2016年04月24日

【四首吟】獄悦狂舞

記稿.2016/04/24

|消えるのも消すのも簡単人生の思いの丈は命有りき
|気がつけば立ち尽くして振り返る失敗失敗残念無念
|無念から臆病慎重疑念疑問‥辿れる道ぞ血の怨み
|怨みを啜り踏み越えり 狂気苦悶さえ 背負えれば生くる悦

|苦しくて駄目で元々始めからトコトン喰らわん恥の底
|底よりもどん底なんぞありゃしない 生きれば勝ちぞ勝ち地獄
|獄悦のゆかしと思わば狂い死に タフこそ極上 阿鼻上等
|上等に価値など有らぬ化かし合い 無様もなれれば根こそぎ悦

|美学など個人の勝手思い込み 貫かんと前に己を知れ
|己を知れりその果てに 醜から美への果てしなき泥沼芝居
|芝居の果てに何を見む 端から全開 本音こそがひとの髄
|髄に沿う生き様なくば平和もあらぬ明日もあらぬなんとふぬけ



稚草

 ‥歌リングですね。闘争アニメも見過ぎるとこういう感覚を身につけると。
 いやぁ、そりゃ、何十年と戦闘戦闘ってお馬鹿な表現を見続けてるわけですから
 潜在的に感じ入ってる部分があるわけですよ。

 そこの何に魅入られてるかっていうと、そういうことのようですね。

 あ、でも、恥知らず×恥知らず=嘘の化かし合いばかり
 ‥ってのは、現実社会をご覧いただいていれば、もはや呆れんばかりっすね。


> どうしたら好いかって?


 そりゃ、何が平和だったのかを思い起こすことですよ。
 そこを思い起こせない、踏み出さない、まぁふぬけってことだそうです。
 ‥詩人としては、そこを文字に刻めないって段階で、くだらん言われてるってことですよ。

 最終的には、お花畑をどう表現するかってのが真髄なんだろうなと。
 ‥でも、お花畑だけだと誰も振り向かない。その辺の矛盾をどう捉えるかでもあります。

 いやぁそれにしたって、

 獄悦狂舞の詠みの世界観を行って来いってのは、遠慮したいところですな。


> 例えば、ヒトラーが語っていた、子供の国日本‥


 それはある意味、ヒトラーの戸惑いでもあったのだろう。
 戸惑いがあったとしたら、そこに有ったのは、イコール技術大国という背景になる。
 「なぜそれがイコールで成り立つのか?」
 ヒトラーには謎だった。まぁそうなるだろうね。
 不可解な存在を排除したい。否、利用しよう。引き込んでおけば、問題なし。
 ‥で、政治家共々合わせて、人類を手のひらで踊らせてきた‥恐怖というダンスを。

 恐怖を乗り越える凄みとか完成度とか努力とか‥
 ‥まぁそんなのは、外野なんだけどな、そこに魅入られているとなかなか抜け出せない。

 実際は、お花畑スタートで全然OKなんだけど、それもまたジレンマだという感触。
 ‥毒されてます、毒されてます。で、行き着いたのが適当という流れになる。
 ‥適当が一番とか言ってると、妄想が激しくなり、不能の自分とご対面だ。


> 何事にも積み重ねと、それが日常に沿った具体的なイメージになって浮かぶかどうか‥


 積み重ねもない癖に、
 妄想だけが先走ってイメージが先に来るってのは、ある意味でセンサーが故障した状態だ。
 エラーが発生しているなら正す必要がある。(就職競争自体がそんな流れだ糞)

 まぁ、やりたいことの積み重ねってことになるだろうね。良い意味でも悪い意味でも。

 で、頑張っているのにイメージが来ないんだったら、そりゃそこにもセンサーの故障があるんだよ。
 イメージなんてのは、何も自分で考えずとも、誰かに感化されて爆発することもある。
 ‥己の世間を見ている角度がズレてりゃ、残念にも反応が来ない。
 ‥そしてようやく見つけたかも知れないそれを、自分がすべきかどうかも判断できず彷徨う。

 そんないろいろを‥みんなでバカバカ言ってると、標準が合わないという落ちにもなる。

 ‥馬鹿とか言う前に、ほめられる何かを提示すべきだろう。無かったら考えるしかない。
 そこを考えられもしないのに、他人を馬鹿よばりすることを優先するから尚更にイメージが来ない。
 なにが本当の馬鹿かっていうとそういうことだよね。そういう甘さに酔っちまうんだな。


 (どちらかというと、糞表現の方が、不用なモノの排泄の用を語るだけだから問題なし)
 (クセーとかイジメ言葉でよくあるが、何が臭うのかを考えさせる意味では問題なし)
 (自分を含め相手の存在否定にスイッチオンになると、自身に跳ね返ってくる。そこが肝)
 (自信なさげに頑張らないっていうか、ただぼさっとするばかりも同じだろうな)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:19 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする

2016年04月13日

【刮目】戦後とTVと地域崩壊

1-4)記稿.2016/04/13

> どうして女らしい女、男らしい男は減ってしまったのか?


