2024年06月15日

【詩】獣と屑の二択だけの脳

↓3)向宜詠吟.2024/06/15


まだ若くして、自らの才×体躯を駆使できて、何かを成し遂げんとしてレールの上にある内は
そこそこの環境育ちにある内なら‥まだまだ無理ゲーでは無いのだからと
イキがっていられる(??)イキがってこそである(??)

まだまだ足掻くことのできるチャンスの札にある内は‥ザコやモブよりは格上だ(??)

そして、敗れたり、結論を見出したりとした結果‥すべてに期待できなくなるから絶望する(??)
誰にも期待できないのなら、すべてを破壊してしまってもかまわない‥かも知れない(??)

そんなこんなの抜け出したいとした足掻きからも
成り行き知らぬが内に、周りの破壊行為に勤しんでみたりとか‥なんとか(??)


ああなんと、獣と屑の二択のみ脳みそ構造なのだろう‥
ああなんと、腐っさ甘ったれた脳みそ構造なのだろう‥
ああなんと、人たる寄る辺なき脳みそ構造なのだろう‥


血に飢えているにせよ‥力に飢えているにせよ‥希望にほだされていたいにせよ‥
結局は偏っている。自分か‥誰かか‥何か‥にお熱を上げていたいだけの酔っ払いだよ。

バランス良く生きようとは、なかなかに思わないらしい。

そもそもその手の絶望から逃れてバランスを発揮せる姿を誰も知らないのだ。
そうなのだろう。だから、そこでは目に見えている世界だけがすべてになる。
目に見えている価値だけをすべてとせざるを得ない渦中で‥溺れるばかりだ。

だからだろうか(??)
現に合間見る同士での優位を競い、勝り、驕ることこそが‥悦であり快楽たり得るのだろう‥
どうしてそのように思えるのかが不思議なくらいに、酔い、酔っ払ってしまうらしい。

そこでは「美酒(褒美)を寄こせ」とばかりに奪い合うだけだと言うのに‥
褒美に酔いつぶれたとて、誰もが、誰からも文句の付けようなき勝利を‥望み抱くのだ。

結果として、命を賭け遭うことになる‥
結果として、「太く短く」とした使い捨てに、誰しもが捺印せり。
結果として、抗うのもカッコイイとして、やらかしてもいる。


「それのどこがカッコイイのか?」‥とした疑うべき角度を知らないかのように‥


何はともあれ、それにしたって生き方の一つであり、感想であり、好みの差にすぎない。
その手の褒美に興味がそそらないのなら、違う生き方をしているはずだ。
でも、酔いしれている内は、誰しも別の草鞋を履こうとは思わない。

それ程に、不思議なぐらいに、酔いつぶれているのだ。
それは、どうしてそうなっているのだろうか?‥とても奇妙だ。
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2024年04月12日

【詩】我を識る為に必要な心構え

向宜詠吟.2024/04/12


「我とは何か?」
其はまず、我たる計測の仕方を知らずにしては始まるまい。

それには、全体を俯瞰せずにしては始まるまい。
じゃがしかし「全体とはなんぞや?」


全体を識らずにしても又、計測するに値せぬ。


我が人間にあるのなら、人間としての尊厳を理解すべきである。
我が宇宙にあるのなら、宇宙の尊厳を理解すべきである。
我が循環にあるのなら、その循環たる尊厳を理解すべきである。

我とした好奇心の幅でしか世界を認識できぬのなら、どうしたって好奇心を育まざるを得ず。

されど、宇宙の側にも好奇心とした幅を有すのなら、その間の隔たりに、我たる限界を及ぼそう。
されど、環境の側にも好奇心とした幅を有すのなら、その間の隔たりに、我たる限界を及ぼそう。
それが、我とした尊厳の幅たる理解になろう。

だが、好奇心を育まざるのなら、どうしたってその我たる尊厳は、小さきモノだ。

小さき我に満足できるなら良し、満足できなければ嘘になる。
そこの葛藤を避けたままに居ては、我の計測など不能なり。


確かなる我の大きさを知らずして、満足も不満も意味を持たぬ。


ならば、何故に葛藤を抱くのだろうや?
其は、我を識らぬからだろうか?‥否、我とした本質を識りたきと求めての事なり。

されど、好奇心の幅の広がりを閉ざしたままにあるのならば、其は如何なる我にあろうや?

