↓5)向宜詠吟.2017/01/04
|名も知らず継ぐ父の鉢母の鉢 選者
|名も知らず継ぐ父の鉢母の鉢 出自ぞあろうひとりひとりに
‥「鉢」が人の器を思わせるのが面白いっす
「父の鉢」「母の鉢」を受け継いでそこにその人が在るのだと、そんな風に受け取りました。
こうして鉢に置き換えてみると、平凡でも、鉢として成り立つ事の方が興味深いのです。
「器」などと用いると、ついつい大きい方が好いなどと思いがちです。
「鉢」と用いることで、適度なサイズで成り立てば十分だとの印象に変わるのです。
> ‥これは良き勉強になりました
|知るよりも知らない事が武器になる 焼津市小土
|識るよりもまずは形と腹括る 立てば開かむ立たねば開かじ
‥知らない事が武器になるなんてね、若い内だけでーす。
年重ねても、同じように思ってるようじゃ武器どころかリスクでーす。
> ‥猛将・本多忠勝が形から入るタイプだったそうですが
6mもの槍(蜻蛉切)を携えてりゃ、そりゃ、雑魚はビビって近寄らんでしょう。
名のある武将にしたって、ハッタリで無く使いこなしていては、相手にしたいとは思わんでしょう。
そういう形を以て、形から入れというのなら
すでに見ている形からして、全然違うと言う事です。
ちなみに、6mから振り下ろされる槍先は、2階から飛び降りて刀を突き立てるのと同じ効果‥
> すでに見ている次元が違かったのが、本多忠勝の強さの秘訣かと。
‥その言葉を正確に表現すれば、「念い即行動せよ」という事になりますな。
「思いつきの是非など問わずに、念いをそのままに現せ」だったのだと思います。
でもそれって、忠勝自身、自ら動く時はスゲー無鉄砲でもあったって事ですな。
実際、その手の武勇伝がしばしば登場する御仁だったようでーす。
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