2016年12月15日

【プレバト】丸の内のイルミネーション、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/12/15

|飾り夜を振り返りぬれ時計見る
|飾り夜にまっすぐ終えてきっと来る
|飾り夜の待ちに待ちたる背な来たり
|飾り夜や都心にくっつく今宵かな



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



語稚草

 飾り夜【かざりよ】‥主に、イルミネーションに飾られた夜の街通りを指す。(冬)


> ‥「飾り夜」をどう考えるかですが


 まず、七夕にしても、夏祭りにしても‥飾ると言えば飾りますが
 それぞれに季語がありますので、ここはもう、冬のイルミネーションに席を譲るしかありません。
 クリスマスの印象にも思わせるところもありますが、あくまで冬のイルミネーションの位置づけです。


稚草

> ところで


 ‥微妙な展開です

 野郎は徒歩でやって来るのでしょうか?、それとも車?
 どこかに駐車してから現れるのが‥まぁなんというか、シチュエーションかと。

 (だって連れ添って歩けねぇじゃん、歩くか歩かないかの差だけどな)
 (どちらにしても、飲む気ならどこかに止めっぱなしが筋になる)


 ‥あと、メールを打つかどうか?

 打たれると「面倒くせー」とかあるわけでーす。
 仕事終えたばかりでの急ぎ足だったなら、
 ‥「ほんと勘弁して欲しいわ」という事にも。
 (約束の時間が来れば、問答無用でしょうけどね。五分前に着いた発信ぐらいはお約束かと)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:14 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年12月08日

【プレバト】雪の列車、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/12/08

|細氷や待てる駅に吾ひとり
|幻日や汽笛が走る雪の原
|雪よぎる軌条に消ゆ太陽柱
|月暈や雪見の駅に降り立ちて



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



語稚草

 細氷【さいひょう】‥いわゆるダイヤモンドダストどえーす。(晴れ間のようでも雪の扱いでーす)
 幻日【げんじつ】‥太陽が大気中のレンズ効果で(現象が全部揃うと)神の目のように見える。
 太陽柱【たいようちゅう】‥とくに冬に限らず、朝か夕に太陽の光筋が上方に立ち伸びるような光景。
 月暈【つきがさ・げつうん】‥月の周囲に見える光の環&輪。

 ※ 「細氷」と「幻日」は冬の季語になりうるが、「太陽柱」と「月暈」は該当せず。


 



稚草

 ‥(やれやれ)基本的に「雪の」と書けば、雪が降っとるわけでして
 そこに気がついて、えらい手間取っちまいました。

 「雪の晴れ間」のように断っちまえば、晴れてるわけですが、
 「太陽柱」と「月暈」はどうにもそれのインパクトが不足していまして
 ‥斯様な感じにまとまりました。


> 言い訳をしておくと


 ‥概ね、太陽柱が消えるのは、山の向こうです。
 少なくともそれが「軌条に消ゆ」の条件です。海では違ってしまうのです。
 北海道と言えども、西向きが見えるように路線が行き交うのは、太平洋側の海岸沿いかと思います。
 山中を走っていては、「軌条に消ゆ」なんて前に隠れてしまうかと(見えない見えづらい)
 そりゃ北海道はデッカいだけに、
 局部的に軌条の向こうに沈みそうな地形は、他にもいくらか候補は上がると思いますが
 それとて、電車の本数を鑑みるに車窓からのチャンスは少ないかと‥(待ちぼうけが前提です)

 ‥狙うとすれば、朝方の方の太陽柱だと思います。
 でも「昇る」にしては、余計に字余りになっちまうんです!


 月暈が電車の頭上に位置するなら、電車の窓から見えるかどうかは微妙でしょう。
 ‥ということで、駅に降りて始めて気がつくなんて具合かなと。


 (面白いことに、そんな具合に音数が整うんですな、さすがに太陽柱は下五だけ字余りですが)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:27 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年11月28日

【修正】完了・存続の助動詞「り」の認識不足だった‥orz

記稿.2016/11/28

> 「るる」問題、とりあえず、【二次創作】のんのんびより‥まで修正しました。
> まだあるようです...orz


 概ね、完了・存続の助動詞「り」の認識不足でした。

 例えば
 降るの命令形[ふれ]+助動詞[り] → 降れり
 降るの命令形[ふれ]+助動詞[り]連体形[る] → 降れる

 ‥のケースで修正するのが多かったです。
 助動詞「る」が当てはまるケースは少なかったです。

 (四段動詞で降るる×ですが、触れる[ふる]は下二段動詞なので触るる○です)
 (ちなみに‥「知る」は、四段と下二段の両方を備える二刀流です)
 (数々の特殊形が見られるので、その都度注意が必要です。馴れでしょうけどね)