「我とは何か?」を計測するのに、もっとも単純な論理とは「足るを知る事」である。
そこが、現状の我たる好奇心の端境にあるのだと、まずは心に留めて理解することである。

されど、好奇心を閉ざしたままの者らは、不思議と足るを知る事にも疎いのだ。
その上、横並び意識に引きずられるだけ引きずられて、不満に満ちるのだ。
どべなら尚更だろう。だが、そのような葛藤に意味無し。


我とした好奇心が、宇宙とイコールならば、環境とイコールならば
不満など有るまい。満足とて有るまい。

我とした好奇心の及ぶ許容を知り、足るを知り、足りぬと思えばさらに好奇心を育まむ。
唯それだけのことを「生きる」と呼ぶだけのことなり。
翻せば、そこからのはみ出しは「死ぬ」だけのことなり。

生きているとも死んでいるとも判らぬのなら、尊厳を知らぬ事になろう。
死んだらそれまでと、思い寄せて信ずるままなら尚更であるな。


どこまで行っても、世界の理解の仕方こそが、我に相当しておる。


そこに不満が募るのなら、理解の仕方自体が危ういと言えよう。
危ういままを続けていては、いずれ滅びよう。

どうにも、滅びたいからこそ、育まざるを続けているようにも見えてしまうものだな。

我を育む即席とした何かを外に期待しようにも、我の内たる意思以外には何も存在せぬ。
何はともあれ、好奇心を宿さずままになんぞ始まるまい。始めたくも無し。

生かして貰えているから大丈夫などと思う依存と停止は、クズを宿すばかりなり。

我とした意思を育まざる肉も骨も脆い。
それと同じくして、我とした意思に基づかぬ人頼みとした調和など幻想の如きだ。其もまた脆い。

又、調和を求めずして、志さずして、目指さずして、育む・育めるなどお門違いも甚だしい。
斯様なる尊厳を知らぬ様、互いに推し量らぬ様を「狼藉」と申すのだ。


まぁ確かに、尊厳に生きるも、狼藉に死すも選択は自由にあろう。

だが、そのどちらかを選択することを以て、満足を思い描けると思うのは‥正しくない。
育むといえど、何事も葛藤の先にしか得られないのだからな‥
ならば、どちらから向かおうとも、歩もうとせぬ者に正しさなど訪れようがない。
其が世界の実像なり。

歩もうとして、歩んだ先でかち合って葛藤が生まれ、もまれて漸くにして気が付くことになろう。

其の目的とは、なんだっただろうや?

それは、至福や快楽・享楽を得る為だった‥だろうか?
それは、上から目線に名声を得ることや、勝ち誇ることだった‥だろうか?
それは、ささやかながらにも、世の為や人の為だった‥だろうか?
それとも、緩りと安らぐことだった‥だろうか?


誰だろうと、葛藤にもまれていては、ついつい、抗いたくなるものだ。
だがその目的は、憤り抗うことでも、イキがることでも、討ち果たすことでも無い。
其は、好奇心を拠り所にして、勇み歩んでみただけに過ぎぬ。

結果、どうにも好奇心の置き所を切り替えられずに脆さを垣間見せただけのことだ。

好奇心の再発見を忘れて、別の何かを得んとした目的にすり替わっていただけのことだ。

育んでいたつもりだっただけで、育むべきを忘れていたのだ。
全体を俯瞰もせずに勝手都合に事を進めたところで、すべてはやっつけだ。
尊厳たる我・我らとした形など現れようも無いのだよ。


されど、抗うのも好奇心である。達成したきも好奇心である。そこに期限も制限も無し。
だが、勝ち誇りたき好奇心を保持しては、葛藤から逃れられなくなるという謎かけがあるのみだ。
其を「闇」と申す。

