2025年07月30日

【国語の怪】仕る(つかまつる)vs仕り候(つかまつりそうろう)

↓1)記稿.2025/07/30

> 好みにしろ、嫌いにしろ
> (好みにせよ、嫌いにせよ)


 ‥気になったので、ググったら、AIが間違った回答を提示した

  ‥「好みにしろ」を品詞分解すると
   それは、「しろ」が「仕る」のなんちゃら‥??
   いくらなんでも、それは、ツラいだろう


 ‥次の日

  好み:名詞 (名詞としての「好み」)
  に:格助詞 (「〜に」の形で、対象や場所などを表す)
  しろ:願望・命令の助動詞「しろ」の終止形 (「〜しろ」の形で、願望や命令を表す)

  という感じで再学習してるやん


> 面白そうなので、「仕る」をツッコんでみたい



 仕る【つこうまつる】‥‥「行う」「なす」の謙譲語。その動作の及ぶ対象を敬う。
             転じて、「行う」「なす」を、聞き手に対してへりくだっていう。
             いたします。

  つまり、↓に一本化を経たらしい


 仕る【つかまつる】‥‥するの謙譲語(致す)。


> じゃ、「仕り候(つかまつりそうろう)」はどんな意味?
> 「行うであります」「するしだいであります」「しかと任されたであります」‥‥みたいな


 ‥‥ぶっちゃけ、「する」の謙譲語とした扱いがよくわからん

   「する」の尊敬語が「なさる」「される」
   「する」の丁寧語が「します」
   「する」の謙譲語が「いたします」「させていただきます」


> ほうほう、なるほど‥‥すると現代国語は
> 「される」と「させていただきます」がごっちゃになってる草


  「〜された」というのは上位の立場の振る舞いに対して述べるもので

  単純に丁寧に語るなら「〜しました」で十分なのら

  謙譲というからには、こちらからの行為についての根回し挨拶みたいなものなのだから
  「紹介させていただきました」「ご報告を確認致しました」
  という感じで結ばないと、立場が入れ替わって語弊に及ぶ草


> 今どき国語の短縮形がすぎてて、誰もそこまで丁寧に結ばないどえす


  ‥例えば、企業の広報なら
   幹部が直々に、発表した際は、「発表されました」で通ずるけど

   その後のコピペ文ともなると、フロント扱いになるのだから
   「発表しました」「伝えております」という風な文体にあるべきで

   その手の情報を、ユーザーが使い回すなら
   「紹介させていただきました」「ご報告を確認致しました」という段階を踏むのが

   古風な日本文化に習った表現回しになるどえす


   ‥ところが、ブログ記事で紹介すると、報告してるのはユーザーなのに
    上から目線にも、自己満にも‥‥俺から紹介してやったz調なのら
    其れが今どきの「〜されました」文調のコピペ回しで草‥‥

   (厚かましい、見苦しい、何様?‥‥常識が成ってないよねオチなのら)


> 日本語の尊敬・丁寧・謙譲には、立場だけになく時間経過による質の変化をも含むのら
> (AIが再学習してるのも、その辺の比較が足りん草)
> (なんにせよ、学習材料からして間違い含みだからなぁ)


 ‥ぶっちゃけ、「候」を付け足すように言い回さないと、正しい謙譲表現に及ばん草
  まるで、現代国語の乱れに対して当てつけのように変化してたのが
  戦国から江戸期に使い回されるに及んだ「候」のようで草

  (ちなみに、「候」は動詞→補助動詞→助動詞とした扱いにあり‥‥複雑でもあるのら)



1-1)1

> で、今回のお題に戻ると


 ‥仕る(つかまつる)vs仕り候(つかまつりそうろう)

  とは、なぜか「仕る」自体がすでに謙譲語なのに
  さらに謙譲表現を重ね掛けしてるのだから、却って、当時の謙譲乱れとも呼べなくもなく‥‥

  そう考えると

  「紹介させていただきました」「ご報告を確認致しました」もクドく思える所なのだが
  候的に結ばずに短縮形をやらかしてみたら、逆に現代国語が乱れちゃいましたオチなのら


  そこを国語学者が、悩ましくも「候」を「助動詞として扱うことでイイんじゃね?」
  としてまとめてあり‥‥だったみたいな


  (さてさて、そうなると、翻訳にも影響しそうだなぁ)
  (ならそのまま、「sourou」を英語の助動詞に付け加えちまえよ)

  (都合の良いことに、英語にはかつて女言葉で扱われいた「so」表現があり)
  (グローバル時代には、その辺のジェンダーがぶっ飛んで、ていねい表現と化しており)
  (なので、ちょっと改造すると、「sourou」風な助動詞にもできそうに思うのだが‥‥)

 (和製英語からの提案とした流れでもしないと「らしくて大うけ」‥しそうも無いよね)



posted by 木田舎滝布麓 at 11:21 | Comment(0) | 日記/2025 | 更新情報をチェックする
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