2017年07月04日

【詩】人生に意味なんて無い、その意味を創造するのが人間だ

向宜詠吟.2017/07/04

人生に意味なんて無い、その意味を創造するのが人間だ
汝が抱きし望みに対し、不足と思えば抗うことになり
汝が抱きし望みに対し、行き詰まりがあれば変更を余儀なくされるだろう

貫くもヨシ、朽ちるもヨシ

少なくとも、不老不死を望むなら、命を粗末にしていては始まるまい
意味を問うにたる姿勢こそが、汝に程度を与えるだろう

その時、息苦しさが訪れるばかりなら気がつくが良い

細胞分裂できなくなった細胞こそが死と
汝の思考は柔軟か?、汝の目的は公平か?
汝が命を存(ながら)えるに於いて、公平こそがのし掛かるだろう


そもそも不思議に思うべきである


創造が本当に自由たるのかと‥?
宇宙に在る法則がどこまで必然性を見せているのかを‥?
命が創造を司るからこそ、法則も又命の如き振る舞いを見せるのではないのかと‥?
日々の改変(寿命・命運)は、なにゆえに襲い来るのかと‥?
汝の都合ばかりは優先されない、宇宙の都合(意志・総意)とは何かと‥?

人間が、力こそ正義とばかりに日々の欲を基準にしていては、
力を、欲を、望みを得られないというだけで‥死を受け入れている様なものだ
斯様な安物など誰も望みやせん、馬鹿でも斯様を獣のようと言うであろう

少なくとも、こう言えるのだ

汝に意味を見いださぬ者に、人生に意味は開かれるまい‥其を創造してこそ人間だと‥




> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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2016年11月11日

【詩】それに未来を感じたなら、それを選べば良い

向宜詠吟.2016/11/11

それに未来を感じたなら、それを選べば良い

苦労が必要なら苦労をすれば良い
無駄だと思えば止めておけば良い

自分の感じたままに選べば良い、そこに未来を感じたなら


愛情という理由も要らない、友情という理由も要らない
必要ならそれはやって来るだろう、不要なら求めようともやって来るまい

どのような未来が最高かなんて誰にもわからない
わかっているのは、ババを引くと行き詰まるという事だけなのだ

誰からどう思われようと関係あるまい
罵りを受けることで未来があるなら罵られれば良い
賞賛を得られることで未来が望めるなら掴み取るのも良いだろう

それにしてもそれは私の未来では無い、私たちの未来なのだ

‥これだけは言えるだろう
私の未来を閉ざして進める私たちの未来など無いのだと‥
だってそうだろう、そこには少なくともあなたは居ないのだ
それを私たちの未来とはとても言い難い

ただ、戻ってくると云うチャンスを問うならば、私たちが在ることで蘇りもするだろう

そのように思えたなら、死もまた選択の内なのかも知れないな
永遠の死を望まない限り、蘇りも与えられるだろう


それに未来を感じたなら、それを選べば良い
少なくても、何事にしろ、未来を感じられないままに選んではしくじるだけなのだ


未来ほど、ケチで頑固で意地の悪い勝負師も居ないのだから‥

そうだ、未来に愛情など微塵たりともあるまい
あるとすれば、永遠のゲーム狂にすぎないのだと思うべきぐらいなのだ

ゲーム狂は己が勝つためにいろいろな手を仕掛けてくる
誘惑に駆られもしよう、未来の選択肢は様々だと‥
気持ちが良いとか、お得が良いとか
楽しいだの、嬉しいだの、美味しいだのとそそのかすだろう
でもシンプルにこう考えれば良い


「それに未来を感じたなら、それを選べば良い」


心の底からそう思ったなら、それがどのような顔をしていようがそこに道がある
でもその先にも、いくつもの曲がり角が待っているだろうよ
‥常に少しずつの気付きが必要だ

気がつかないで居ると途端に息苦しくなりはじめるだろうさ

だってそうだろう、未来に愛情など無いのだから
‥未来は失敗だって受け容れる。ただそれだけさ(屍としてだろうとね)



> うた詠みおわります、ありがとうございました。
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2016年10月10日

【歌詞】とうちゃんの歌(かあさんの歌)