「我・我らとは確かに、その反対からも来たった存在なり」



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



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2024年02月23日

【詩】宇宙はいつでも飢えている

向宜詠吟.2024/02/23


宇宙はどうしていつも腹を空かせてあるのだろう?
それはまるで、創造に飢えているかのようだ。

「ああ、うまく行かないこれではダメだ」
「ああ、今度はうまく行った、この素晴らしさを誰かと共有したい」
「ああ、なんてことだ‥上には上が在るのだなあ‥もっと精進しないと」


宇宙を見上げて素晴らしいと思おうとも
果てしなく考え尽くされているように感心してみようとも、実は本当に空っぽなんだ。

まだまだ未完成の建造艦なんだ、建造艦労働者ばかりで市民なんていないんだ。
市民管理っぽいことを吹聴していても、実のところの労働者管理なんだ。
労働者として対価を貰えるならまだ良い、奴隷だったとしたらどうしよう‥

いやいや、奴隷ならまだ良い。
実は未完成破棄された墓場艦に棲んでいるのかも知れない。
ただ呆然と宇宙の広がりをうろうろするばかりのゾンビ群だったらどうしよう‥
そんなだったら、まだまだ、奴隷の方がエリートに見えてくるよ。


「どうしてそうなった?」


創造に飢えているどころか、何に飢えているかすら分からずに彷徨っているのだ。
創造の見落としに填まり込んで、放置されてあるのだろう。

「いやいやいや、それは、助けて貰いたいとした創造の形なのだろうか?」

でも、見落としであるかのように放置なんだったら、誰も助けになんて来やしない。
エリートに見える奴隷にしたって、そこを離れられないし
その更に雲の上の正規労働者にしたって、未完成の艦船を動かして来ることもできやしない。
現場監督にしたって同じなのだ。

そもそも、ゾンビ扱われのままでしかないのなら、利用価値が無いとして見放されてあるのだろう。
どうにも宇宙の空っぽと同じに見えてくるばかりだな‥
飢えているにしたって朧気で、どうしたいかなんて虚ろのままなのだ。


まるで宇宙の創造力不足とした放置状態そのものじゃないか‥其をゾンビと呼ぶのだろう。


広大な宇宙の広がりからしてみたら、平均値がまだまだゾンビなのだろう。
失敗作ばかりの墓場なのだろう。

失敗作のガラクタを拾い上げて家畜再利用する輩にしたって、創造のボット作業みたいじゃないか‥
お互いに腹を空かせあっているのなら、どうしようもない関係なんだろうなあ。


ゾンビから抜け出して、飢えから抜け出しても、その先にも飢えしかない‥

創造に飢えているからこそ、あっちにもこっちにも悩ましさとした形から抜け出せていない。
創造に不自由しているからこそ、ゾンビとした影を落とすのだ。

あなたが、永遠で退屈な日々に何をしたら良いか分からなかったら、それこそゾンビ症候群だよ。

日向ぼっこにしたって、日向ぼっこがしたいという目的がある。
ゾンビ症候群からしたら、とても素晴らしいことなのだ。
でも、日向ぼっこができないと途端にゾンビ症候群に逆戻りだからね。

そういう意味では、色々なことができた方が良いにこしたことはなさそうなんだけどね。
行き詰まってしまえばガラクタだよ、どんなに画期的だったはずでも五十歩百歩だよ。

ガラクタに仕上がってしまう程度の根気やら愛情では、ゾンビ生産機とあだ名されてしまうのさ。
もとい、空腹製造世界だよね。




> うた詠み終わります、ありがとうございました。



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2023年09月05日

【詩】運否天賦

↓4)向宜詠吟.2023/09/05

「世界とは私である」と言えるなら
「運否天賦とは私である」とも言えるだろう。

それが、些細なチャンスを引き寄せる事であれ
それが、戦場から無傷で帰還することであれ
それが、椅子取り競争で椅子に座り続けることであれ

選ぶ場所とタイミングを違えなければ、そういう事も成り立とう。
だが、一般にヒトは、三つの思いこみとした運否天賦の狭間に溺れるのだ。


まず、ドッチボールを例に挙げてみよう。
そのとき、一番に単純な運否天賦とは、ボールに当たらないことだ。

それには、ボールを取ろうとしないことが第一だ。
だが、ボールを取ろうとしないのは、ドッチボールに参加していることには成らない。
だから、無理にボールを取りに行こうとするものだ。
すると途端に、ボールを取りこぼすとした確率が発生する。

とはいえ、何ごとも無く過ごせればそれで良いだけなら
「取りに行かない」とした運否天賦も有りである。そういう運否天賦もあるのだ。


だが、大抵の者らは、その基本を失うのだ。
(今一度確認しよう。運否天賦とは私である。私の望んだ形がそこに現れる。)


次に、大抵の者らが思う運否天賦がある。
それこそ、戦って傷付いたとて、一命を取り留めて生還するとした流れが其れだ。

だがそれもまた、ドッチボールをして遊ぼうとしているのと同じだ。
「赤紙で召集されたからには勝って帰らなければならない」とした思考の中を彷徨うてある。
それは必然的に、何ごとも無く過ごせればそれで良いなどとは、程遠く、思考も気持ちも溺れている。

だから、成り行きに対して願っている形が誰だろうと曖昧で貧弱だ。

それはもう、経済とした日々の奮闘奮戦がそうだ。
誰かの犠牲を余儀なくしたとて、勝ちにこだわる渦の中だ。


結果的に、何かを失うことを捧げてしまっているようなオチが、始めから付いて回るのだ。
(今一度確認しよう。運否天賦とは私である。すべては私の望んでしまった結果だ。)


さらに、勝ちに特化した自惚れた其れを運否天賦などと思い込んでいたりするものだ。
伝統だからとか、加護があるからだとか、諸々と優勢だから‥などなど‥
ついつい、自らのモチベーションを上げんとして調子に乗りすぎるお門違いだ。

競争をして相手を追い落とそうとしているのに、そんなの関係ねぇとしてリセットができない脳だ。

そもそもは、「戦うからには絶対に勝ちたい」とした願いから運否天賦が発生するというのに
勢い余って、自分らこそを有位に思い込んでしまう‥不思議がそこに起こるのだ。

ここまでともなると、それはもう、願いと言うよりは、呪いの類だ。
確かに‥多少なりとも洗脳とした部分は見られるのだから
勢い余って自らをも呪ってしまうのだろう。

そんな指揮官を戴いてしまっては、もはや運否天賦も糞も無い。(残念)
だが不思議と、そこまでの状態に陥っていると‥組織を疑わずに戴いてしまっている情勢だ。
(バンザイ突撃みたいな‥バンザイクリフみたいな‥ブースト接種みたいな‥)

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2023年08月29日

【詩】天上天下唯我独尊

↓1)向宜詠吟.2023/08/29

世界とは私である。
だがその世界とて、不思議と派閥で構成されてある。


私以外にも存在が居るというのに、それもすべて私にあるのだ。
目の前に広がる「生老病死」たる苦しみのすべても‥私が創り出していた有り様だった‥

それが、「世界と私が繋がってある」というなんという無常、無情、無上‥

なんという無力、なんという非力、なんという傲慢‥
私は、それすら理解できずに救いを求めてきた。否、理想たる世界を求め問うてあった‥

私が私を意識する私たる世界において、私を救えるのは私のみであった‥
そこでは、私の心のみが比重を占めてある。
他者の介在など見えているだけで、無いも同然だ‥
私から他者を救い得るかと問えども、できることは私自身を私がどうにかする所からのみ始まろう‥


その証拠に、誰の声も、誰の汗も一時を生かしはすれど、私の今を、永遠を、満たす所には届かない。
それは私に、「世界とは私である」とした実感が伴っていないからだ。

ならばこそ、私から怠惰を好むばかりなら、世界は怠惰を成し遂げんばかりだろう。
ならばこそ、私から正義を始めぬ限り、世界が真っ直ぐに成るわけがない。

なんという果てしなき道のりだろうや‥
さてさて、本当の意味で、私は、何を正しさとして望んでいたのだろうや‥

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2023年07月25日

【詩】変身とお笑いは双子の関係?