 そこを突き詰めてみたら、戦後昭和のある頃から
 井戸端会議をしている親の姿に無関心だったという所に行き着いた。

 むしろそれは、“ダセー”という言葉に集約されるのだろう。

 そうだ。親のしている‥主に母親のそれになるが、
 井戸端会議の光景は、昭和のテレビ世代の少年少女たちには
 どうでもよさそうな日常の無駄な付き合いに見えていたのだ。

 だからだろう。地域の付き合いというのが尚のこと下手くそになった。
 ‥むしろそれは、うっとうしさにしか思われていない。


> それは、なぜそうなったのだろうか?


 それは、言うまでもない‥テレビがあったからだ。
 そして、何だかんだと平和だったからだ。


 ‥戦争中だったら
 そのコミュニティはささやかであれど、必然だった。頼みの綱だった。
 子供にしたってそこは肌に染みて感じ取れていただろう。

 しかし

 テレビに魅了されるようになると、日常の会話の中身もそっち寄りになった。
 まずは、テレビを見ていることが、日常の条件になってくる。

 その結果、まずは、子供の意識から井戸端会議への関心が薄れていった。
 ‥大人のあれは、時間の無駄という見方を抱え込んで大人になった。
 ‥将来にしても都会志向がもてはやされ、尚のこと学力路線、地域コミュニティは化石と思い込んだ。
 ‥糞どうしようもない上から目線の鉄壁の官僚構造・資本重視の礎になった。


> 誰しも大人になれば、多少なりともコミュニティを形成して、基盤に据えるわけだが


 でも、どうだろう、便所めし世代ともなるとそれも積極的に始めるという風にはなかなかなるまい。
 ‥便所めし世代には、親のしていた井戸端会議がダセーとかの感想を持つ機会も得ず
 ‥気がつけば、携帯端末に夢中になっている大人の姿を目にして憧れている。

 それはもう

 情報に繋がるには、そこが入り口というなぞらえにしか映っていないのかも知れない。
 それは、個室を当てがわれてうきうきしてるような感覚なのだろう。それのさらなるバージョンか‥
 そしてそこに形成されるのは、顔が見えずとも文字だけのやり取りでOKとの思い込みだ。
 ‥そこにある落とし穴に気がつかないままに大人になるのだ。

 そうだ、自分の文章読解力以上の指摘を問われることがない。
 ‥そこには、緊張感も信頼感も培われるよすがを見いだせないままだ。恐怖しかない。

 サイトには様々な書き込みがある、色んな見方を学べるよすがはある。
 自分の思い違いやおぼえ間違い、地域レベルでの独特だった何かを発見することもある。

 でもそれらはあるだけだ。
 自分への直接の指摘がのし掛かってこないと、実際には自己研鑽には至らない。
 ‥せいぜいが、他人の罵り方を覚えるだけになる。
 ‥せいぜいが、無駄に攻撃されないようにとして、己の無知をのさばらせるばかりだ。
 ‥分からないことはすべて、答えてくれるサイトで確認すれば好いと考える。
 ‥とにかく、無難に避けて通ることばかりが身につくことになる。(誰も否定やしまい)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:21 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする

2016年04月12日

【解釈】日本が世界からどう見られているかという勘違い

記稿.2016/04/12

 日本が世界からどう見られているかという心配発言をされる方は
 よほど世界を上に見ているのだろう。


> まず普通に考えてみよう。


 ‥自分たちの下に居る側が、何やらヘマした場合
 まぁ織り込み済み程度の反応だろう。その後で、彼らがどうするかで評価はいくらでも変わる。
 (個人や法人相手なら首に取引停止もあるが、国と言うことになるとそうそう無下にできない)


 ‥自分たちのライバル存在が、何やらヘマした場合
 とりあえず様子見。レッテルとしての黒が確定すれば、それなりに叩いてくる。
 政治やビジネスでの話であれば、最悪、ハブるということになるだろうが、そんなの今は昔。
 個として日本より秀でる部分は見られても、総合力と言うことになるとなかなかそんな相手は居ない。
 日本の実力低下を気にしないなんて余裕ある国の方が、今や少数派。

 つまり

 ‥世界から見て日本は、もはや自分たちより上の存在感
 自分たちより上の側が、何やらヘマした場合、日本人ならどう考えるだろうか?