向宜詠吟.2016/10/10

> もと歌は、「かあさんの歌」になります。
> ‥都合上、中間のサビを省いてリスペクトしています。


一、
父ちゃんに赤紙が来て戦争に行っただよ
白木の箱が届いたよ父ちゃんさいつ帰る

二、
母ちゃんがすすりなく仏壇に父ちゃんの写真
思えばあの時が父ちゃんさ帰郷の日

三、
戦争が終わらずに過労死はやり出す
みちゆく大人の影が昏い平和こそつたふもの



> うた詠み終わります、ありがとうございました。


稚草

|何回も実験放つ資金源なにから得ている北の謎
|何回も実験しての精度では命中率も疑わし
|予期できぬ精度に対応できるのか?敢えて問うならそっちかな
|戦争も台風吹けば短期戦 温暖化の果ての冬季戦
|民間機飛んでる先のミサイルの流れ弾は論じられておらず
|戦争経済もてはやしゃ自ら首を絞めて炎上なり
|戦争で株価が上がればすぐバレる誰ぞ仕込める戦時下株
|「爆弾を造ってるのはあすこです!」表立って歩けぬネットの眼
|応援だから言ってもさ、爆弾に希望を抱けとはいつの時代?
|防衛だから言ってもさ、暮らしもままならぬレベルの政治では



> ‥密やかにやる気満々らしいそうで
> 戦争という前提で韓国を抹殺するらしいそうです


 (火星に逃げ込むための技術的損失にならない為の配慮が、現在ちまちまと進行中かと思われます)

 呪われた国に手を出すと、たぶん‥ミイラ取りがミイラになるかと思われます
 ちゃちゃっと済ませば、あとは中国だけという筋書にはならねぇと思われます
 それこそが、資本整理が終わった後の殺戮劇場のノリという奴かと思われます


 兵器生産拠点には爆弾を落とさないのが相場なので、とくに日本にはひっそりと
 注文偽造の品々の注文が舞い込んでくるかと思われます
 エンジン関係と電子チップは相当な注文を受けることになるかと思われます

 ‥爆弾を造るのに手を貸したつもりは無いのに、どこかでパーツを組み合わせれば完成と‥
 ‥今や日本を抜きに先端兵器の製造などありえまてん。自覚が無いと地球に残れまてんよ‥


 自国防衛関係は堂々とした発注になるだろうが、集団的自衛関係は偽発注の可能性が大かと思われます
 (‥そうだとするとどこで組み立てるんでしょうかね?)
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2016年10月05日

【詩】私に生きるか?可能性に生きるか?&一首

向宜詠吟.2016/10/05

可能性が生きているだけで、とくに私など存在し得ない
可能性を動かそうとしなければ可能性など無いも同然
私には可能性に参加する権利がある。しかし、私は可能性そのものに同化したいわけではない
誰もが可能性に満足なら‥必要以上の意図も起こらず、可能性もまた無理に動かされることもない
可能性が大きく変動する時、どうしたって私を示す必要がある
私から可能性に参加する権利が奪われることは、私どころか故郷を失うようなものだ
可能性は誰の物にもならず、等しくあろうとするだろう。しかし、奪われる可能性を秘める
私が可能性を意のままに操りたいと思ったなら、それは他の可能性を奪うに等しき選択だ
可能性を管理しているのは誰かと言うことになるが、可能性は誰かに留まることなど無い
可能性は親であり、人の好奇心は子のようなものだ。甘えるにしても時間も順番も勝手にはならぬ
可能性が生きているとは、病気・トラブル・喧嘩があれば付きっきりにならざるを得ず、休息もあろう


|私とは他人の振りの能面の可能性浴こそ真の顔


> うた詠みおわります、ありがとうございました。
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2016年09月24日

【詩】表には憧れ、裏には諦め&一首

向宜詠吟.2016/09/24

未来は懸命にして授かり、過去は懐かしむ蔭の如し
崖にぶつかるから振り返る・立ち止まる、平たき道ばかりでは振り返る暇も興味も無し
すべての価値が公平なら、立ち止まる価値も邁進する価値も等価なり
不均衡にしか光が届いていないように見えるのは、好奇心からして不均衡だからだ。自覚すべし
人の思考の癖は脳に溜まる‥ゆえに、リフレッシュを見失ってはならない
上記ゆえに‥ロマンスも情熱も永遠ではないどちらかといえば休息が多い
休息は所詮休息だ、ロマンスは所詮ロマンスだ
すべての価値に所詮と言えれば大したものだよ、それが嘆かわしいことだとの自覚があれば尚十分だ
人生、一度にすべてに目を向けられないからこそ謎だらけ、スタートに戻って「よーく問え」
一度に全部を味わい尽くそうなんてことは不可能だ。だから何事にも諦めと程ほどが絡みつく
選択の裏には諦めがいて、表には憧れがいて、選んだつもりでも常に一緒、それが自分との付き合い


|諦めも憧れも共に在る二重螺旋しかりして人なり


> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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2016年08月25日