向宜詠吟.2023/07/25

変身したい気持ちとは、行き詰まりたい気持ちでもある。
でも、誰も、行き詰まりたいだなんて思っちゃいない。

これは、とても不思議で不自然な釣り合いなのだ。

変身したければ
否、変身したいからこそ
行き詰まらざるを得ぬ道を歩むのだ‥

それこそが変身願望とした辻褄と言えよう。
ゆえに、あなたが変身を望むなら、問答無用で‥行き詰まりを引き寄せる‥


ならば問え、その変身の先に何を望むのか?
それはそのままに力の使い方を意味する。


力こそ正義を翳して進むなら、その変身の先にも更なる闘争が待っていよう。
あなたの力の使い方がそうでしかないのだから‥
努力をし続けたいわけでも無いのに、力こそ正義を翳しているなら
それはもう行き詰まるばかりだろう。

ならば、更なる変身が期待できるのか?‥否、自ら鍛えるとする意思を欠いて次の変身も糞も無し。
其は単に、怠惰への変貌だ。自らが自らに期待してきた変身では無い。


ならばどうする?‥笑ってごまかすのか‥


然様、そういう力の使い方もある。
どのような如何なる時にも、笑い飛ばせる力こそ、大変に稀少で希有なよすがだ。

そこに努力が求められるとするなら
恐怖に呑み込まれずに、笑いのツボを見つけ出さんとする確固たる信念のあったればこそだ。
他者の迷いをほぐし、前向きに誘うことができる。

行き詰まりを遠ざけるかのようなそれは、まさに理想的な変身に見える。


だがしかし、お笑いは、依存症とした行き詰まりを連れてくる。
ならば、お笑いは、始めから手頃に行き詰まっている姿にも見えてこよう。


手頃にボケていなければ、ツッコミなんてやって来ない。
されど、ツッコんで勝ち誇ったままでは誰にも届かない。

ツッコミがボケに、ボケがツッコミに千変万化していく様がお笑いには見え隠れしている‥
ならば、そういう柔らかい思考を心掛けるべきであろう。


あなたが変身を望むのは、毎日を笑い飛ばしたいからだ。


笑い飛ばす為にも、あなた自身がより深く柔らかくなる必要がある。
結果、毎日に一つのお笑いのツボの発見は、変身し続けている何よりの証しとなるだろう。



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



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2023年06月09日

【作詞作曲】それが、ぼくだから

いつまでも忘れられないよ
ぼくがすごしたあの頃を

歩けば走り出していた
あの笑顔、あのはしゃぎ声

目を閉じて想いあふれても
おぼろげにしか思い出せないまま

もう一度すごしてみたい
ただそれだけの癒やせないきずあと、消えないぬくもり



※ 著生が××したアレでせこせこ頑張ってみた曲なんですが、伴奏やら編曲やら想像も付かん
sore_ga_boku_dakara_ver20121023.vsqx
まぁ付けてみたい方は、遠慮なく付けてみてくれたまえ

(他の持ちネタでも挑戦してみようとしたのだが、イメージで許容できるのがこれだけだったん)
(まぁお試しの範囲って奴ッスよね)



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2023年05月30日

【押忍】美しき明日への十ヶ条

向宜詠唱.2023/05/30


一、今日も宇宙の最先端、我は宇宙の開拓者、ここはトラブル地獄一丁目、我こそ無慈悲の大魔王

一、「おはよう太陽」我が憧れ、我が仇敵、貴様の影になんぞ甘んじるまじ

一、腹が減っては戦はできぬ、ならば喰らわん我が為に ── 創造に臆する所あらば朽ちるのみ

一、我は美食家、毒舌家、褒めて堕とすがフルコース ── 満たされたなどと立ち止まるなかれ


一、我こそ美なり、美然なり、果てに望むも超絶絶佳の諸行無常


一、清き晩こそ月に吼えよ「貴様如きに遅れなどとるまじ」── この世の深き闇まで我が求道

一、強さとはなんぞや、即ち「答え」なり ── 即答、能わずんば的を射ず

一、愚かさを知らずんば賢きこと能わず ── ならば驕るな、隔てなく学べ・尊べ・喰らい尽くせ

一、馬鹿を導くことのなんと骨の折れよう、ならば義奸をかませ、なんと勝手に馬脚あらわさむ


一、ひれ伏すや軽き、ひれ伏さざるや畏怖、どちらが羨ましくあるかなど明白なり


※明日(あす),一(ひとつ),軽き(かろき)