 とりあえず様子見。レッテルとして黒が確定しても、しばらくはなぁなぁが続く。
 どうしようもなくなって、自分たちでなんとかせざるを得ない状況を受け入れて漸く動く。


> では、世界ならどうだろうか?


 日本の場合は、まだ自分たちでなんとかしようと考えるだろうが
 世界は必ずしもそうじゃない。なぁなぁがそのまま続いてしまうのだ。その確率が高い。
 ‥何とかできてしまえる程だったら、支援やパクリを前提に物事を考えない。


 日本に並ぶほどの意欲ある国民性があるのかないのか‥
 どうなんだろうね?‥所謂舶来モノ好きだと、今時の外人目線の変化は見えてないんだろうね。

 まぁ中には、中国よりなんて国はあるだろうけどさ
 それにしたって、支援が前提なんだから、右がダメなら左の発想だよ。
 ‥そういうのがどうなるかなんて、お決まりコースさ。


> そんな時に


 もしも、日本を凌ぐだけのまともな国が出てきたなら
 それこそ、チャンスだろうね。今の日本の状況なら褒めちぎって近寄るだろうね。
 まぁそれって、少し前までの日本に対する米国の表向きの顔だったけどね。
 ‥でも、操られはしていても本質的な立場は逆転しているからね。
 ‥操るのを諦めて貰えたなら、それこそ本望さね。


> それにしても、どうして日本の消費税論議に海外の意見が日本で飛び交ってるんだろうね?


 それこそ未だに世界様を上に見立ててのご意見バラマキ作戦だよね。
 つまり、勘違いなんかじゃなくて、そういう側の解釈って考えざるを得ないよね。
 ‥そういうのってのが、そもそもにして、なぁなぁがそのまま続いてるパターンだよ。

 なぁなぁ側だから、そのなぁなぁにみんながうんざりしていることが分からないんだな。


> 好いじゃん、鎖国して好いって言うなら、それこそ大歓迎だろう。


 OSからCPUまで全部国産に切り替えて、国券発行でやれば、何も問題ない。
 しばらくは輸入ストップで混乱するかも知れないけど、日常のイライラはグッと減るだろうよ。

 地震兵器とか核ミサイルとか、不安要素にしたってさ
 それはそれで国防精神として本望なんだろう。‥それともなんだ、在日米軍に居て貰いたいわけ?

 ‥そんなところで堂々巡りするから、奴らの術中にハマるんだよ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 04:58 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする

2016年02月25日

【指摘】国産ステルス実証機「X2」とMRJ

記稿.2016/02/25

 X2-MRJ.jpg

 国産航空機としての新顔二つが、同じ空港で検証中という写真。

 ふ〜ん。そういうことか‥

 度重なるMRJの検証とは
 軍用機に応用する為のデータを収集していたと‥

 まぁ秘密を伏せながら検証できる空港なんぞ
 国内にそうそうにないので、場所が限定してくるのは当然だが
 ‥どうしたってそう思わざるを得ない。

 機密管理を優先させるのか、それとも見映えで撮っちまったのか。
 ‥機密保持法なんぞ、まったく以って看板だけの様子。
 ‥ここに来れば、新規開発何でもそろってますって、なっちゃいねぇだろうが!
posted by 木田舎滝ゆる里 at 13:30 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする

2016年02月19日

【刮目】マイナス金利の整理

記稿.2016/02/19

> マイナス金利とは、お金を貸した側が借りている側に金利を払うことを想定する。


 すると、口座や当座に預ける側は、貸している側に位置するので手数料を引かれる形になる。
 しかしこの関係はややっこしい。


 まず基本的なこととして、ローンを考えてみよう。

 貸している側が借り手に利息を払う事になるのだから、
 分割が多くなればなるほど、貸し手が損をすることになる。

 できれば、分割を少なくしてその分を値下げしてでも、短い期間で支払って貰った方が好い。
 ‥しかし実際、非正規が増加傾向の時代に、短くなんかできるわけがない。
 ‥そして、ローンを支払う方としても、支払い期間が延びるのはうれしいことではない。