【詩】新鮮とおもんぱかり

向宜詠吟.2016/08/25

新鮮には居場所が無い
新鮮は弱々しい
新鮮はすぐに枯れ果てる
新鮮は、注意深く扱わないと消えてしまうのだ

人とのつきあい、友人、恋愛、仕事、家族‥‥

常に新鮮な間柄でありたいと思ったなら
どうして、骨を折らず、心を砕かずに過ごせるだろうか?


ボタン一つで何でもできる便利さなど不当だ
命令一つで何でも叶う便利さなど不当だ

サイン一つで永遠など不当だ!

‥新鮮からしてみれば、それらは、退化でしかない

新鮮であろうとすればするほど、結局の所‥
メンテナンスすべきボタンの数も増えるのだ
改善すべき課題も見えて増えるのだ

それほどに

新鮮であることを望むことは、私たちに進化をうながす父である。


「ああ、もっともっと、新鮮な地球を!!!」


私と貴方のおもんぱかりが、新鮮を紡ぐものでありたい



> うた詠み終わります、ありがとうございました。
↓/稚草を読む/↓
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2016年08月07日

【詩】ぼくが現代の暮らしに諦めていること

向宜詠吟.2016/08/07

ぼくはニオイだが苦手です

どんなニオイがダメかというと、まずタバコです
なので、被災しても避難所では暮らせません
お仕事もできません、諦めています

タバコが存在すると言うだけで、できない仕事が山のようにあります
とにかく、あのニオイがあるだけで集中できません
素直にキレます、もしくは、思考停止です

あと、化粧品のニオイも洗剤類のニオイもダメです
だから、今時代に恋愛するなんて論外です
科学薬品臭い暮らしは、ぼくにはできません
そんなニオイの漂っているお勤めなんか、とてもとても無理です

坊さんなんか性に合ってそうですが
線香のニオイがダメなので無理です
ついでに、蚊取り線香もダメです

排気ガスが嫌いなので、車の免許は取りませんでした
自宅から徒歩五分圏内に教習所があっても、そっぽを向きました
それぐらいの筋金入りです(‥酔うし)

欲しいモノがあった頃は、それなりに我慢もしましたが

我慢にも限度があります
お願いが叶ったように、仕事から離れるきっかけがやって来くるものです
抗うことなくその流れに乗りました
‥だからといって見通しがあるのかというとありません

農業を考えようにも、運転はできませんし
タバコを吸う人も多い稼業にあるようなので‥論外です

まぁ、こんなぼくを甘ったれとか云う前に
吸ってるお前だってそうだろうと、堂々と申し述べておきます
どうして、お前らの隣に一緒になってまで‥我慢せなぁあかんのや
‥少なくとも、俺の風上に立つんじゃねぇよ

住む世界が違うというか、生まれ来たるべき時代を間違えたんだと思います

そもそも、そんなニオイをもたらした元凶は黒船です
西洋の文化です
ぼくの鼻事情からすれば、明らかに敵ですよね

何だかんだと、奴らにそそのかされて頑張っちゃった人類のお陰で
今や地球をも滅ぼさ’んとした勢いです
‥ほんと無駄すぎる文化でしたよ


「そんな無駄すぎると判ってる文化をどうして頑張れるでしょうか!?」


‥頑張っても地獄‥頑張らなくても地獄‥
わかってますよ、世間にくだらないニオイがぷんぷんするうちは
安住なんて望みようがないってことを、否、望み得る必要がないと,
そうでしょう、条件からして整わないのですから