> ‥ちなみに


 下二段動詞に、助動詞「り」は付きません。
 下二段動詞の場合、晴れる[はる]の命令形が[はれよ]なので、「よ」はどかせないんですね。
 つまり、命令形で「〜よ」のパターンは概ね下二段動詞となり
 「るる」に見られる、「○る」によるあたかも助動詞が付いてるような連体形が成り立つ形です。


 (それだけに、「るる」には、様々な意味が籠もる印象があるのだと思います)


 ‥勘違いの無いように付け足しておくと
 四段動詞の場合の命令形には、助詞「よ」が引っ付く形式です。
 下二段動詞の場合の命令形「〜よ」は、助詞の扱いに無いんですね。

 (実に変な話ですが、そうなってるようです)
 (実に変な話ですが、そうなってるようです)
 (授業で聞いたこともないので見落としてましたが、不可解極まりない部分です)
 (‥ハッキリって、そんなわきゃねーだろうが!、ちゃんと説明しろよおい!、学者出て来いや!)
 (なに知ったかぶって、高い給料貰ってんだよ、スルーしてんじゃねーぞ、コラッw!)

 (だからよ‥「知れよ」の「よ」は、助詞なの?お化けなの?)

 (別に好いんだよ半分お化けだってさ、ちゃんとそうやって書いとけよ)
 (見栄を張ってしらばくれてんじゃねよ)
 (そんなだから煙たがられるんだぜ、ガリ勉とか机の上だけの奴らとかってな)


> 変わったところでは、推定の助動詞「らし」を覚えました。


 降るらし‥というように終止形に付きます。
 「降るようだ‥、降るにちがいない‥」まぁそんな感じで使います。


 ‥それにしてもなぜ、「り」だけ認識からすっぽと抜けてたんでしょうかね??

 まぁその辺、自分ばかりでなく、多くの方もそうだと思います。
 「り」を理解すると、途端に「らし」が理解できちゃうんですよ。

 ‥気がついてしまうと
 まるで、「るる」に化かされてきたかのような錯覚に思えます。


> あと、過去推量と現在推量なんてのもありました。


 現在推量「らむ」に対して、過去推量「けむ」が見られるようです。
 「けむ」の名残が関西方面の「〜じゃけん」の「けん」に名残を見せているように思われます。

 現代文としては、推量に、過去も未来も現在も関係なく、
 前提とする時間を先に示してから、話を進めると思いますが
 現在推量とか過去推量の区別ってなんか横文字文法みたいですよね。
 ‥日本人の思考には馴染まなかったんで、消えたんだと思わざるを得ません。

 そこは兎も角、

 ‥奥が深いというのか、文語とは一体何物なんだと思わざるを得ません。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:52 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

【プレバト】冬の新宿駅、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/11/24

|驕るほどビル風厳し冬選挙
|睨まれてかじかむ声の選挙カー
|拾うのは揚げ足撮れる冬スマホ   (るる訂正:2016/11/27)
|炎上や冬ざれ噛みぬ駅の前



> うた詠み終わります、ありがとうございました。


稚草

> 最近の新宿と云ったら、こんなもんだろう。(まったく分からん)


 ‥ここのところ、総選挙も冬が多い気がするが
 何をそんなに冷たい風の中の雑踏に立ちたいのだろうと思うばかりである。
 そういう自分たちであることをまるで自慢げに意識させたいみたいだよね。

 「で、解散総選挙あるんですかね?」
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:10 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年11月17日

【プレバト】イチョウ並木の公園、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/11/17

|青の下黄の道降れる秋うらら     (るる訂正:2016/11/27)
|この道に果てしなき銀杏や「ふふっ」
|往く人の腰高きままイチョウ狩り
|佇み余所に銀杏拾う食い気かな

|どの顔も連れ添い歩く黄葉かな

|拾い上げばんざいぽいとイチョウ風
|木枯らしのあとや絨毯吾ひとり
|この秋もいずれ鎮まる濡れ並木
|まっすぐに尽きてイチョウ丸坊主



> うた詠み終わります、ありがとうございました。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:44 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年11月03日

【プレバト】紅葉・日光いろは坂、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/11/03

|紅葉坂ゆるりゆるりと列日和
|粉筋になるほど踏まる紅葉沿い
|天下垂る奥まる白糸 滝紅葉
|湖面打つ逆さ紅葉男体山


 ※ 白糸(はくし)
 ※ 参考サイト画像 


> うた詠み終わります、ありがとうございました。


稚草

 ‥これはこれは
 いろは坂を登ってUターンしている場合じゃない。
 中禅寺湖まで行かないと。 


> この秋は、どんだけ「紅葉」を詠んだんだ??