 BtoBでの支払いを考えた場合は
 思いっきり分割を多くすれば、政策になるかも知れない。
 ‥しかしそれはそれで、銀行側は支払いを細かくして分割を増やす対応をするだけのことになる。
 ‥無理に貸し付ける意味は発生しない。また、敢えて損を覚悟でそれをすすめる必要も無いのだ。

 ただし、銀行がそれを請け負わなくても

 企業間の側でお互いの支払いを細かくするように契約し直して、
 マイナス金利をやりあうことは出来るかも知れない。(感覚はポイント還元だろうか‥)
 ‥でも最終的には、銀行が自ら音頭を取る必要が出てくる。

 そしてこのマイナス金利の効果は、借りないことには発生しないことから(消費)
 ‥ただの割引と同じ効果として眺めることが出来る。
 ‥一番に割引を強いられることになるのは、まぁ銀行ということだ。


> では市中銀行としてはどうなのだろうか?


 まずは、中央銀行とは何かを考えるべきである。

 なぜなら、中央銀行に市中銀行が預金を預けなければ好いからだ。
 市場においてもタダそれだけのことだ。そうすれば金利の関係はぷつりと切れるだろう。
 それができれば、政策金利など何の意味も無い。
 ‥では、どうしてそれが成立しないのかに注目すべきである。


 市中銀行が中央銀行に預金せざるを得ないのは、
 流通している資本の大きさを届け出るような仕組みにあるからだ。
 お互いにその資本の大きさを確認しないと最終的に市場で何が起きているのかを把握できない。
 ‥その点を中央銀行に預けるという形で管理して来ている。

 余剰資金などを中央銀行に置くことで、
 国債を買ったり、市中銀行間で行われる入金と出金の差額から無担保コールなどを繰り返している。
 ‥市場に貸し出すよりは、そちらの利ざやが動機付けで金融が成り立っている。

 それもあるが、日々の利ざやの計算から中央銀行を外せない一番の理由は信用創造だ。
 中央銀行から借りてくる信用創造は、実は、入金と出金のど真ん中に位置している。

 「どうして市民が預けたカネを種銭にして貸し出すことが出来るだろうか?」

 それはそのままにぐるぐると回ることになり、市中銀行としては誰のモノかを主張できなくなる。
 預かっているお金が手元にあるとは限らない状況に置かれるからだ。
 そこで混乱を事前に小さくする為の手段として、担保を準備させる。(準備預金)
 その担保を中央銀行に定期的に納めることで、中央銀行から刷ったカネを引っ張るのだ。
 ‥簡単にそれを信用創造という。


 担保に金利は付かない。でも預けているのだからマイナスになると金利を払う形になる。
 ‥ただ、規模として担保の方が圧倒的に小さいのは言うまでもない。
 ‥それでも預けてある担保が小さくなると言うのは、市中銀行としては大問題だ。

 一般の預金で考えれば、
 それの総額は、市中銀行にしてみれば中央銀行に対しての担保上限の最大を意味する。
 ‥最大と言っても、日々の経営等での運用枠を外すことは出来ないから、尚更に目減りを嫌う。


 陰謀論的には、マイナス金利が庶民のカネを吸い取るなどとの懸念があるが
 中央銀行が政策金利で金利を得られる規模とを比較した場合、それはどう考えたって小さいのだ。
 ‥中小が借り剥がされて倒産に追い込まれるよりは、市中銀行が身銭を切ることになる方向性だろう。
 ‥トカゲの尻尾切りだ。

 ならば、市中銀行の選ぶ道は一つしかない。
 中央銀行を見限って、政府通貨に音頭を向けざるを得ない‥まぁそういう流れかと。


> 実際その前段階として、日銀はずいぶんと国債を買い上げている。
> 市場には潤沢に買えるほどの国債が無いのだという。
> つまり、日銀と市中銀行をいつ切り離しても混乱が起きない手順を踏んできていると考えて良い。


 日本政府は未だ陥落できていないようだが、日銀はすでに陥落できているように思われる。
 ‥黒田はちゃっかり・・・・イの立場にあるのではないのかと。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:39 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする

2016年01月08日

【刮目】長の意味と会議の意味

改稿.2016/01/11...20160108...

> どのような制度であっても、自由に意見を述べられる空気は活気を生み出す。


 しかし、能力主義を意識し始めると
 途端に、如何に賢いかということに集約されがちだ。
 ‥そこで、我先に自分の意見または技を、まくしたてるという流れを醸し出す。


> どのような制度であれ、長たる者に決定権がある。


 そこを顧みるならば、自由に意見を述べることと能力には関係が無い。
 自由に意見を述べることに、如何に賢く、どの考えが正しいかなどを考える必要など無い。
 なぜなら、最後に決定を下すのは長の務めであり権限である。
 ‥会議に求められているのは、考えを持つことと述べることと出し尽くすことである。


 そしてまた

 長は、一番に正しいと思える考えを、常に採用する意味も無い。
 なぜなら、そのような解釈には兎角パターンを発生させる。
 負荷と経験は、均等に与えるべきである。

 特定のパターンにハマっていくと、偏った人選に陥りがちになる。
 満足と経験が異なるばかりなら、細かい理解には及ばない。
 ‥不均衡があれば、そこに負担が掛かりいずれ崩壊する。

 それが人であれば尚のこと。不満を理由に去るか、派閥を形成して独占を目論むかだ‥
 ‥上への不満、下への不満、どっちもそんなところだ。

 うまく行こうと行くまいと、均等に負荷を与えていれば、そのような分裂は生じない。
 誰しもが活躍できていると自覚できるだけの状況を生み出すことこそが、
 長としての最上の決定方向である。
 ‥利益利益と何を以て利益とするかは、組織全体のやる気を見れば明らかである。


> やる気こそが成功を引き寄せるのであり、アイデアや理屈が利益を引き寄せるのでは無い。


 ‥長期的展望で推し量れば推し量るほど、長のすべきが何たるかは明らかである。

 しかし通常、十分な人材などと言う傾向には無い。
 それゆえ、ハイリスク、ハイリターンなどと言ってみては気取りたくもなるのだろう。

 もっとも恥ずべきリスクとは、経営責任を担う側が現場と対象を知らないことだ。
 開拓すべき課題ともなれば尚のこと。知らないのであれば長としての資格などあるまい。
 ‥机上の妄想しかできぬ輩を上に戴くなど、これほどに愚かしい選択もない。


> 成功があるのではない。活躍の機会と場が均等に割り振られているかどうかだ。


 均等に割り振られておらぬ状況とは、結局、そこに居る人を見ていないということになる。
 ‥人を見ることができていないから、成果主義などとまくしたてるのだ。呑まれてはダメだ。
 ‥人を活かす・育てるとした気概に欠くから、ずさんに扱う鏡似性ということになる。汝はどうか。

 社会全体で、ずさんに陥ると本当にどうしようもない。
 ‥その本質が能力主義&成果査定。


> じゃ給料はどう決めれば良いかって?


 活躍の負荷が均等に割り振られていることを、皆が納得できていれば、
 ドングリの背比べでも構わないと言うことになる。(差の緩やかな給与体系)
 ‥そもそも何を前提にわたしが一番に頑張っているなどと思い込めるのだろうか。
 ‥そこにあるのは不満でしかない。そこを具体的に訴えることができない時点で人並みなのだ。


 貴重な体験の裏では、誰かがリスクを感じてハラハラとしているものだ。
 ‥させて頂いているのに、隣の人以上にさらなる待遇を求めるのもどうかしている。
 ‥さらなる待遇を求めた時、その時は、別のことをしているはずである。
 ‥機会を得られることこそが待遇に当たるからだ。


 貰える金額に気持ちが傾くなら休めば好い。
 ‥負荷が見合っていないのだ。そう訴えれば良い。その時、必ずしや課題が浮上するだろう。
 ‥課題を克服するだけの見切りを持ち合わせていないのに、金額云々はお互い様だ。
 ‥しわ寄せが嫌なら、不公平だと思うなら、それを選択せずに済むように負荷の視点を変えれば好い。
 ‥得意な事・してみたい事だけがあなたを生かすとは限らないのだから。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 05:03 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする

2016年01月04日

【信長の野望】当時の大砲は青銅製だった

記稿.2016/01/04

> 威力増大の鉄製の大砲を外国に売りつける前に、貿易船に標準で搭載するのが防衛の常識。


 当時の船の大きさでは、鉄製の大砲はデカいし重かった。
 でも玉は鉄製だった。さすがに威力重視の様子。
 ちなみに、鉄砲の弾は鉛製。こちらも威力重視の様子。
 (弾だけは、輸入に頼っていた模様)

 さらに

 当時の輸入対象は、イギリス製のカルバリン砲が出てくるまでは
 フランキ砲がもっぱらであり、その射程はなんと100m。(※カルバリン砲は500m)
 ‥鉄砲より射程が短い気がする。ゲーム的には修正が求められる。大友宗麟ピンチ。
 ‥否否、これで薩摩が普通に強く出るようになる。

 ということは

 大筒の扱いを二段階に構成することができる。
 つまり、プロテスタント商人の到来をイベント化すれば良い。
 ‥それまでの間、大筒は城の防衛にしか使えない扱いになる。

 当時の商売では、高く買わないとライバル勢力に売りに出されてしまう。
 ‥今時代のどこに対しても値切るような価値観は存在していなかった。
 ‥より高く買うことで、ライバル勢力への兵器転売の流出を防ぐのだ。
 (これの要素もゲームバランスを得る上で欠かせない)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 19:31 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする

2016年01月03日

【素人】リニアトンネル工事のリスク

記稿.2016/01/03

> リニアトンネル工事の受注は大成だけだとか‥


 ‥その他は、工事リスクの高さに及び腰なんだとか
 その中でも一番に引っかかっているのがおカネ。
 追加請求がまったくできない契約になっているという。
 JRからの予算振りなので尚更なんだとか。


> ということで、工事リスクのパターンを列挙してみようと思いたち‥


 まず湧き水問題は、素人でも分かります。
 でも水は水でも温水が湧く可能性も否定できません。
 中には、まさかのマグマ溜り付近との対峙なんてことにも。

 ‥仮にそうなると、シールド装置の回路が作動しなくなるなどのお手上げ状態が予想されます。
 ‥そもそもにしてそんなコースのまま採用などできかねます。
 ‥箝口令が引かれたまま工事続行を案じても、工事中の不安を払拭できなければ炎上と言うことにも。
 (JR株から名古屋の地価下落まで、上昇分は確実に吹っ飛びます)


 マグマ溜りを想定すると忘れてはならないのが、まさかの風穴との対峙です。

 風穴や鍾乳洞地帯にぶつかると、シールド工法以外の処置が追加されてきます。
 それ以前の課題として、地形の詳細を把握する必要に迫られます。
 ‥予算が決められている段階では、相当の赤字出血に悩ましさが。


 マグマを想定するなら、誤算の鉱山地帯との対峙も検討されるでしょう。

 中でも金鉱脈の発見ともなれば、国も黙っちゃいません。予算が付くかも知れません。
 鉄や銅なら、予算不足を背景にした権利の主張なんてことにも。
 素人でも石炭の出る率は低いだろうと思うところ。でもガスへの警戒は大きいようです。
 ‥ガスと言っても、硫黄の類いなんだろうと思いますが、硫黄層なんて有るんでしょうかね?


> あと、断層懸念があるようですが、素人的には解決方法があるのではと思っちゃうところです。


 「え?対策無いんですか?、まさかのコンクリート強度だけの依存とか」
 「それとも企業秘密で申し上げられませんとか」
 「いや〜‥それって、ぶっちゃけた話、安全対策無しの手抜きということに」

 「断層と断層の亀裂発生の間に閉じ込められたらどうすんの?」

 「乗客は歩いて避難するんですか?」
 「歩くだけで済むならまだしも、水が噴き出してこないなんてことは保証されていません。」
 「考えただけでも、民族的なトラウマが‥」
 「その前に、作業員がそのことに気がついたら退いちゃいます。」

 原発解体作業とのリスクと比較しても、余りにもヤバそうな空気は博打同然です。
 ‥それはそうと

 「地震が来る度に総点検するんですよね?」
 「一層のこと、地震計を置くことを理由に国から予算を引っ張った方が好いんじゃないの?」
 「すると、嫌でもネット回線を引くことに‥これは凄い」
 「断層がズレてもネット回線が途絶えないように、程度たるみを設けておくことも検討すべきかと」
 「回線さえつながっていれば、とりあえず地震直後の連絡とオンライン上からの点検は可能です」


> それはそうと


 超伝導の冷却に「熱音響冷却システム」の導入は検討されていないのですか?
 各所に温水等の熱源があれば、それを逆手に利用して電力を削減できる。
 ‥電力を削減できれば、資本回収を早期に実現可能。まぁそういう話ですよね。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 10:19 | Comment(0) | 刮目/2016 | 更新情報をチェックする