ぼくはそういう意味では、徹底した抹殺思考を持ち合わせています
ぼくにやる気を出せなんて言葉は、そこから始めろと勧め'んばかりでしょう

‥でも、大丈夫
ニオイが縁の切れ目のお陰で、その手の活動的な付き合いの一切がありません
それ以前に、付き合うことの好奇心に貧しい性格です

仕事なんて奴は
「一に付き合い、二に付き合い、三四が無くて、五に愛想‥」
気がついた時にゃ、すでに無口でしたよ
‥まさに諦めとけと云わ'んばかりが道理でしょう



> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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2016年07月27日

【詩】人生に不利も有利も無し

向宜詠吟.2016/07/27

人生に不利も有利も無し
そこにはすでに比較があるのみだ
自分のペースを知らぬ者がどうして最後まで完走できるだろうか
ならば不利に見えようと有利に見えようとどうでもいいことだ
それ以上になど誰にも走ることなど敵わないのだから

それでも長い目で人生を見ると

どうしてたってまわりのペースが気になる‥
それはそうだ、ゴールがどこに定まっているかまでもが競争だ
右肩上がりなどと言うまやかしに付き合えば尚更にそうなろう

自分のゴールが見えない、だから他人のペースに引きずられるのだ
その隣人にしてみたところで同じであろう
見えないからこそ脱線もしたくなり、
そして怠惰にもこんな夢を見ている‥
その画図こそが、ふんぞり返った王様だ、否女王様だろうか‥
どうしてそんな画図をゴールだと思い込むのだろうか
それこそがまわりに流されるという人生観のそもそもである

だからこそ、ふんぞり返った政が執りなされるばかりだろう

ふんぞり返る為のノウハウ
そんなモノをどんなんに競ってみたところで、何にもならぬ


一人一人のペースに寄り添えぬという稚拙こそが未熟だとなぜ理解せぬ


自らのやり方を押し付けるしか能が無いなら、
押し付けられても、そこに見えているのはただの力比べだけであろう
力有利、美貌有利、能力有利にほだされて、
そんな頭でしかものを見ないでいては、どうしたって不利と有利でしか無い
‥そこでは、不利になってのそれからの不遇に打ち震えるばかりだ


目標を手にしている者だけが自らのペースを手にすることができる
如何なる状況にあろうと、苦難にあろうと
人のペースを慮れる者は、休む中でも見失わない

「上手に待つことのできぬ者に、進歩無し」
「待つのが下手ほどに、ただの自分勝手だ」



> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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2016年07月18日

【詩】神技の如きリフティングに導かれしボール

向宜詠吟.2016/07/18




https://youtu.be/f3DfU9CeEIQ

神技の如きリフティングに導かれたボールは幸せだったろうか?
まるでダンスを踊るみたいに見事に相手をされて
どこまでも‥徹底的に翻弄されるのだ
そして最後にはシュートとばかりに隅に追いやられる‥

そんなボールは幸せだったろうか?

神技の如きリフティングに抱かれていた時間は幸せだったろうか?

幸せだったと心の底から思い抱けたというのなら
それこそが巣立ちたる理想と言えるのだろう
ならば、もう迷う必要も無かろう

徹底的に翻弄されて、見事に解き放たれてしまえば好い

何事もそんな神の如き相手を見つけられたならば、
誰しもが神の如き高みを目指すだろう‥

それでいいのだ、飛んで行け,



> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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2016年07月03日

【詩】憧哭&一首

向宜詠吟.2016/07/03

思い出すほどに泣いている
誰しも産まれ来て泣くんだよ、笑う子を望むなんて三年早い
別れこそが基本で、出会いこそがオマケ
骨が折れて当然、馴染まなくて当然、なつかない子のなんと大半
泣くほどに懐いていたという本則
泣きて辿りなつけた貴重さをないがしろにして、笑いを本則に求むは不可解なり
笑っていても懐いているわけではない、それは他愛の無いやりすごし
泣いている顔が近寄ってくるという‥そこに温もりの本則がある
泣いている顔が近づいてきて、困るのか?笑うのか?嗤うのか?背負うのか?
泣いている本質、受け止める本質、そこに己としてのオマケが付く
泣ける懐と出会って始めて立てり、笑える懐から始めても他人沙汰ばかり


|泣き止まぬ‥ここに来刻むまっさらを なついて染みつきしぬくもりと


> うた詠み終わります、ありがとうございました。


語稚草

憧哭【どうこく】‥独り久しく思い出して哭ける様。(対象が既に存在しない場合に用いる)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:20 | Comment(0) | | 更新情報をチェックする