 しかも画面の前だからな(そんなんで好いのだろうか??)
 ‥文句があるなら格差社会に言っとけよな。
 ‥間違ってもこっちに妬かないように。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:51 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年10月27日

【プレバト】箱根のススキ、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/10/27

|芒路はなぜにまっすぐ平伏さず
|芒原 馬をとばすも江戸遙か
|夕芒急ぐ用なりまず湯本
|見たくあれやっぱり通過夕芒


> うた詠み終わります、ありがとうございました。


稚草

 去年も同じお題があったぞ、「秋の箱根すすき」とか‥
 ‥それにしても、変化に乏しいお題だな。

 まぁプレバトに付き合うのも一年区切りの予定だから
 ‥せいぜい、菜の花のお題あたりまでかな。
 ‥勝手に句講座が半端ねぇからアニメを見る暇がねぇ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:25 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年10月13日

【プレバト】秋の運動会、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/10/13

|空砲や快晴の朝 運動会

|新シューズこの日におろす運動会

|鰯雲 グランド行進はずむ足
|鰯雲 グランド溢るラジオ体操
|マーチ浴び次つぎ走る運動会
|運動会 転び遠のく赤リボン

|玉入れや投げても見えじなんぞ秋
|玉入れや一つ二つと数ふ秋
|玉入れや合戦なんだ覚ゆ秋
|紅白をへだてず念ひ天高し



> うた詠み終わります、ありがとうございました。


稚草

 幼稚園だったか、小学校だったかそんなのは忘れたが、
 馬鹿の付く口数の少なき親に育つと、何事も空気というのがまずわからん。

 玉入れしてても、四方八方から飛んでくるから
 自分が投げた玉が入ったかなんてちっともわからない。
 ‥それのどこが楽しいのかと思ったものだ。

 籠に入ったそれを数えて勝敗を決める競技だとわかったのは
 練習中だったか本番だったかまぁ忘れたが、
 ‥その頃からすでに団体競技には向かない性格だったと思う。
↓/手直しの手直しを読む/↓
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:40 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年09月29日

【プレバト】コスモス畑、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/09/29

|一輪の強さは無くも秋桜
|物申す多背でほほえむ秋桜
|ますますや伸びるコスモス背伸び女子
|野原から叫ぶコスモスここで生きむ



> うた詠み終わります、ありがとうございました。


稚草

> ‥俳句と言うよりは川柳よりかなと。


 ナデシコではこうは詠めないよな。
 コスモスの方がイメージがしっくり来る。
 ‥なでしこジャパンよりコスモス日本なんだろうな。

 「なでしこ」なんて、言っちゃあ‥今やただの余韻もとい妄想にしかないからな。


 昔(弥生以前ぐらい)は外来植物が少なかったから、大和撫子なんて表現になったんだろう。
 ‥じゃ、当時はナデシコが群生してたのか??

 それはそれで興味のあるところだが、区分の境はやはり徐福集団の渡日だろうな。

 徐福集団が植物を持ち込まなかったなんてことはありえない。
 その辺りから平安にかけて中華風の味付けが加わり、さらに黒船により欧州風の味付けが加わり
 ベルリンの壁が壊れたあたりから、一気に従来種の駆逐が激しくなり
 ‥同時に、道路開通やら山開きラッシュッで山岳部にまで及ぶようになったと。


 (今咲いてる風景を詠もうってなだけで、現代風って事なんだと思う)
 (‥まぁ人のすることなんて、そんなに変わらんだろうけど‥否、科学が入れば違うか)
↓/手直しの手直しを読む/↓
posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:06 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年09月22日

【プレバト】富士と稲刈りと案山子、俺も詠んでみた

向宜詠吟.2016/09/22

|富士を背に忙しき影 案山子の背
|青と黄に映ゆる秋の田おらが富士    (2016/11/27)
|鎌を手に刈るたび伝ふ秋の音
|稲影やどんどん減れる刈田暮れ     (るる訂正:2016/11/27)



> うた詠み終わります、ありがとうございました。


稚草

 稲刈りも案山子も季語なので、両方は入りません。
 この案山子がね‥というか富士との絡みがムズい。
 ‥ググってみると、笑っちゃう案山子が流行っているかのようだ。

 お題の写真は、真面目にもベタに働いている動作を真似ており、どこか詠みづらい。
 田んぼだって、実りきっているのかというと刈るにはまだまだ二週間ぐらい先かなの気配。

 ‥つまり

 そのぐらいの時期に案山子を立てておかないと雀に目を付けられるという事になるのかなと‥
↓/手直しの手直しを読む/↓
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:15 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする