2025年08月11日

【エンコード日記】再エンコード時に、Trellisを[off]にすると、qcomp=1と釣り合う件

記稿.2025/08/11

> ちょっとばかり涼しかったので試してみた
> Trellis=[off]でも、美麗に仕上がるとは‥‥(知らんかった)


 ‥offにすると、subme=11指定が、9に変更表記されるのだが
  直に9指定の其れとは、処理内容が多少違うらしい

  割り当てるビットレートが少ないと、似た傾向なのか‥subme=8とsubme=11の差は小さい‥
  それ以外は、異なる傾向なのら


 ‥Psy-Trellis強度=[0]では足りず、格子を無効にして、Trellis=[off]にするのが
  全面DTCの際の都合でベストらしい(注意:再エンコード用途での確認のみ)

   qcomp=[1.00] × Trellis=[off]までやらんと
   再度高周波選択をやらかしており、強制無理矢理ムラがでてしまうのら

   掛け合わせることで、多めにビットレートを割り当てても、きちんと反応するに至った
   (それでいて、エンコード処理が速くなる、それはもう速くなるでござ)


  割り当てるビットレートを多くしてもソースに依っては、縮まる場合もあり
  (理屈としては、同じ傾向ブロックに対する圧縮時の共有解釈が多くなるからだろう)
  (割り当てをケチらないことで、たまたまな圧縮比の上昇に及ぶらしい)
  (なら、インターレース解除ソースの場合は、どう頑張っても無理っぽ)


  例えば、1080pソースに対して{14688:40800:97920}だったそれが
      GOP長48枚構成で{2.5:1.0}{27540:76500:183600}にすると
      かなり正確に仕上がるのだが
      それだと、5GB想定とした流れで、確かにファイル容量は増すのだけど

      GOP長12枚構成で720pに仕上げた場合、それほどには膨らまず
     (ぶっちゃけ、ref(4)とref(9)とした差の効果が、もろに出るのだと思う)


> つまり、再エンコードにおいては(全面DTC)
> REF値を上げつつ、Trellis=[off]が、効果的‥‥


 ‥同じ理屈としては、GOP長を伸ばして、Trellis=[off]も効果的
  但し、効果を上げるには、ビットレート謎比と特にVAVバッファの見極めが必要でござ
  (その際、わさb盛り前提で、qcompの片方だけを効かせようとするのは、とても難しそう)




共通:{わさb抜き、qcomp=[1.00]、Trellis=[off]‥‥あとお約束構成}

[24枚構成|1920×1080p|ME範囲16,ref4,GOP長48]{27540:76500:183600}[2.50:1.0]
[24枚構成|1280×720p|ME範囲16,ref9,GOP長12]{27540:76500:183600}[2.50:1.0]

[i解除60枚構成|1920×1080p|ME範囲16,ref4,GOP長120]{27540:76500:183600}[1.50:0.6]
[i解除60枚構成|1280×720p|ME範囲16,ref9,GOP長30]{27540:76500:183600}[1.50:0.6]


> 1280×720pだと、映画の切り出し30分超え程度で3GBぐらい
> キュルキュルは以前の程度で、画質UP↑↑


 ‥そりゃまぁビットレート(27540)だからなぁ
  Trellis=[off]を用いたことで、ビットレート(21600)を超えたのだァアア



posted by 木田舎滝布麓 at 14:41 | Comment(0) | AVC-シンQ郎 | 更新情報をチェックする
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