記稿.2020/09/20
> 宇宙海賊とはどのような連中を指しているのだろうか?
一般に海賊と言えば、海の賊である
宇宙海賊などと言わずに「宙賊」と言い表してもよさそうだが、それはそれでピンと来ない
だが今から語る内容は明らかに「宙賊」である
‥アニメマンガでの宇宙海賊は、まだまだ海賊の域だった
その昔にミサイルの事を「空中魚雷」などと表現していたレベルと同じだった
一般に宇宙旅行を思い浮かべるにしても、お金を払って連れてって貰う旅行程度に思い込んでいる
しかし宇宙人の文化では、そうのような宇宙旅行のスタイルは考えられない
なぜなら、時間パトロールやら次元パトロールやらをしていかないととんでもない事になるからだ
だから、自由勝手に「行ってきます」の野放しは当然としてありえない
宇宙事故等でのバックアップの許容を超えてしまっても意味が無いのだから規制されている
そう考えるのが筋だろう
だが、申請&許可&免許制のUFO利用に不満を抱く者もそりゃいるだろう
科学力が有るのだから自分・自分らでコソッと造っちゃえと考える輩は後を絶たない
すると結果的に、その手の連中の密航を宇宙海賊として扱うことになる
> ところがどうだろう
彼らは自由気ままに宇宙を飛び回るだけのお気楽な連中ばかりでは無い
中には、時間を往き来して研究し、乗っ取ろうとの企みを虎視眈々と狙う者らも居るのだ
そのレベルの凶悪組織にもなると、どうしたって「宙賊」とした言葉の方が適当になる
そして
彼らは野放しだった、管理体制は脆弱だった
もっともそれは、科学者VS.科学者のバトルなので、その結果をも意味する
ぶっちゃけた話、宇宙においても悪党の方が一枚上手のところがあるらしい
(游がされているだけなら、ここまで苦労話を聞かされる事もないはずだ)
宇宙に圧倒的に強者を名乗れるヒーローなんざいねぇ
(何しろこれは組織VS.組織でもある、拮抗しちゃってるって話だった)
そしてその戦場としての前線こそが地球だった
> では問おう、そこでやらかしてる競争主義って何?
‥どう考えたって、悪の側の幹部の選出ごっこってオチでしかない
人類をいたぶる事で得られるエナジーが美味って事での搾取を、お金に置き換えている世界観
それの一番は何と云っても戦争(暴力とSEX)だ
これを翻せば、地球でのやらかしはそのままに宇宙でも起きていると云う事だろう
(宇宙の科学力は、自由文化としての先生でも何でも無い)
(私たちのやらかした競争にしても、自由勝手に何ら解決策など無い‥とした見本市だった)
> では問おう「自由」って何だ?
賊共ならこう答えるだろう‥「それは俺たちの事だ」と