのある生活が基準となり
  互いの基準は、家電の性能差や所持の云々を折り込むことなく、当たり前が横行し出した

  このぐらいの家電所持は普通で、このぐらいは普通にあるとする前提で物事が進んでおり

  なら「このぐらいの忙しさには対応できるよね!」とした流れを帯びるばかりで
  そこには、もはや、思いやりとした中身を伴わずに堕ちてあり


 ‥三種の神器の無かった時代は、それこそ主婦の手間加減が基準だった
  「独身で居ると大変でしょう」とばかりに、お節介焼きも多かった
  家電が便利になるにつれ、もはや、そげな奇特な御仁も影すら見ぬ

  (当然の流れで、女子にしたって、主婦立場は微妙で草)
  (新しき家電を得るにも、外で働かざるを得ぬ事情と共にあり)

   だども「このぐらいの忙しさは普通でしょ‥」とするそれは
   既に、家電武装×独身者とした前提に堕ちており
   なまじ勢い余って外仕事に精を出そうなら、子育て無理と禍する草


> そうだ、スローライフの基準点は主婦にありにけり


 ‥ところが、女子が男子に求める甲斐性とやらが、また歪にも矛盾にけり

  スローライフに付き纏う忙しさからの脱却とばかりに、男女ともに「稼ぎ上等」になりゑ
  ゆえに、三種の神器が、もて囃されたわけだが

  主婦が、暇を持て余すようになると、不思議と自身で稼ぐことを考えるようになり
  男子に求める甲斐性とやらが崩壊をはじめたのだった

  {仕事で疲れて帰ってくる旦那}vs{家電で楽になって煩悩を巡らしている女房}
  {旦那の稼ぎ×疲労感}vs{女房の稼ぎ×疲労感}


> 結果‥次第に‥お互いに、見返りを求める中身が複雑化にけり


  述べるまでもない、真っ先に崩壊したのが男子の甲斐性たる中身だった
  もはや、女子を労るに相応しきスタンダードが存在しないのに
  女子は、相も変わらずに
  どこかお花畑にも‥昔ながらのスローライフな気遣いを求めるオチで草

  だがしかし、できる女子の期待は時代と共にこなれ

  「家事平等」とした概念へと発展せるも
  てめえのこだわり加減と旦那のこだわり加減の差を吸収して‥熟慮とまでには及ばず
  注文の多き世情を加味して、互いの言い分を譲らない草

  (結果、次の世代とて、稼ぎ上等とした中身からの脱却を果たしきれず‥‥妥協へと及ぶのら)
  (はい、その妥協方向とやらこそ‥「独身」なのら)


> その手のリスクは少ない方が好い‥と思い込むスローライフ願望はとても危うし
> 異世界能力チートで尚‥‥「中身はヘタレ」の男子像のどこがヱヱの??


 ‥其れにまとわりつく女子像にしたって
  スタイルでごまかして「中身は脳筋」とか‥‥どこがヱヱの??

  (まぁアニメマンガで描く方にしたら、スタイルに好みありきなんだろうけどさ)
  (それで色ボケに描くわけにも行かず、ヘタレ像の模索ありきなんだろうけどさ)

  (そもそもの原点を見失いにける傾向を‥是とする空気ばかりで糞)


  ‥一方、現代社会を放棄して、正しきスローライフに奔る女子には
   その手の労苦を苦とするような空気を纏わず、変わりにセットなのが子沢山なり


> 異世界でスローライフしたいとか‥‥その手の作家の着眼が脆弱すぎるので困る
> というか、子沢山展開せずだからこそ、12話で打ち切り臭ぇんだろうがッ


 ‥すると、アレな場面を描かんとあかんので‥とかなんとか面倒くせぇ「没」として扱わずに
  消去法して、そういう妄想含みこそ、二次創作に丸投げしてもイイんじゃねぇの?
  どうして、ジャンルで区分けしてんだが‥‥とても謎


 ‥ボッチが過ぎて、チートを得てもひたすらボッチとか、そんなだから変態扱いどえす
  お前らのボッチ観とチート観が、アンバランスすぎていて草
  (終いに、ソロプレイが基本で、暗殺系上等とか‥‥ワクワクし難くて草)



posted by 木田舎滝布麓 at 14:21 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする
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