> 発唱終わります、ありがとうございました



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2023年04月24日

【詩】僕と君、僕ら君らの間にある断層

向宜詠吟.2023/04/24

僕と君の間には断層がある
僕ら君らの間には断層がある

否、僕と君、僕ら君らの関係性こそが、断層との向かい合いだった
そのように宿命付けられていたかのような断層とも云える何かだった

その手の断層に気がつくことを以て、私たちには自我が在るのだと示したのだろう

そしてなぜか傷付いている‥とても不思議なことだ
(次の瞬間には「なぜ断層は有るのか?」を不特定な自我に問い掛けても居よう)
(さらに断層を否定して「無い方が良い」と叫んでもいるのだ)


‥お陰で
誰だろうと「愛」とした響きと向かい合う時
断層の高さをずらさむとして平たく戻しするよりは
造成工事のように、うわべだけミンチに混ぜ合わせることこそが「愛」と言いたげだ‥

でもそんなミンチな融合を愛だなんて思うのは勘違いも甚だしい

僕と君の右半分と左半分とを分けあって引っ付けたような合体なら
まだまだ僕と君とした形を残していそうではある
上半身と下半身の上下交換としたヘンタイ的な交換のそれでも、残そう意図は見られるかも知れない

でも、どんどん細かくしてしまえば、元の形なんてどこにも無くなろう
そんな状態ともなると、どんどんミンチな方向になってゆく
何でもかんでもグチャマゼの料理に、万人受けするほどの魅力が伴わないように
ミンチな融合方向に、愛なんてあったもんじゃない
(世界中でインスタ映えとはこういう方向と解したら、全部クローンに見え出すみたいな)


‥ならば
私たちが平和を理想として国境を廃し
民族交流とした効率・能率・利便性の追求の結果
ハードからソフトのグチャマゼとした均一性‥つまり統一化を好しとしたとて
つまりは飽きてしまうから新しさを求めることになる

時にはレトロな扱いをしつつ持ち上げたりもしているではないかッ

つまりは国境を廃したからとて、永遠に親善感情を満たせるものではないのも道理だろう
(王族同士で親戚になったからとて、派閥に分かれて骨肉の争いをやらかす人らなら尚更だ)
(所詮は、ハードやらソフトの統一後の経過と同質なのだよ)
(なぜか、諸々としたやりたがりからの問題事象の発生が止まらない)



だから、こう考えざるを得ないのだ


僕と君とが、僕ら君らとが
断層として向かい合う時、そこには、何かが湧き出てくる

そうだ、其を「断層流」とした風なり水に見立てるとしよう

その湧いてきた風なり水の質とやらが
通常と違っていて良質に思えたなら、そりゃまぁ一緒に居てみるのもありかもね‥と思うにせよ
湧いてこなくなったらその関係はお終いって事にもなる

それな「非日常」を

‥お終いにしたくないから、事前的にミンチレベルにて個々に確認を求め合うようになった
(質がお高い同士なら、質もお高くなるに違いない‥どうにも監視社会趣向だった‥)
(私たちが科学とやらに触発されて、ちょっとは賢く見えたとて、その辺はとても脆い)

‥そしてこうにも、尊重し合うようになった
‥出会い頭に何も湧いてこないなら‥何の価値も無い‥(利得上等)
(ゆえに初対面での印象だけは外せないみたいな)



さて、折り返して思慮してみよう
枯れてしまったどうしようもなさにしがみついて‥
それで、毒しか噴き出さない反転が起きてしまっているのなら
他者との関係においても変化があるはずだ‥そうは思えないだろうか?


(そう考えてみるのも有りに思うわけである)


‥でも不思議なことに
お互いに「愛」という鎖やら「思い出」に縛られて、其は裏切り行為だと言わんばかりなのだろう

だがいつまで其れを続けるというのだろうか?
そんなのは愛では無い、ただの「プライドバイアス」だった‥に果てかねないお粗末レースだ

昔に断層として得られた歓びは、断層流とした甘美で得られたそれは‥たまたま‥だった
そうだ、所詮はたまたまだったのだろう

そのたまたまに縛られているのは、本来的(自然体)とはとても思えない
そこで止まっていては、所有行為・搾取行為とした目的性へと依存性へと色褪せていくだけだ

ならばこそと切り替えはやく
湧いてこなくなったら来なくなった勢いで‥破綻ありき偏見ありきにもあった
そちらのほうが賢いとしたあざとさをも見せてきた
(私たちの国家交流にしたって、未だその範疇だ)


だがしかし、私たちの多くは、所詮プライドバイアスがゆえに
格を落としたくないとばかりで‥位階に縛られた如しだ
右から左を選ぼうと、左から右を選ぼうと、本当の意味で次を選べてなど居ないのだ
(それこそ、非日常とした‥たまたまには程遠い)


‥多様性とした愛許を問うなら
プライドバイアスとした鎖で縛り合うことになんら意味など無い

この断層流が一番に甘美で俺のモノだ‥俺のモノにしたい‥等の考えを競い合う方が危うし
そのような獲得上等に、競争上等に、愛も自由もどこにも無し(そう考えるべきだった)


向かい合っても、何ら湧いてこなくなったのなら、距離を置くのは心理なのだからまぁしょうがない
距離を置くだけで済むはずなのに、揚げ足取り大会と化する世界と言う奴は、どうにも謎めいている
(そもそもが人権云々にかこつけた訴訟ありきだからなあ)

(秘密をばらされたくないバイアスを武器にしてしまえる心理世界ともなれば尚更に危うし)
(自らの失敗やら損失を恥じて隠さんとして「始末(改ざん)してしまおう」だなんて危うすぎる)
(弱みを握って強請り盗ろうとか‥まぁそういう類の断層流たる悦も居るのだろうけれど)



> うた詠み終わります、ありがとうございました



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2022年11月30日

【詩】不可解や意気投合を追いかけり

向宜詠吟.2022/11/30


人はなぜ幸せを追い求めるのだろう?
とにかく不思議だ

人はなぜ意気投合を求めて彷徨うのだろう?
とにかく不思議だ

人の命はどこに行くのだろう?
所詮、一期一会ではないかッ


‥不老不死の側が、編みだした永遠性への挑戦が「人間」としたテーマだから
‥不労不死の側は、なんだかんだと「繋がりの積極性」を推して在る

なぜなら、そもそもの人が、感情エネルギーの発電装置だというわけで
繋がりを求めてこそ、その発電能力を発揮するようにできているという


‥だがしかし、どうか
そこに見られるのは、必ずしも正しさばかりでは無い、正しさに向かっていく道ばかりでも無い

人と人との繋がりが、エネルギーのきっかけだというのなら
貰うばかりの頭の上がらない人生もあれば、奪われてばかりの残念な人生も在るわけである

まぁ持ちつ持たれつなわけだから
総じてマイナスにならない限り、辛い事なんてへっちゃらなはずなんだろうけど
現実は、奪い合う上等論理が展開されており、皆でくびったけをやらかしていたりする

「そりゃもう、パネェし、あり得ねぇよ」


だからだろう
誰しもは、意気投合を求めて追いかけるようになった

ひとり影法師を追いかけているそこには何も無いのにな
追いかけているだけの姿は、それこそ虚無だ、何も無い

何も発電していないから、ただ普通に飢えている
なぜか、そこでは、すべてがどんぐりの背比べにしか映らない

しかし、どこかに入り込めば良いと言われても
意気投合できそうなモチベーションは湧いてこない
まぁやはり、どんぐりの背比べに映ってしまうという事自体が無理なのだろう

それは、向こうから見ても同じだろう
発電していない奴なんか、おかしみも面白みも無いとして捨ておかれるだけだ

だって奪い合い上等の世界になんか、参加しろ言われても無理ッスもん


まぁ仕方がない、乾いたままというのも不老不死とした永遠の狭間には出くわすものさ



> うた詠み終わります、ありがとうございました。


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